生存 94 日目 天候:晴れ
|
|
鋭い牙 を捨てました。 【食料消費】 料理判定に成功♪ 食料284 を消費しました。
【食料消費】 PetNo.1 ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)
【食料消費】 PetNo.2 ファナ
いりえ「まぁ、ゲームを管理するのも大変そうだけど。。。」
P-13 に移動しました。 |
叫び声が聞こえる 仁(163) のシャウト! 仁「太陽がまぶしいぜっ!」
ティンダロスの魔犬(1351) のシャウト!
|
|
現在地:R-13 山岳LV2
「今日は同じ敵ばっかりだったねー」「これだと食料がちょっと危ないかもですね……」 それは昨日の晩の事だった。ヴィネルオたちは狩りを終え、ようやく休憩をしようと荷物を整理していた。 [データ受信中...] ムニエルの代理と自称するキャタピラダンボールが、幾本ものアンテナを突き出し受信を始める。受信を始めるということは何かが近づいていると言う事。しかし、彼の受信はいつも時間がかかりすぎるため、自分の目で近付くものが何なのかを確認しなければならなかった。 暫く警戒していたが、何も起こらない。 声が聞こえる――――― ”力が不足しています・・・・・維持できません・・・・・” どこかで聞いた事のある声だった。この感覚は初めてではない。前にも…… 「光の輪のエージェントっ!」 上を見上げるが、光の輪はない。ただ紅い空が広がって……紅い空が見える? 天井に開いた穴から見える空、と言うには広すぎる。天井が……ない? 「あれ? え? えぇぇっ!!?」 隣でファナが叫ぶ。振り向くと、ヴィネルオも異変に気付き驚いた。自分の前には階段が広がっているのだ。地上へ出るための階段が。……ワープした? でもいつの間に? ぐらり。突然足元の地面が揺れる。 ”崩壊します・・・・・気をつけて・・・・・ッ” 遺跡の壁が崩れ落ち、埃が舞い散る。破片のいくつかがヴィネルオに軽く当たった。……ぐずぐずして入られなかった。 「……みんな、逃げるよっ!」 全速力で目の前の階段を駆け上る。前に人が見えた。走りながら周りを見ると、同じように遺跡から脱出する人々がいた。後ろを見ると誰も居ない……自分達が最後ということか。 [データ受信完了. 遺跡が崩壊します] 「だからもう分かってるってばぁぁっ!!」 階段を登りきると同時に、後ろで何か大きなものがが崩れ落ちる音がした。恐らくは今登ってきた階段だろうが、振り向いて確認する時間は無かった。遺跡は地下にも大きく広がっているのだ。急いでここから離れなければならない。 走り出してすぐに目の前を大きな亀裂が走った。やむなく進路を曲げるが、その先も阻まれる。周りを見ると地面はもうボロボロで、とても走って逃げきれる状況ではなかった。 [危険!危険!危険!] ダンボールが警告を発するが、最早手遅れ。 揺れは一層激しくなり、立っているのも難しいほどだった。必死で道を探すが、楽に飛び越えられそうな亀裂は無かった。 「ファナとダンボールは空へ逃げて。足が地面についてると危ないよ」 目の前の亀裂から出来る限り距離をとる。……飛び越えられるかは分からなかった。 「で、でもヴィネルオさんは──」 「いいからっ! 空から逃げ道を探して!」 「……はいっ!」 ファナたちが空へ飛ぶ。それと同時にヴィネルオも走り、亀裂を飛び越える。片手だけでも地上に届けば、すぐに登る事は出来る。 体がゆっくりと落ちていく。この距離ならば片手どころか両手が届く。後は腕力を使って体を押し上げれば……。ジャンプで跳ぶのと同じ要領、この島で鍛えた体なら不可能ではない! 「──届けっ!」 地面よ、崩れるな! 必死に祈り、手を伸ばす。冷たい感触が掌に伝わる。 亀裂の端に手だけがかかった状態でぶら下がっている。その状態から、腕に渾身の力を込めて地面を押した。ふわりとした感覚、足は地面よりも高く浮いた。……成功した! 「──うそっ!」 着地するはずの地面が、ゆっくりと海へと落ちていく── 打ち付ける波の音が聞こえる。眼を開けると、周りにはいくつもの岩が転がっていた。その中には遺跡の破片とも思われるものもある。……崩れた遺跡と共に流されたのだろうか。 起き上がって辺りを見回すと、自分の周りには海と絶壁しかないことが分かった。絶壁はとても登れそうな高さではない。 「あ、いました! ヴィネルオさん生きてましたよー!」 上から聞き覚えのある声がする。見上げると、そこにはファナがいた。少し遅れてダンボールも飛んでくる。 「良かったですー! 全然姿が見えないから……ホント心配したんですよー!」 泣きながら飛びついてくる受け止める。もしかして、一晩中空から探していたのだろうか。……いや、実際どれぐらいの時間がたったのかは分からない。空はいつでも紅く、その色から時間を知ろうとするのは困難だったからだ。 「うん、僕は大丈夫……。ごめんね」 [東に森を確認.上陸可能] 「とりあえず、休憩できそうなところまで動こうか」 こんな狭い足場は、襲われた時にとても戦えるような場所ではない。一先ず陸に上がるために絶壁に沿って歩いていく事にした。
|
動物の狩りに出掛けました。
|
ヴィネルオ「力の差を…見せてあげるよ。」
宝玉が ヴィネルオ の装備を強化! |
|
ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「熱いのって好き?」 ジャック・ザ・リッパー!! クリティカル! クリティカル! クリティカル! レモンさんに3743のダメージ!! ヴィネルオのHPが598回復! レモンさんは炎上に抵抗! ヴィネルオ「うまく当たった……かな?」 クリティカル! ヴィネルオ「へぇ…そこが弱点なんだね?」 弱点に命中! レモンさんに6365のダメージ!! ヴィネルオのHPが1018回復! レモンさんに麻痺効果! レモンさんの行動速度が低下! レモンさんに炎上効果! レモンさんに1444のダメージ!! ヴィネルオのHPが231回復! レモンさんに炎上効果! クリティカル! クリティカル! レモンさんに3515のダメージ!! ヴィネルオのHPが562回復! レモンさんに炎上効果! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! レモンさんに3660のダメージ!! ヴィネルオ「無茶はいけないよー?」 ヴィネルオのHPが585回復! レモンさんは炎上に抵抗! ヴィネルオ「うまく当たった……かな?」 クリティカル! クリティカル! レモンさんに3328のダメージ!! ヴィネルオのHPが532回復! レモンさんは炎上に抵抗! ヴィネルオのHPが118回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)は技を使った! 雄叫び!! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)の攻撃力が上昇! レモンさんが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
ヴィネルオ「まぁ、無駄な抵抗、ご苦労様。みたいな?」
ヴィネルオ(1200) は 食料0 を獲得!
ヴィネルオ「この辺に何かがあったと思うんだけど……」 豊穣石 を獲得しました!
|
現在地:R-13 山岳LV2
木々はうっそうと茂っていて、とても休めるような場所ではなかった。見つかりにくいと言う利点はあるが、動きにくいために襲われたときに逃げ切れそうにないからだ。結局休憩場所を求めて彷徨っていると、山に辿り着いてしまった。周りの動物を見る限り、そう危ない場所でもなさそうだ。 「……で、結局何が起こったの?」 ダンボールに尋ねるが、データにないの一点張りで答えは得られなかった。 昨日自分たちに起こった出来事からして、遺跡が海に沈んだ……としか考えられない。だが、遺跡だけが綺麗さっぱり崩れ去るなんて事がありえるだろうか。 「力が不足……維持できない。遺跡がいつ崩れてもおかしくない状況だったとしたら、 その遺跡を支えていた力が無くなったって事でしょうか」 「遺跡自体魔法か何かで作られたものだったのかもね。 ほら、ムニエルが昨日言ってたじゃん。この島は偽者だったって」 魔法で作られたものも、作り手の魔力が無くなれば消えてしまう。光の輪や、孤島から人を飛ばす力を考えれば、ありえなくもない話だ。 「だから複雑な遺跡から維持できなくなった……?」 「それが正解だとすると……この状況が続くとこの島までなくなるかもね」 光の輪こそなくなったものの、孤島で創造者に破れた人々がこれからも『本当の島』へ送られるだろう。その消費を考えると、次に消えるのは西の島か、東の島か……。 「この島がなくなったら私達はどうなるんでしょう」 悲しそうに呟く。ファナが生まれ育った水の遺跡は恐らく、同じように崩れていると考えて間違いない。故郷が壊れ、壊されていく悲しさや憤りは、痛いように分かる。 だからこそ、何かがしたかった。壊れ行くこの島を黙って見ているだけではいられなかった。 「島の最南端……今更何も無いかもしれないけど、行ってみない?」 ただむやみに島を彷徨うよりも、意味のありそうな場所に行けば何かが得られるかもしれない。むしろ、そこ以外に目標として定められる場所が無いというのもあった。 「そうですね。ここで待っていても、何も起こりませんよね」 「うーん……。星は落ちてきそうな気がするけどねー」 空を見上げると、やはり昼夜問わずに紅く輝く星があった。夕日の赤が一日の終わりを告げるように、星々の紅は世界の終わりを示唆しているのだろうか。
|
動物の狩りに出掛けました。
|
ヴィネルオ「僕らは負けないよ?」
宝玉が ヴィネルオ の装備を強化! |
|
ヴィネルオ「……………?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「熱いのって好き?」 ジャック・ザ・リッパー!! 運良く命中! クリティカル! ダーティスノウに853のダメージ!! ヴィネルオのHPが136回復! ダーティスノウに炎上効果! ダーティスノウに429のダメージ!! ヴィネルオのHPが68回復! ダーティスノウは麻痺に抵抗! ダーティスノウの行動速度が低下! Shock!!!! ダーティスノウに841のダメージ!! ヴィネルオのHPが134回復! ダーティスノウに気絶効果! ダーティスノウに炎上効果! 運良く命中! クリティカル! ダーティスノウに968のダメージ!! ヴィネルオのHPが154回復! ダーティスノウは炎上に抵抗! 運良く命中! ダーティスノウに589のダメージ!! ヴィネルオのHPが94回復! ダーティスノウに炎上効果! ヴィネルオ「外しちゃったと思ったんだけど……」 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに1410のダメージ!! ヴィネルオのHPが225回復! ダーティスノウに炎上効果! クリティカル! ダーティスノウに1027のダメージ!! ヴィネルオのHPが164回復! ダーティスノウに麻痺効果! ダーティスノウの行動速度が低下! ダーティスノウに炎上効果! ヴィネルオのHPが116回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)は技を使った! 雄叫び!! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)の攻撃力が上昇! ダーティスノウは気絶している! ダーティスノウは麻痺している! ダーティスノウは魅了に耐えている! 混乱している! 炎上により1063のダメージ!! (ダーティスノウへの気絶効果が解消) (ダーティスノウへの麻痺効果が解消) (ダーティスノウへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) |
