［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

＊＊＊

――こゆきがおぼえてる、ずっとずっと前のきおく。

こゆきには、パパとママがいた。


こゆきはようちえんにいる時から、おえかきがすきだった。
そらをとぶワンコ、ピンクのゾウさん、ハートのかたちのウサギさん。
先生もほめてくれるし、パパとママはこゆきのえが大すきだよっていってくれた。

でも、こゆきはおともだちをつくるのがとってもにがてだった。
みんなはいつもこゆきのえをみて、そんなのいないよって言ってくる。
こゆきが「いるもん！」っておこったら、みんなとケンカになったこともあった。
みんなこゆきのことをうそつきっていって、こゆきとおはなししてくれなくなった。

そうしたらパパとママがこゆきのために、ネコさんのぬいぐるみをかってくれた。
白くてふわふわしてて、とってもかわいくて、いいにおいがしたの。
こゆきは、おともだちができなくてもいいから、この子とおはなしできたらいいなっておもった。



そうしたら、かみさまがネコさんとおはなしできるチカラをくれた。
ネコさんはおはなしできるようになったかわりに、
ちょっと見た目もかわっちゃったけど、それでもやっぱりかわいくって。
なにより、こゆきがはじめてかいた、ネコさんにそっくりだったから。
こゆきはとってもうれしくて、パパとママに「みてみて」っていったの。








――××と××は、こゆきのことを「きもちわるい」っていった。








パパとママはいつも、こゆきのことをかわいいっていってくれるもん。
いいこだね、って、ほめてくれるもん。
こゆきのことをきもちわるいって言うはずないもん。
ネコさんだって、ほめてくれるはずだもん。


だから、こゆきのパパとママはきっとしんじゃったんだ、って。
パパとママのにせものが、こゆきのことをいじめようとしてるんだ、って。
ネコさんにそう言ったら、××と××は、次の日にはぐちゃぐちゃになってた。
ネコさんがやったの？ってきいたけど、ネコさんは「ぐるる」ってなくだけだった。





こゆきはなにも、わるくない。
わるいのは、こゆきをわかってくれない、みんなだもん。




こゆきは、こゆきをうそつきっていうみんなをゆるさない。
きっと、ほんとうのおともだちはどこかにいるはずだもん。
こゆきは、ほんとうのパパとママをさがしにいく。
きっと、××と××のかわりにパパとママはどこかにいっちゃったから。

にせものばっかりの、イバラシティなんていらない。
こゆきは、こゆきがにっこにこでげんきになれるばしょがほしい。




だから、こゆきは。

特に何もしませんでした。

駄石（50 PS）を購入しました。

命術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
呪術LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
具現LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
武器LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
付加LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
合成LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）

ドレイン を研究しました！（深度0⇒1）
ドレイン を研究しました！（深度1⇒2）
サモン：レッサーデーモン を研究しました！（深度0⇒1）

アクアヒール を習得！
ダークネス を習得！
クリエイト：タライ を習得！
ドレイン を習得！
ウォーターフォール を習得！
クリエイト：ファントム を習得！
エナジードレイン を習得！
召喚強化 を習得！
サモン：レッサーデーモン を習得！

次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5：出発地』に転送されました！

―― ハザマ時間が紡がれる。



Cross+Rose内が梅の花に囲まれた景色となる。












エディアンが香りの元へと振り向くと――









満開の梅のなか、小さな屋台を構え、窮屈そうにベビーカステラを焼く大きな鬼がいる。






鬼の口へと放り込まれる。






口をもぐもぐさせながら、無愛想に返事をする。






屋台の前ではしゃぐエディアン。






チャットが閉じられる――