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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




「普通」に暮していた。
「普通」に暮せていた。
大学に通って、レポートの締め切りに追われて友達とファミレスに行ったはずが何時間もだらだらして終わったり、カラオケに行ったり、週末に実家に帰って思い切り犬と遊んだり、新しいラーメン屋に行ってみたり……。
取るに足らない大切な「普通」の日々が、突然非日常に侵食されてしまった。
いや、榊という胡散臭い男が言うには侵食は既に始まっていたらしい。

何故か脳内に浮かぶ映像には男と大きな時計台。初めて見る筈のその文字盤に俺は何故か覚えがある気がして焦燥感に動悸が早まる。
「肩の力をだらーんと抜いてくださいませ!」
周囲に広がる赤黒い世界におかしいほど似つかわしくない、榊の笑顔と声。
---ここにいたくない。
本能からなのか、目が逃げ出せる場所をしきりに探している。四方は高い壁で囲われていてとても人が超えられるものではなく、出口も逃げ込める場所もない。
---侵略?勝負?調査?なんで俺が、こんなことを。
榊は俺の様子など気にもとめない様子で喋り続ける。
「ちょうど良いところに実験台が来たようですよ。」
振り向くと、そこには血色のどろどろとしたなにかがいた。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ァァ…………」
そいつの穴のような口から声のような音がする。穴のような目から明確な敵対の意思を感じる。
「ククッ…… 貴方の能力に、期待していますよ……?」
榊の楽しそうな声色が心底憎らしい。
---ここにいたくない。異能を使いたくない。
俺自身が「普通」でいるために。




異能を封じて暮してきた。それも「普通」でいるため。
異能を持つ人々が暮らすイバラシティにおいては、それは「普通」ではないかもしれないが。

昔、小学校に上がる前。その頃から俺は周りの子供より身体能力が高かった。それが異能によるものだとは何となくわかっていた。けれど周囲のへんちくりんな異能と比べると地味で退屈なものに感じていた。
最初の事件が起きたのは、小学校を卒業する頃。恐らく体の成長とともに異能にも何らかの変化が起きていたのだろうと思う。何気ないものが異能を活性化させるトリガーになるなんて思いもよらなかった。ある日、家で飼っていたかわいい小鳥を俺は食ってしまった。気がつけば金属の網がぐしゃぐしゃに歪められた鳥篭が目の前に転がっていた。辺りに散らばる白い羽と真っ赤な自分の手を交互に見つめて呆然としていた。自分に流れる血潮の音がやたらうるさく感じたのを覚えている。
それからも突然暴走する事件が何度もあった。唯一幸いだったのは、当時の俺がまだ幼くて力が弱かったことだろう。断絶した記憶の後、俺はいつも大人たちに押えつけられ冷ややかな視線を注がれていた。相手の腕には噛み傷が付いていて、俺の口の中は血の味がした。あの瞬間ほど自分が嫌いになるときなんてない。
異能を制御できず、暴れて食らおうとする、俺はただの獣だ。
結局、暴走のトリガーは食べ物だった。生の肉ならスシでもレアのステーキでも何でも食えば、異能の急激な活性化が起こる。初めて聞かされたときは耳を疑った。そんなものに日常を壊されてしまっていたのかと。学校に通うことができず一年以上も入院や謹慎を繰り返すうちに、俺はただ「普通」に暮らすことだけを切に願うようになっていた。

原因さえわかれば制御は容易だった。食べ物の管理で少しずつ人と同じ暮らしができるようになった。それが高校の頃。しかし、心が異能を拒絶していた。加熱してあっても肉を口にすると吐き気がして食えなくなった。体が成長した分、異能も強まっているかもしれない。もしも獣のような身体能力を使わなければならない場面になれば、今度はそれに引きずられて暴走してしまうのではないかという恐れがあった。今の俺が暴走したら今度こそ人を殺してしまうかもしれない。そういう思いから周囲と距離を取るようになっていた。
いつも通り放課後すぐに帰宅した俺を出迎えたのは見知らぬ一匹の子犬だった。小さな太い足、白黒の模様の丸っこい体、プンプン振り回している短いしっぽ。澄んだ水色の瞳がまっすぐ俺を見上げていた。トフィクと名づけられたそのハスキー犬は、暴走を克服した俺に両親が贈ったのだった。正直に言うと、俺は困惑した。殺してしまった小鳥のことが脳裏にあった。もし暴走すれば、真っ先に犠牲になるのはこの犬だ。だから弱い生き物を傍に置くことに抵抗があった。それでも世話はしなくてはならず、だんだんとトフィクと過ごす時間が増えていった。トフィクが家族の話題の中心になり、散歩中は公園で他の飼い主と世間話をしたり、偶然会ったクラスメイトと思いの外気が合うと知ったり、よく会話をするようになった。
俺一人では目を向けることのなかった世界をトフィクが見せてくれた。俺は俺の望んだ「普通」の存在の一部になれた気がした。




