「何でだろう。懐かしい――。
でも、何かが始まるみたいな・・・。
――うん。行ってみよう!」
■ 穂村 凜(ほむら りん)
イバラシティの某小学校に在籍する予定の5年生。
島に到着して間も無く、騒動に巻き込まれた転校生。
身長155cm、体重49kg程。年齢11歳。女性。
腰まで届く、触れると音が鳴りそうな長い黒髪。
暁光の様な金色の瞳をしており、目つきは鋭い。
体型は引き締まっているが歳不相応に成育良さげ。
色白だが血色は良く、体温が常人より幾分高い。
服の好みはカワイイ系よりは質がよく格好良いものの方。
性格は強気で頑固だが、人当たりはそう悪くない。
ただ気質故か、厳しい口調になってしまうのが悩み。
言動と仕草でよく怒っていると勘違いされ易いしさせ易い。
見た目以上に色々と知識だけは有る様子が伺える。
大体は親戚の青年に異能の使い方ごと叩き込まれた所為。
同時に少年ハートまで受け継いだため嗜好が男の子っぽい。
とは言え折角新しい土地に来たのだし色々試したいお年頃。
▼ 異能:躍動する理力(ライフフォース)
躍動し、成長し、前へ進もうとする生命の意志。その結実。
自身の生命エネルギーを理力として放出したり、生命に宿る
力を励起させることを可能とする異能。
無機物に仮初の生命を付与して一定時間動かす事も可能。
だが本人曰く、「自分の手足が伸びただけ」程度の力しか
現状では持たない。
≪相変わらずなのだな、君の直感頼りは――
しかし不快ではない。補佐しよう。適度には・・・だが。≫
■ “輝辰大醒”デストニアス
凜が以前住んでいた地域で人気の有ったロボ競技アニメの
玩具を改造した、一点もののプラモデル。
凜の異能発現と同時に意志を持ち、付き従っている。
鉱物的な質感を纏った異形の騎士鎧・・・なのだが
所謂スーパーでディフォルメされたような姿で威圧感は無い。
また、リアルよりはスーパー寄りで内蔵兵器で戦う感じ。
護身、雑用、その他小言まで思いの外有能かつ無理が利く。
ただし耐久性は基本プラモのそれなので無理は禁物。
大仰な二つ名は凜が二晩徹夜で考えた物なのだが正直変更して欲しいと思っている。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
※ 交流は歓迎しますが遅筆です。
遅れること切れることも多々有ります。