モロバ 「邪魔立てするかァ……?」 |
キヤハ 「…やるしかないってんなら」 |
はふり 「お願いね、あたしのわんちゃん」 |
”まかせろ”と、犬が前に立つ。 |
レイセー 「頑張ろうか」 |
歩行石壁 「俺を越えてみろぉぉッ!!」 |
大黒猫 「にゃ・・・」 |
歩行石壁 「俺を越えてみろぉぉッ!!」 |
モロバ 「魔術師(メイガス)が一人、その力は二対、その武器は四種……」 |
モロバ 「アブラハダブラなる言葉の主、 宇宙の父にして母なる者、三角形内の目よ……」 |
モロバ 「"三"とつりあうことになる"八重の言葉"を以て、"無限の至福"と"無限の鎧"をもたらさん……!」 |
はふり 「ここは、ケンセイしておきましょ」 |
大黒猫 「にゃ・・・!!」 |
キヤハ 「とりあえず動きを止めれば……」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
歩行石壁 「越えられるか?この俺をよ・・・」 |
歩行石壁 「越えられるか?この俺をよ・・・」 |
モロバ 「澄火清明――澄水清明――澄風清明――!」 |
モロバ 「八隅八気かの五体を堅助せよ!」 |
はふり 「ここは、ケンセイしておきましょ」 |
大黒猫 「にゃにゃにゃ・・・・・」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
キヤハ 「こ、この…」 |
歩行石壁 「越えられるか?この俺をよ・・・」 |
歩行石壁 「越えられるか?この俺をよ・・・」 |
モロバ 「澄火清明――澄水清明――澄風清明――!」 |
モロバ クーラト 「ッッッらァ ! ! 帰力 ! ! 」 |
レイセー 「ありがとう、助かるよ。」 |
はふり 「みんな、ふんばって!」 |
犬が地面を前足で叩くと、冗談のように地が割れ、震えた |
犬は若干悲しそうな顔をした。 |
億劫そうに避けた獲物を見る。 |
大黒猫 「にゃにゃ!!」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
レイセー 「当たってくれると良いんだけど!」 |
キヤハ 「舐めんじゃないっての!」 |
キヤハ 「こ、この…」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
歩行石壁 「越えられるか?この俺をよ・・・」 |
歩行石壁 「越えられるか?この俺をよ・・・」 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ クーラト 「ッッッらァ ! ! 帰力 ! ! 」 |
レイセー 「ありがとう、助かるよ。」 |
はふり 「レオン、ここは時間をかせいで!」 |
低く喉を鳴らす。 |
大黒猫 「にゃ!」 |
キヤハ 「死んだらどーしてくれんの…!」 |
レイセー 「足が速いやつだ。」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
歩行石壁 「フンヌッ!!」 |
犬はあくびをした。 |
歩行石壁 「フンヌッ!!」 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ クーラト 「ッッッらァ ! ! 帰力 ! ! 」 |
レイセー 「ありがとう、助かるよ。」 |
はふり 「レオン、ここは時間をかせいで!」 |
大黒猫 「にゃ!」 |
レイセー 「当たってくれると良いんだけど!」 |
キヤハ 「いい加減しつこい!!」 |
歩行石壁 「崩れやしねぇぜ。」 |
歩行石壁 「崩れやしねぇぜ。」 |
モロバ 「澄火清明――澄水清明――澄風清明――!」 |
モロバ 「木・火・土・金・水 ! 大いなる万物の空にて、汝に再誕を約す ! 」 |
モロバ レ・サンクトゥス 「遊魂回帰 ! ! 」 |
軽快なステップから三度の爪攻撃! |
大黒猫 「にゃ!」 |
キヤハ 「あいつは…あたしがやる!!」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
歩行石壁 「フンヌッ!!」 |
歩行石壁 「フンヌッ!!」 |
いつの間にか、犬は攻撃の範囲外に居た。 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ クーラト 「水行にて癒せ! 帰力 ! ! 」 |
はふり 「ありがとう、もう少しがんばれそうだわ!」 |
猛牛に勝るとも劣らぬぶちかまし! |