突然の異変、赤黒い世界と、異形との戦闘。俺は死にたくない、帰りたいという気持ちで無我夢中だった。記憶も時間も定かでなくなるほどに。
目の前の飛び散った赤い欠片と同じ色に染まった自分の手。まさかと口元に触れればぬるりとした感触がある。記憶がフラッシュバックして反射的に嘔吐しようとしたが、口からこぼれた唾液や胃液が顎を伝うばかりだった。異能を制御できなかった。
---食らってしまった。
頭の中が真っ白になって思考がその言葉で埋め尽くされる。潮騒がうるさい。だが、謎の映像と音声は絶え間なく脳内に差し込まれる。榊の目の前には一台のタクシーが停まっていた。タクシーの窓から顔を覗かせた運転手が軽く頭を下げる。返事もせず、座り込んで肩で息をするだけの俺を見かねてか、それとも飽きただけなのか、榊が声をかける。
「こちら、中立に位置する方のようでして。陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
榊の説明を霞んだ頭で処理していく。どうやらこのタクシーは高い隔壁を越えて外側へ出られるらしい。
そんなことは俺には関係がない。少なくとも今は。榊の言った60分が経過したからには俺はここから出られる筈だ。
「俺は、イバラシティに帰る……。」
きっとこれは悪夢だ。次に目が覚めたらこんなことは全て忘れて俺は「普通」の日常に戻る、筈だ。
急速に意識が遠のく中でぼんやりと榊の高笑いを聞いた。
「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
異能深度
CP「変化」:5点
ハザマ時間経過:10点
 合計15点






ItemNo.6 オムライス を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(25⇒26
 今回の全戦闘において 治癒10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















TeamNo.1411
ENo.1411
端木(はすき)ヴーク
ハザマに生きるもの
道端ガムマン
















TeamNo.598
ENo.598
ウィグ・コォル
TeamNo.1411
ENo.1411
端木(はすき)ヴーク








ハスキ(1411)吸い殻 を入手!
ハスキ(1411)ねばねば を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
ハスキ(1411) のもとに 道端ガムマン が軽快なステップで近づいてきます。






百薬LV2 DOWN。(LV5⇒3、+2CP、-2FP)

使役LV5 UP!(LV5⇒10、-5CP)

ItemNo.7 不思議な食材 から料理『辛子明太フランス』をつくりました!
 ⇒ 辛子明太フランス/料理:強さ15/[効果1]治癒10 [効果2]- [効果3]-


ヒートバインド を研究しました!(深度0⇒1
アイスバインド を研究しました!(深度1⇒2
エアシュート を研究しました!(深度1⇒2

魅惑 を習得!





チナミ区 K-5(森林)に移動!(体調26⇒25
チナミ区 L-5(森林)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 M-5(森林)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 N-5(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 O-5(道路)に移動!(体調22⇒21













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














TeamNo.1411
ENo.1411
端木(はすき)ヴーク
ハザマに生きるもの
疾走雑草




663 223


1st
疾走雑草


















えるえるきゅんきゅん、えるきゅんきゅん。
ENo.472
エルビュート・ゼノスタイム
TeamNo.1411
ENo.1411
端木(はすき)ヴーク




651 226









ENo.1411
端木(はすき)ヴーク
一人暮らしの創峰大学生 ハーフ
ピアスもタトゥーもあるけどこわくないよ
おいしいものと楽しいことが好き
めちゃくちゃよく食う
この犬は実家のハスキー かわいいでしょ

好きな食べ物はラーメンと「卵とふらわー」のパン
嫌いな食べ物は生の肉や魚

異能はある理由から使わないようにしているようだ

@yokoanahouse
21 / 30
60 PS
チナミ区
O-5
行動順4【特攻】AT・DX↑
4300
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4わんわんハンド武器15[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程1】
5わんわんボディ防具15[効果1]敏捷10 [効果2]- [効果3]-
6吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
7辛子明太フランス料理15[効果1]治癒10 [効果2]- [効果3]-
8ねばねば素材10[武器]攻撃10(LV10)[防具]敏捷10(LV10)[装飾]束縛10(LV25)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術5身体/武器/物理
使役10エイド/援護
変化5強化/弱化/変身
百薬3化学/病毒/医術
武器5武器作製に影響
防具5防具作製に影響
合成5合成に影響
料理5料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
エキサイト5040敵:攻撃+自:AT増(1T)
ラッシュ5060味全:連続増
決1ストレングス50100自:AT増
決1ヒールポーション5060味傷:HP増
リフレックス5080味:AT・DX増(4T)
ガードフォーム5080自:DF増(2T)
アドレナリン5080自:AT増(4T)+麻痺か衰弱状態なら、連続増+麻痺・衰弱減
セルフプロテクション5030自:守護
スコーピオン5010敵:猛毒
パワーブースト5040自:AT増(1T)+連続増

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
魅惑550【常時】異能『使役』のLVに応じて、戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率が上昇





被研究カード名/スキルEPSP説明
《小人のご褒美》
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ティンダー[ 1 ]ヒートバインド[ 2 ]アイスバインド
[ 2 ]エアシュート



PL / よこあなハウス