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<< 2:00>> 4:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [スキル]OK. 




――――――――――――――――――前回の日記――――――――――――――――――――


 目を開けたら、そこは戦場だった。
 否、戦場かどうかも判断はつかなかったが、襲ってきた化け物がいた。だから戦場でいいだろう。
 粘質で液体状の身体をもった、不思議な生き物が濁った声で鳴いている。

ユーキ
「? 」

 遅い。
 攻撃するつもりなのは分かった。
 襲ってきているのもわかった。
 だけど遅い。
 そのくらいのスピードなら、対応できる。
 だけど。

ユーキ
「―――」

 身体が重い。
 否、頭が働かない。
 頭が働かないせいで、身体が動かない。
 このままでは私はあの粘性の生き物に殺されるだろう。
 だから頭を働かせる。思考を加速する。
 早く思考を進めよう。
 こんな所で殺されてやるわけにはいかない。

 まずは私は。
 そうだ、私は、イバラシティという場所で。生活していて、喫茶店の店長代理をやっていて。

ユーキ
「―――ほんとうに?」

 そう、ほんとう。少なくとも、その記憶はある。
 でも、今の自分の身体はそうじゃない。子供のものだ。
 小さな頃、こんなだったはず。
    ・・・・・・・・
 でも、何の違和感もない。
 
 昔から違和感はあった。
 無意味に鍛えていた。
 確かに治安の悪い場所のある街だが、気配を消して闇夜から急所を狙う方法を、鍛える必要はあっただろうか。
 殺される想定の回避など、あの街で必要だっただろうか。
 流通が整っているあの街で、野生動物を狩り、それを生きる糧にする方法を鍛えていたのか。

ユーキ
「……私、返した方がいいかしら?」

 心の中の少女に言葉を紡ぐ。恐らく彼女が本物だ。私は仮初の存在なのだろう。
 だから、あるべきものはあるべき場所へ。私は彼女へと溶け込み始めている。
           ・・
 だが、今はその時間がない。

 人間が20年ほど生きた記憶。それを把握するのに何分。何時間かかるのだろう。

 それが少女の思考を邪魔している。そして今、私の存在が彼女の命を危機においやっている。
 このまま動かなければ、二人とも死ぬしかない。
 強制的に私の記憶を捨てれば、そんな時間は要さない筈だ。
 私も頭ではよくわからないが、それができると感覚が言っている。
 この20年で培った"私"という存在を取り込むのではなく、切り捨てれば、即応が可能だと。

ユーキ
「んーん」

 少女は首を横に振った。
 子供ならではの優しさなのか。彼女はまっすぐな目で私を見上げていた。
 だが悠長に話をする時間はない筈だ。さっさと私は私という自我を捨てなければ――。

ユーキ
「もう、全部、見れた、から」

 ユーキ
 私の左目が、妖しく光った。
 そして、私は、ナニカに飲み込まれる。
 暗いような、深いような、それでいて広くて、蒼い。
 そこに不安はなく、ただあるべきものがあるべき所に戻るだけ。そんな確信がある。

ユーキ
「ああ、これが―――」


ユーキ
「―――私」

 身体の自由は戻った。
 少女の脚は地面を蹴り、遅い来る粘液のような生物の攻撃を躱す。
 攻撃を外し、体勢が崩れたその生き物に、腰に釣った刀の形をしたプレートを引き抜き、一閃。
                 ・・・・・・・・
 殴られて吹き飛ぶ生物を、そのまま走って追いついた少女は、その勢いのままプレートで殴打。3回フルスイングした辺りで、その生き物は動くのを止めていた。

ユーキ
「ん。」

 屍になった生き物を確認しながら、少女は一度だけ頷いた。

 少女は全てを覚えている。
 数多の世界で戦った己の記憶も。
 比較的平和な世界で、それなりの生活をしていた己の記憶も。

 でも、それでもユーキは変わらない。
 彼女は、ただ己の思うがままに生きるだけだ。
 助けたい人助けて、倒したい人を倒す。特に興味なければ、何もしない。
 難しい事を考えているようで、思ったように行動しているだけである。この少女は。

ユーキ
「あ―――」


 だから少女は駆ける。
 たまたま目にとまった者を、助けたいと思ったのだろう。
 そんな様を見て、少女に溶け込みつつある私は、独りごちる。

ユーキ
「――ああ、わりとやっかいだったんだ。私って――」



――――――――――――――――――今回の日記――――――――――――――――――――



――なぜ、所有権を明け渡したのですか――?

