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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 
 ――薄くかびた古臭い革手帳の中身は今までの記録がある。
 今までの生活、今までの旅、今は遠き人の話。
 旅人は世界を渡り異なる地平線に立っている。故に、今はここのことを記す。

 * * *

 《イバラシティ》に着いてから1ヶ月以上は経つ。

 初めて訪れたとき、金子の一切はここでは通用しなかった。よって野宿と土粥が旅の伴となっていた。
 自分の世界の旅をしていたときは良かったものの、此度は異世界なのだ。
 家人も言っていたし予想の中にはあったが、随分と久しい生活のように感じていた。

 旅行をしていない間は随分と美味しい料理もしていたし、心身暖まる寝床には困らなかった。
 それこそ文明は違えど裕福に違いない。
 この町は様相が全く異なる。もしかしたら、“彼”が暮らしていたのはこういう世界なのだろうか?

 もちろん今も帰る家はあるが、実際問題帰れなくなっている。理由は多分、その時じゃないからだろう。
 それで、今はなぜかある女に拾われてここにいる。
 女は、訂正、御婦人は所作の数々から大層な身分と察する。詳しく身の上は訊いていないが。

 簡潔に言おう。
 現在は旅先で衣食住を対価に働いている。
 それと同時に、自身に関係ないか微妙な難事に巻き込まれた。

 家人には苦労をかけるが、この言葉が届くかわからない。
 それでも何事もない結末を祈ろう。
 遠く近い昔、似たような難事に出会ったのだし。

 
 * * *

 ――屋根裏の隅にあった古風な机に蝋が火を掲げ揺らいでいる。
 吹きかける息の音と共に明かりが消え、日記を認める手が止まり、旅人はゆっくりと筆を置いて寝床に向かった。






「(そのつもりでここに来た訳じゃないが……少しだけ、以前を思い出すな。
  心配させないためにもこういうのは、って決めてたんだけれど……
  うん。これも何かの縁故か。宿を借りている身でもあるし、手伝おう)」
 思考の端に、こみ上げるように喜色がにじむ。
 久方の闘争に、この者がいささか荒事を好んでしまうのは察せられる。
 得物はただこの拳一つ。
「(あの男、随分と面白い相(かお)をしていたが詮索はやめるか。
  まあ、あの赤毛の子だってそんなものだったし。
  負けたら実家にも帰れないしな……それが一番困る、困るとも)」

 ――溜息がこぼれる音。かぶりを振る仕草。

「……アルバイトより向いてるんだろうな」












《借りぐらしの恩返し》
ENo.328
《仮住まいの民》
ハザマに生きるもの
ナレハテ








メフル(328)不思議な食材 を入手!






武術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
魔術LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
武器LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
付加LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)

ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『《自火の祓い》』を作製しました!
 ⇒ 《自火の祓い》/武器:強さ20/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程1】/特殊アイテム
 黙々と牙を研ぎ、それをあっけなく灰にした。
 ――何が起こったのかは、その後定かではない。


ItemNo.4 《自火の祓い》ItemNo.5 不思議な石 を付加しました!
 ⇒ 《自火の祓い》/武器:強さ20/[効果1]攻撃10 [効果2]回復10 [効果3]-【射程1】/特殊アイテム

ItemNo.4 《自火の祓い》 に ItemNo.5 を付加しようとしましたが、付加材料を見失ってしまいました。

クリエイト:タライ を研究しました!(深度0⇒1
ヒールポーション を研究しました!(深度0⇒1

エキサイト を習得!
ティンダー を習得!
ヒートバインド を習得!
イレイザー を習得!
ファイアボール を習得!
快進撃 を習得!





次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5:出発地』に転送されました!

チナミ区 F-5(道路)に移動!(体調30⇒29
チナミ区 G-5(草原)に移動!(体調29⇒28
チナミ区 H-5(草原)に移動!(体調28⇒27
チナミ区 I-5(道路)に移動!(体調27⇒26
チナミ区 J-5(道路)に移動!(体調26⇒25













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・60分!区切り目ですねぇッ!!」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



チャットで時間が伝えられる。




「先程の戦闘、観察させていただきました。
 ざっくりと戦闘不能を目指せば良いようで。」

「・・・おっと、お呼びしていた方が来たようです。
 我々が今後お世話になる方をご紹介しましょう!」



榊の前に1台のタクシーが止まり、窓が開く。



ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。



ドライバーさん
「どーも、『次元タクシー』の運転役だ。よろしく。」



帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。




「こちら、中立に位置する方のようでして。
 陣営に関係なくお手伝いいただけるとのこと。」
ドライバーさん
「中立っつーかなぁ・・・。俺もタクシーも同じのが沢山"在る"んでな。
 面倒なんで人と思わずハザマの機能の一部とでも思ってくれ。」
ドライバーさん
「ま・・・チェックポイントとかの行き来の際にゃ、へいタクシーの一声を。じゃあな。」



窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。




「何だか似た雰囲気の方が身近にいたような・・・ あの方もタクシー運転手が似合いそうです。」

「ともあれ開幕ですねぇぇッ!!!!
 じゃんじゃん打倒していくとしましょうッ!!!!」



榊からのチャットが閉じられる――














《借りぐらしの恩返し》
ENo.328
《仮住まいの民》
ハザマに生きるもの
歩行石壁




632 621



2nd
歩行石壁

















《借りぐらしの恩返し》
ENo.328
《仮住まいの民》
TeamNo.1602
ENo.1602
佐々木 彩子




555 562









ENo.328
《仮住まいの民》
 正確にはこの世界の人間ではないが、ここを《仮宿》としている旅人。
 人懐こい笑みをたたえ、ただそれとなくいる。一見して害意の欠片も見えない。
 160半ばの背丈、体つきは見ての通り頑強。編み込んだ金の髪とぶどう酒より明るい眼を持つ。

  * * *

 《異能:仮住まい》を付与されている。

 これは本来所有していた性質/能力を捨て、存在をこの世界に最適化する。アンジニティの改竄と似ているようで異なるもの。
 逆に言えば本人の呪い(デメリット)も一時的になくなるということ。
 本人には不便ながら快適な一面もあり、悪く思ってはいないようだ。

 普段は外套で深く身を隠している。
 赤いトカゲを頭に乗せているのも特徴的だろう。
25 / 30
50 PS
チナミ区
J-5
行動順3【強襲】AT↑
4000
300







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2不思議な防具防具10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4《自火の祓い》武器20[効果1]攻撃10 [効果2]回復10 [効果3]-【射程1】
5
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術10身体/武器/物理
魔術10破壊/詠唱/火
武器10武器作製と、武器への素材の付加に影響。
付加10装備品への素材の付加に影響。

アクティブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
エキサイト5040敵:攻撃+自:AT増(1T)
ティンダー5040敵:火撃&炎上
ヒートバインド5080敵:火撃&麻痺
イレイザー50150敵傷:攻撃
ファイアボール50180敵全:火撃

パッシブ
スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:運増
快進撃550【ターン開始時】自:前のターンのクリティカル発生数だけダイスを振り、1の数だけ復活LV増





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]クリエイト:タライ[ 1 ]ヒールポーション



PL / monaural