生存 96 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 食料254 を消費しました。
【食料消費】 PetNo.1 すいぎんとう
【食料消費】 PetNo.2 闇狐
仔淡「最後には離れ離れになっちゃったけど、またいつか会えることを楽しみにしています」
仔淡「さようなら、です」
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 島のどこか。孤独な空の下 この島ももう終わる。その時を迎える今、あたしは今まで一緒にいたみんなと別れ、一人立ちつくしていた。 様々な思いが浮かんでくる。数えきれないほど浮かんでは、それは消える事無くあたしに重くのしかかる。 どんな形にせよ、今この島は終わりを迎えている。それを悲しむ者には悪いが、正直あたしはそれが羨ましい。つまりこの島が「終われる」ということが。 無限の命、というよりも命という存在から見離されたあたしにとって「終わり」と言うものは程遠いものである。怒りの精霊、Fairy of fury、質の悪い駄洒落みたいだが、その原初たる存在のあたしが終わってしまうと世の中から怒りが消えてしまう、なんて馬鹿げた事実があたしをこの世界に縛り付けている。 そしてファーストネームであるジオネ。どっかの馬鹿が読み間違ったあたしの名前。 「最後の最後でPLも奪われちゃうし……あたしが『自殺』しないように管理するのが仕事でしょうに。まったく、傑作よね。名は体を表すってのは本当みたい。ただ一人。常に怒り、常に孤独で在れ、っての? ……ほら、あんたたちもどっか行きなさい。あたしといると終われなくなるわよ。あんたたちはあんたたちの終わりをきちんと受け入れなさい」 島で得た者達、狐と人形。どちらもあたしに捕まらなければもっと幸せになれたのだろうか? どちらもまともな終わり方をできたのだろうか。 一匹と一体はしばらくあたしの横でたたずんでいたが、いつのまにかその姿を消していた。島の終わりが近づいているのだろう。そう言えば他のみんなはどうしただろうか。あたしに係わってしまった以上まともな終わり方ができるとは思えない。あたしは人の終わりを狂わせてしまう悪魔なのだから。 「嘘でも、胸が痛むって泣いたほうがいいのかな」 私はまた空を見上げた。今度はどこにいこうか、誰の終わりを見届けようか。孤独な旅は終わらない。私は唯一の存在「The.One」なのだから。 PL『さてと、最後にこの文を書き加えてっと。いやぁ、俺ってばチョー優しいじゃん…………ったくよぅ。これってば思いっきり反逆行為じゃん。だぁーからこーいう役はイヤなんだよ。だいたい……誰かの終わりを見届けるって事はお前にとってのそいつが終わるってことじゃねぇか。一体どれだけ終わりにぶつかりゃそれに気付くんだ−−』 終わり。
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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