|
ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「負けられないから。全力だから……」 アウェイクセンス!! ヴィネルオの物理攻撃力が上昇! ヴィネルオの命中が上昇! ヴィネルオのクリティカル率が上昇! ヴィネルオの行動速度が上昇! ヴィネルオのHPが116回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)の攻撃! ダーティスノウに76のダメージ!! 周囲に結界が張られている! 加護によりHPが154回復! ファナは技を使った! 噛みつき!! 運良く命中! ダーティスノウに55のダメージ!! ヴィネルオ「目が、目が据わってるよ!?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「実験でーっす!!」 グリーディシーザー!! ダーティスノウは運良く魔法抵抗に成功! ダーティスノウに1104のダメージ!! ダーティスノウは魅了に耐えている! 混乱している! 炎上により1016のダメージ!! ダーティスノウは技を使った! ソウルシェイブ!! ヴィネルオは攻撃をアクロバット回避! (ダーティスノウへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) |
|
ヴィネルオ「……!? そのだらっとした構えは新手の戦法!?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオの攻撃! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに878のダメージ!! ヴィネルオのHPが140回復! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに879のダメージ!! ヴィネルオのHPが117回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)の攻撃! ダーティスノウは運良く魔法抵抗に成功! ダーティスノウに17のダメージ!! (ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)への反射効果が消失) ヴィネルオの攻撃! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに830のダメージ!! ヴィネルオのHPが132回復! 運良く命中! ヴィネルオ「よし、直撃だね!」 クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに817のダメージ!! ダーティスノウは魅了に耐えている! 混乱している! 炎上により987のダメージ!! ダーティスノウは技を使った! チップライフ!! 結界がダメージを反射! (ファナの反射持続時間が減少) ダーティスノウに936のダメージ!! ダーティスノウのHPが468回復! ファナに毒効果! ファナの最大HPが低下! ファナの最大SPが低下! ダーティスノウの最大HPが上昇! ダーティスノウの最大SPが上昇! (ダーティスノウへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) ヴィネルオ「目が、目が据わってるよ!?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオの攻撃! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに924のダメージ!! ヴィネルオのHPが147回復! ヴィネルオ「うまく当たった……かな?」 クリティカル! クリティカル! ヴィネルオ「うぁ、凄いもがき方。そんなにここが弱いんだね?」 弱点に命中! ダーティスノウに2026のダメージ!! Shock!!!! 運良く命中! ヴィネルオ「うまく当たった……かな?」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! 弱点に命中! ダーティスノウに12705のダメージ!! ヴィネルオ「今の感じはやったかな?」 ヴィネルオのHPが123回復!! ファナの毒効果を軽減! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)は技を使った! 噛みつき!! ダーティスノウに39のダメージ!! ダーティスノウが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
ヴィネルオ「まぁ、無駄な抵抗、ご苦労様。みたいな?」
ヴィネルオ(1200) は 食料0 を獲得!
