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[基本]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




「……誰もいないよね、うん」
「いるわけないじゃない」

光にぼーっと照らし出されているのはいつもの学校の廊下のハズだ。東玄関から入って順に1-AからDまで、階段を上ってすぐが地学教室で、その奥に図書室がある。その並びは普段と何も変わらないんだから、他のところだって何も変わらないはずだ。
そう、今あたしが先頭に立たされて、「学校の七不思議の真偽を調べる」とかいう全く興味のないことのためにそこを進んでいるとしても。

「……ていうか、誰か先頭代わってよ」
「えっ」
「えっ」
「なんで」
「なんでじゃないーっ!!」

そもそもあたしは引っ張られてここに来ただけだ。懐中電灯だってみんな持ってるのに、自前で光を用意できて便利だから――とかなんとか言われて。
そのまま明かりがあるからって先頭に立たされ、この有様である。
断れないあたしだってもちろん悪いが、引っ張って来といて人を立たせるみんなだって大して差がないと思う。

「だってアカリはさあ、出せるじゃん、光」
「俺の異能、手に持ったあんパンが増えるとかだから役に立つ方向が全然違うし」
「なんでここであんパン食ってんのアンタ」
「腹減ったんだよね」
「半分ちょうだい」
「オッケ」

あんパンはおいしいけど、それで機嫌が治るかっていうとぜんぜん別の話だ。結局誰も代わってくれなかったし。
みんなあたしの後ろから怖々先を見ながら、すぐ先の図書室の扉を指差している。
学校の七不思議、何番目かは忘れた。『図書室の動く新刊』。
図書当番が朝に登校して点検すると、図書室にある本の中でも新刊だけ配置が動いている。まるで誰かが読んで適当に棚に戻したみたいに。
そして図書室の奥にある視聴覚室の方の噂が、『ひとりでに点くパソコン』。本と違って、こっちはそんなに確証がない。
守衛さんがついてるはずのないパソコン画面の光を見たとか、学校の電気代の計算が合わなくなったとか、そういう話だ。
どっちにしたって、あたしは見間違いじゃないかと思うんだけど。
指差してる扉には、指差してるくせに誰も行かない。あたしだって行きたくない。扉から目を逸らして、後ろにぞろぞろついてきてるクラスメイトの方に振り返る。

「……なんで誰も行かないの?」
「怖いし」
「言い出しっぺなんだから行けば」
「やっぱアカリが開けてよ……ほら、もう中に光入れてさ、準備万端じゃん」
「は? あたしは何も……」

一人が見ている先につられて目を向ける。図書室の中に、青白い光。
ぽつぽつといくつか纏まって光っているそれは、蛍光灯とかじゃなさそうだ。スマホの画面っぽいけど、一人で何台も持ってなきゃああはならないし、そもそもそんなことをこんな時間に図書室でやる奴がいるわけがない。
……てことは。それに思い至って出す声はあんまりにも情けなく震えていた。

「…………あれ、あたしじゃないんだけど」
「えっ」
「……ってことは……」

「出たぁ――――ッ!!!!」

突然背後から聞こえてきた、声を合わせての大音量の叫び。同時に全速力でみんなが駆け出す。
それに続こうとして気付く。足に全然力が入らない。

「えっ、ちょっ……みんな待って、待ちなさいよ!?」

こっちの声なんてもうみんな全然聞いちゃいなかった。聞こえるのはあっという間に遠ざかっていくみんなの足音だけだ。
すっかり腰を抜かして廊下の向こうに手を伸ばすだけのあたしの後ろで、図書室の扉が開く音がした。もちろんあたし以外なんて誰も残ってなくて、あたしが触ってもいないのにだ。
振り返るべきか振り返らないべきか。後から考えるとたぶん両方後悔したと思う。だけどあたしはまったく考えなしに振り返っていた。

そこにいたのは扉についた窓越しに見たのと同じ、青白い光。
そしてその光に照らし出された人影。

「ギャ――――ッ!!!!????」

自分が上げたとはさっぱり思えなかったその声と同時に、ふっと視界に影がかかった。元から暗かったけど、更に黒っぽくて、その上目の前の光とはぜんぜん別の、紅い色。
見るからに気持ち悪い色だったから一瞬呪われたかと本気で震えたけれど、それは。アンジニティがどうこうとかいう幻聴を聞いたあの日からいつも空の一部に浮かんでいる、あれと同じ色だった。






特に何もしませんでした。











幽霊少年と発光少女
ENo.798
会中 灯
ハザマに生きるもの
ナレハテ








アカリ(798)不思議な食材 を入手!






焼きそばパン(50 PS)を購入しました。
焼きそばパン(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
駄木(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
駄石(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

時空LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
幻術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
付加LV20 UP!(LV0⇒20、-20CP)

寧々(267) とカードを交換しました!

RECOVERY (ヒール)


ラッシュ を研究しました!(深度0⇒1
アリア を研究しました!(深度0⇒1
アレグロ を研究しました!(深度0⇒1

ヘイスト を習得!
シャイン を習得!
ライトセイバー を習得!
エアスラスト を習得!
光特性回復 を習得!
サンシャイン を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 E-6(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 E-7(道路)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 E-8(道路)に移動!(体調28⇒27













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














幽霊少年と発光少女
ENo.798
会中 灯
ハザマに生きるもの
道端ガムマン




134 553



2nd
道端ガムマン

















幽霊少年と発光少女
ENo.798
会中 灯
TeamNo.988
ENo.988
柾 末吉




653 543









ENo.798
会中 灯
オウナカ アカリ。
某中学2年生、14歳。
名前の通り、自分の周囲や身体の一部に光を灯す異能を持つ。が、フルネームに加え本当に明かりにしかならない光量からついたあだ名は「懐中電灯」。
当然本人が気に入るわけもなく、いつも不機嫌な顔をしている。

彼女の通う中学校には「学校の七不思議」がある。創立の頃から存在し、時代によってさまざまに内容を変え、『すべて知ってしまうと、その生徒は死ぬ』で締められるそれは、イバラシティにある大小様々の学校にはありふれた話だ。
だが彼女の学校にある七不思議のおかしなところは、『八つ目』が存在するという噂である。
その、耳にしたことはある、という程度の話に、特に彼女は何も思うところはなかった。
ある日その真偽を調べに行くと意気込んだ友人達により懐中電灯代わりに連れて行かれる日までは。

イラスト・アイコン:Charat(https://charat.me/)
27 / 30
0 PS
チナミ区
E-8
行動順2【疾駆】AG↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8焼きそばパン料理10[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
時空10空間/時間/風
幻術10夢幻/精神/光
付加20装備品への素材の付加に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ヘイスト5040自:AG増
シャイン5060敵貫:SP光撃&朦朧
ライトセイバー50110敵貫:光痛撃
エアスラスト5060敵:4連風撃
サンシャイン50150味全:祝福&領域値[水]減&凍結減+敵全:領域値[水]減&腐食状態なら麻痺

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増
光特性回復520【戦闘開始時】自:光属性スキルのHP増効果に光特性が影響





カード名/スキルEPSP説明
RECOVERY
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]ラッシュ[ 1 ]アリア[ 1 ]アレグロ



PL / P