ユーキ
「……なんでインタビュー形式? いや、別にいいけど」
ユーキ
「で、所有権?」

――はい、主人格、とでも言えばいいでしょうか――。

――二十年と数年あまりの日々。培った記憶。それを、貴女はいとも簡単に放棄した。――。

――その理由をお聞きしたいのです――。

ユーキ
「そうは言うけど、本物はあっちの記憶なわけじゃない?」

――そこまで簡単な話ではないのは、分かっているでしょう――?

――そんな言葉で片付けて良いほど、人一人の人生は軽くない筈です――。

ユーキ
「……そうね。確かに、そうかも」
ユーキ
「でもね、私はユーキなのよ。良くも悪くも、あの子と同一人物」
ユーキ
「異なる人生を生きた。異なる歴史を過ぎた私。
本来、まったくの別人になる筈だった」
ユーキ
「けれど、あの子は仮初で覆うにはその生き様が濃すぎた。
それは少なからず『私』に影響を与えたの。多分、だけどね」
ユーキ
「だから、私とあの子は存外ブレが少ない。
それなら、本流があるのならそこに戻るべきと判断したわ」

――しかし、それなら尚のこと、どちらでもよかったのでは――?

――否、人としての経験値が多いアナタの方が――。

ユーキ
「思ってもない事を口にしないで。
確かに時間は長かったかもしれない。
だけど、私はあの子ほど濃い時間を送ったことは、きっとないわ」

――なるほど――。

ユーキ
「ああ、あと一つ。つまらない理由があるわね」

――? うかがいましょう――。

ユーキ
「年端も行かない子供よ? 助けるに決まっているじゃない」

――なるほど――。

『私』はその時ようやく納得した。
 この人は、記憶が、歴史がどう変わろうと、結局は根っこの所は善人なのだ。
 これだけの言葉を重ね、ようやく本音の部分が聞けた。

――十分です。ありがとうございました。我が主――。

ユーキ
「そう。満足したのなら、それでいいわ。
……またね」

――はい。おやすみなさい――。






ユーキ
「ん。無事みたい、で、よかった」
ユーキ
「ん、じゃあ、これから、一緒に、いく
(ぺたー、といずみにひっつくユーキであった)」

いずみ
「よう、前回は助かったぜ。
 しばらくヨロシクな。」















でじゃぶとりお
ENo.1379
狗翠 酉樹
ENo.1380
フーベル・ゲルミル
ENo.1409
"紗織"
ハザマに生きるもの
大黒猫A
キラービー
大黒猫B
















ペーパーデュエリスト
ENo.1008
都堂 陸
ENo.1009
此ノ花 結枝
ENo.1010
山伏うに
でじゃぶとりお
ENo.1379
狗翠 酉樹
ENo.1380
フーベル・ゲルミル
ENo.1409
"紗織"








ユーキ(1379)吸い殻 を入手!
いずみ(1380)パンの耳 を入手!
紗織(1409)ネジ を入手!
紗織(1409) を入手!
ユーキ(1379) を入手!
紗織(1409) を入手!






自然LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
変化LV1 UP!(LV9⇒10、-1CP)
武器LV3 UP!(LV23⇒26、-3CP)

としお(552) とカードを交換しました!

《虚言》あなたの後ろに (クイックアナライズ)


ヘイスト を研究しました!(深度1⇒2
ローエレメント を研究しました!(深度0⇒1
アクセルフォーム を研究しました!(深度0⇒1

ストーンブラスト を習得!
リジュヴェネイト を習得!
ロックスティング を習得!





チナミ区 H-11(道路)に移動!(体調20⇒19
チナミ区 I-11(道路)に移動!(体調19⇒18
チナミ区 J-11(山岳)に移動!(体調18⇒17
チナミ区 J-12(道路)に移動!(体調17⇒16
チナミ区 K-12(道路)に移動!(体調16⇒15













