［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　その日、世界が裏返った。
　広がったのは見渡す限りのむき出しの土と瓦礫山。
　あの日誰かと言ったデパートも、皆で歩いたモールも、いつも通り過ぎていた無数の建物も、その全てが廃墟となり、何かの痕跡はそれが遠い過去の出来事である事を指し示していた。
　赤い空……夕焼けじゃない。
　赤い風……鉄の臭いがした。
　赤い土……悲しみと怒りが滲んでる。

　何もかもが火の色、血の色、灰の色。
　世界は唐突に終わった。何もかもが、それこそ夢幻であったかのように。

「何なのよ……これ…………」

　崩れ落ちる。
　何もなかった。そこには何も無かったのだ。
　家族も、友人も、日常も、思い出も、残滓も、残照も、悔恨も、怒りも、悲しみも、記録も、記憶も、そこには何も無かったのだ。
　何も、何も、何も、何も何も何も何も何も何も何も何も――――――――――――！！

「分かんないよ……分かんないよ……何なの……これ…………」

　花折美織は普通の少女である。
　ここに誰か一人でも、彼女の知りうる人物が居たならばあるいは、精一杯強がって、誰かのために立ち上がる事もできたかもしれない。

「栄斗…………」

　自然と、幼馴染の名前がこぼれた。
　彼はいつも自分を助けれくれた。
　いつだって、彼の機転と行動が花折美織を助けてくれた。
　いつだって、いつだって…………。

「――――あれ？」

　いつって、いつだ…………？
　思い出せない。何も、出てこない。
　ある一点を境に、まるで靄がかかっているかの様に、何も出てこない。
　あんなにも、あんなにも助けてくれた筈なのに。
　そんな彼を、花折美織は　　していた筈なのに………。

「え…………？」

　違う。
　違う、何かが違う。
　本当に、花折美織は一栄斗を　　していたのか？
　本当に、一栄斗は花折美織に　　される程の何かをしたのか？
　それ以前に、一栄斗とは誰なのだ？　いつから彼を知っていたのだ？
　そもそも、一つ、分からない事がある。

　花折美織とは、誰だ――――――？

「――――っやだ！　そんなの嫌だ！！」

　頭の中で何かが決壊する。
　覚えのない記憶、湧き出たような役目、見たこともない故郷、会ったこともない宿敵、何もかもを忘れていた愛しいあの人………。


「違うっ！！　違う違う違うッ！！　こんなの私じゃない！！　知らない、こんなの知らない！！　私は、私は……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！　お願いだから、やめて……忘れたくない、塗りつぶしたくない、私のあの人への思いを、真っ黒に塗りつぶさないで！！　こんなの、こんなこと、思い出させないで！！　違う、私は、アンタじゃない！！　こんな人知らない！！　私が好きなのは、私の隣に居てくれたのは―――――――――」

　真実が弾ける。
　虚飾が消える。
　過去が塗りつぶされる。
　未来が指し示される。

「ぁ、あああああああ嗚呼ぁああああ"あ"あ"あ"ぁ"あ"あ"a"あ"A"あ"ｧ"ア"
　　 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■――――ッ！！！」

ENo.112 フレイル・アルスター とのやりとり

特に何もしませんでした。

花折美織(1089) は 白樺 を入手！
花折美織(1089) は 羽 を入手！

武術LV を 3 UP！（LV10⇒13、-3CP）
武器LV を 3 UP！（LV5⇒8、-3CP）

ItemNo.4 硬い鱗 に ItemNo.8 何か柔らかい物体 を付加しようとしましたが、LVが足りないようです。

しえる(434) とカードを交換しました！

切り抜き記事 （エキサイト）


ガードフォーム を研究しました！（深度0⇒1）
アイスバインド を研究しました！（深度0⇒1）
パワフルヒール を研究しました！（深度0⇒1）

フレイル(112) をパーティに勧誘しました！
シャルル(246) をパーティに勧誘しました！
南天 燭(512) をパーティに勧誘しました！

―― ハザマ時間が紡がれる。









チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。












元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！






そう言ってフロントダブルバイセップス。









賞品について何だか盛り上がっているふたり。






チャットが閉じられる――