大黒猫 「にゃ!」 |
レイセー 「当たってくれると良いんだけど!」 |
キヤハ 「加減が要らないんなら…!」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
犬はあくびをした。 |
歩行石壁 「崩れやしねぇぜ。」 |
歩行石壁 「崩れやしねぇぜ。」 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ クーラト 「ッッッらァ ! ! 帰力 ! ! 」 |
はふり 「ありがとう、もう少しがんばれそうだわ!」 |
歩行石壁 「越えろって言ったのにィィッ!!!!」 |
大黒猫 「にゃ・・・」 |
歩行石壁 「この俺を無視・・・・・だと?」 |
急所を狙った鋭い突き―― |
大黒猫 「にゃ!」 |
犬はあくびをした。 |
キヤハ 「加減が要らないんなら…!」 |
前足でポンと押さえ込んだ。 |
歩行石壁 「崩れやしねぇぜ。」 |
モロバ 「成就吉祥!」 |
モロバ 「祈ってろ」 |
モロバ 「澄火清明――澄水清明――澄風清明――!」 |
モロバ 「これでビビるぐらいならさっさと逃げな!」 |
(犬にしては)巨体が弾丸のように迫る! |
でかい犬の体当たり! |
犬は軽く首を振った。 |
大黒猫 「にゃにゃ!!」 |
大黒猫 「にゃ!」 |
レイセー 「当たってくれると良いんだけど!」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
キヤハ 「は、外した…!」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
犬は首を振り、それを切り払う。 |
歩行石壁 「フンヌッ!!」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
モロバ 「澄火清明――澄水清明――澄風清明――!」 |
モロバ 「コレでも食らっとけ!」 |
歩行石壁 「越えろって言ったのにィィッ!!!!」 |
大黒猫 「にゃ・・・」 |
はふり 「いっせーのっ、かかれーっ!」 |
大黒猫 「にゃにゃ!!」 |
レイセー 「鬼さんこちら、手の鳴る方へ。」 |
犬は首を振り、それを切り払う。 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ 「コレでも食らっとけ!」 |
モロバ 「ブチのめすのは今の俺の仕事じゃねえ」 |
はふり 「いっせーのっ、かかれーっ!」 |
大黒猫 「にゃにゃ!!」 |
犬は首を振り、それを切り払う。 |
レイセー 「当たってくれると良いんだけど!」 |
キヤハ 「加減が要らないんなら…!」 |
モロバ 「成就吉祥!」 |
モロバ 「いっちょう脅かしてやるか!」 |
猛牛に勝るとも劣らぬぶちかまし! |
大黒猫 「にゃ!」 |
キヤハ 「死んだらどーしてくれんの…!」 |
キヤハ 「舐めんじゃないっての!」 |
キヤハ 「こ、この…」 |
キヤハ 「た、倒した…?」 |
いつの間にか、犬は攻撃の範囲外に居た。 |
はふり 「レオン、あぶない!」 |
モロバ 「成就吉祥!」 |
モロバ 「コレでも食らっとけ!」 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ 「これでビビるぐらいならさっさと逃げな!」 |
大黒猫 「にゃ・・・」 |
猛牛に勝るとも劣らぬぶちかまし! |
大黒猫 「にゃにゃ!!」 |
レイセー 「それじゃ行くよ!」 |
キヤハ 「ちょっと、こっちに来てるんだケド!」 |
キヤハ 「た、倒した…?」 |
モロバ 「火水風心、光無量!」 |
モロバ 「祈ってろ」 |
モロバのカード発動! |
カードが光り、兎の耳を持つ少女が傷ついた相手を追いつめる・・・! |
モロバ 「全く、手こずらせやがる」 |
大黒猫 「にゃぁ・・・」 |
0 0 0 0 3 0 |
0 0 0 0 1 0 |
0 1 0 4 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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モロバ 「二度と彷徨い出て来るんじゃない……!」 |
キヤハ 「まぁ、雑魚だったってことで」 |
はふり 「お疲れさま、あたしのレオン」 |
犬は静かに尻尾を振った。 |
レイセー 「あー、終わった終わった。」 |