―― ハザマ時間が紡がれる。



Cross+Rose内が梅の花に囲まれた景色となる。



エディアン
「皆さんこんにちはー!!
 私はいま、梅楽園に来ていまーす!」



エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



エディアン
「・・・・・何か匂いますね。(くんくん・・・)
 ・・・これは!・・・パンケーキの香りッ」



エディアンが香りの元へと振り向くと――



ベニ
二本の角を持つ体格の良い赤い大鬼。怖い顔。
ネジリハチマキを頭に巻き、ボロボロの法被を着ている。



ベニ
「残念、こいつはベビーカステラだ。」



満開の梅のなか、小さな屋台を構え、窮屈そうにベビーカステラを焼く大きな鬼がいる。



エディアン
「ベビーカステラ!?私も食べてみ――」
ベニ
「残念、品切れだよ。」



鬼の口へと放り込まれる。



エディアン
「・・・・・。・・・何なんですか?
 ただ美味しいものを見せつけたい人ですか?」
ベニ
「ああそうさ、羨ましいだろ。」



口をもぐもぐさせながら、無愛想に返事をする。



エディアン
「・・・どうしてこんなところでこんなことを?」
ベニ
「あー、あんたエディ・・・アン?だったな。俺はベニだ。イバラじゃアカツカという名だった。
 あちらの生活がクセになっちまったようで、同じように梅楽園でこれを焼いちまってる。」
エディアン
「そうですか・・・ それにしても、よく道具や素材がありましたねぇ。」
ベニ
「残骸を根気強く漁ってみろ。イバラシティの物が深く埋もれていたりする。
 何故か新鮮な食い物だったりな。アンジニティに比べりゃここハザマすら天国だ。」
ベニ
「俺の住処ら辺にも食材が在ったようで、いま仲間に運ばせている。
 届いたらどんどん焼いてやる。飢えてっだろ、アンジニティ連中は。」
エディアン
「本当ですか!?それは楽しみですっ!!
 準備ができたらまたこうして連絡してくださいね!絶対行きますッ!!」



屋台の前ではしゃぐエディアン。



ベニ
「・・・あいよ、よろしくよろしく。あー、有料だから金は用意しとけよ。」
エディアン
「はい!皆さんもぜひぜひ訪れてみてくださいねぇ!!
 それでは、また来週・・・じゃなくって―― また1時間後っ!!」



チャットが閉じられる――














混ぜたら黄緑
ENo.1379
狗翠 酉樹
ENo.1380
フーベル・ゲルミル
ENo.1409
"紗織"
ハザマに生きるもの
歩行石壁
ダンデライオン
歩行石壁




665 631



2nd
ダンデライオン




5th
歩行石壁


6th
歩行石壁

















TeamNo.385
ENo.385
櫛屋敷 海綺
ENo.1159
裏辺 彩月
ENo.1302
花田杏奈
混ぜたら黄緑
ENo.1379
狗翠 酉樹
ENo.1380
フーベル・ゲルミル
ENo.1409
"紗織"




256 241













ENo.1379
狗翠 酉樹
異世界を渡る術を手に入れた幼子。12歳前後。
茨シティの仮の姿はなぜか大人になっている。理由は謎。
(戦場での姿は子供である)

黒い短剣を持っており、そこにはとてつもない力が内包されているが、戦闘では自分の力のみで戦っている。
バイオテクノロジーによる改造人間では一応あるが、その効果は子供が大人と戦う事ができるようになった程度。後は本人の技量と経験と気合である。

・考え方
 基本的にマイペース。かつサバイバル。
 やさしさや道徳は人一倍持ってはいるが、それを戦場には持ち込まないタイプ。(戦いの理由にはする)
 基本的に劣悪な環境で生きてきたため、生きるために誰かを襲うこと、不意打ち暗殺には肯定的。

・今回の戦いについて
 イバラの戦いには、単純に古巣だったからというシンプルな理由でアンジニティに参戦している。
 深く考えてない。

・異能
 左目がピンクに光る。目潰しにもならない、見つづけても害がない優しい光。
 意味? 本人曰く、かっこいい。
15 / 30
116 PS
チナミ区
K-12
行動順1【瞬速】DF↓
4500
330







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4ソード型プレート武器30攻撃10【射程1】
5アーマーベスト防具30敏捷10
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
9素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
10吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
11素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
時空10空間/時間/風
自然5植物/鉱物/地
変化10強化/弱化/変身
武器26武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
Bダッシュ
(ヘイスト)
5040自:AG増
ストーンブラスト5040敵:地撃
Aアップ
(ストレングス)
50100自:AT増
リジュヴェネイト5060味腐:HP増+衰弱・腐食を祝福化
ウィンドスピア50100敵貫:風痛撃
ロックスティング5050敵:地痛撃
Cラッシュ
(エアスラスト)
5060敵:4連風撃
ストライキング50150自:MHP・AT・DF増+連続減
スタートアップ
(アクセルフォーム)
60140自:AG・加速LV増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増





被研究カード名/スキルEPSP説明
《這い寄る影》
(ブレイク)
020敵:攻撃
トレイター
(エスコート)
080自:次受ダメ減+味列:護衛
《虚言》あなたの後ろに
(クイックアナライズ)
0200敵全:AG減




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]ヘイスト[ 1 ]ストレングス[ 1 ]エアスラスト
[ 1 ]アクセルフォーム[ 1 ]ローエレメント



PL / ユーキ