［基本］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　淡い光を放つ時計台は意志を持ってこちらを見ていた。

　違った。
　意志を持ち、時計台を見ているのは俺だ。
　
　時計台の前に生き物がいた。
　見たことがある生き物だ。
　毛の色も装飾品も声も、記憶のものと一致する。

　生き物―――エディアン・カグがこちらを向いて、見て、声を発している。
　俺に話しかけているのだろう。

　話しかけられたのだから挨拶をするべきだろうか……。
　声はどのように発したか。
　
　長い眠りから目覚めた時のようにぼんやりとしながらも。

『そうだ。侵略せねば。』

と、自身の目的は確りと思い出した。

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エディアン・カグと名乗ったヒト型の生き物の誘いがあったのは、根付いていた土地を出て行かねばならなくなった6度目の時だ。

その時、俺は少々うんざりしていた。
アンジニティと呼ばれるその世界は、ただでさえ日光が少なく俺のように繊細な植物にとって過酷なトコロだった。
そしていい加減、紛争だの喧嘩だのオッパッピーで迷惑な生き物たちの暇つぶしだので土地を焼き出される事に疲れていた。

この世界は、生きていくのに環境も治安も悪すぎる。


……そんな時に平和な世界へ行けるお誘いがあったのだ。
こういうのを「渡りに船」というのだろうか？
エディアンは良いやつだな。

平和な世界、平穏な生活…手に入るならばこれ以上はない。

(あとは美味しい水があって、日当たりの良い場所で、水はけが良い居心地が良い土があったら最高だ。)



平穏な生活の為に侵略が必要だというのならば、頑張ろう。


俺の生存と生殖と繁栄のために。

特に何もしませんでした。

ヤナギ(1308) は 不思議な食材 を入手！

自然LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）
料理LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）

デリハ(44) とカードを交換しました！

喰人暗迅 （ブラスト）


ストーンブラスト を習得！
クラック を習得！

次元タクシーに乗り『チナミ区 E-5：出発地』に転送されました！

チナミ区 F-5（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 E-5（チェックポイント）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 E-6（道路）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 E-7（道路）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 E-6（道路）に移動！（体調26⇒25）

―― ハザマ時間が紡がれる。









チャットで時間が伝えられる。






エディアンの前に１台のタクシーが止まり、窓が開く。









帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。






窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。






エディアンからのチャットが閉じられる――