ヴィネルオ「この辺に何かがあったと思うんだけど……」 ルビー を獲得しました!
|
現在地:R-13 山岳LV2
白く大きな扉が開く。その先にある六時の管理者・リーズニックの部屋へとムニエルは踏み込んだ。 扉の奥も、床の白と周りの黒は変わらなかった。だが、部屋の中央には丸いテーブル。その上には山のように、いや、塔のように積まれた菓子があった。「おや、随分と早かったですね。 ちょうどボブとディナーをしていたところだったのですよ」 椅子に腰掛けながらリーズニックは手を振る。テーブルの上に乗せられなかったのか、もう片方の手は皿を持っていた。皿の上には鮭のムニエルが盛られている。……そのメニューは自分に対する嫌がらせだろうかとつい邪推してしまった。 彼の反対側の椅子には、ボブと呼ばれた男……非常に太った男が座っていた。彼もまた、リーズニックのように全身を隠すほどのローブに身を包み、首に金の時計をかけてる。その時計の短針は三を指したまま動く事はない。その時計が、彼が三時の管理者であることを表していた。 「ボブじゃないよー、正しくはボヴだよー。 本名がボヴァルドなんだからー、ボブじゃ変だよねー?」 「私にはディナーなのか間食なのか分からんのだが」 ボブ、改めボヴァルドは非常にゆっくりしたペースで同意を求めてきた。だが、ムニエルはそれを無視してこの部屋の現状に突っ込みを入れる。突っ込んだ後で、全てを無視してここへ来た目的……仕事の内容を尋ねたほうが良かったかと後悔した。 「仕方ないよー。ボクは三時の管理者なんだからー。 四六時中おやつを食べてないとねー?」 「ムニエル、細かい事を気にしていてはこの領域で生きていけません。 それぐらいは君も分かっているでしょう?」 「島での生活に慣れすぎたのかもしれんな……」 ムニエルが大蜥蜴の姿でなければ頭を抱えていただろうか。間食と夕食が同時に進行する光景は異様としか思えない。島に来る前はこの光景も普通だったのかと思うと、あまり良い気持ちにはなれなかった。 「そうそう、その島では遺跡が崩壊したようですね。 あぁ、大丈夫。ヴィネルオ君達は無事脱出したようですよ」 「……私がいなくなった途端にか。随分とタイミングが悪い」 ムニエルは自分の行動を恨んだ。今すぐ戻ってヴィネルオの援護をした方が良いだろうか。自分の世界のつまらない用事よりも、今は島を優先するべきだろうか。 「重要なところから崩壊する……。この世界の崩壊に良く似ています」 「……っ! それはつまり、ここから見える未来の中に──」 「まだまだ遠いけどねー、崩壊は確実に近付いてるよー」 ここ、時の回廊には時間が無い、とはいえ、全ての時間に干渉する事が出来るわけではない。 生命のそれぞれに”現在”があるように、ムニエルたちのいるこの世界そのものにも”現在”が存在する。時の回廊から行く事ができるのは、世界の”現在”から”少し先の未来”まで。 それよりも前の、”確定した過去”は見ることしか出来ない。”遥か先の未来”は不確定すぎて、この場所から見ることすら叶わない。 ここから見えると言うことは、その現象……世界の崩壊が起こる時が、”遥か先の未来”ではなくなったということ。 「何が原因で崩壊するのかは……まだ分かりません」 だが彼らに言わせれば、崩壊はこの世界の技術では止められないそうだ。だからこそ他の世界を遮断しているこの世界から、無理矢理他の世界へ人や天使を送り込み、外の技術を取り入れているのだと言う。 「タイミングが良かったよねー。 今まではー、外の世界なんてー、在ることすら知らなかったしー」 外へ出る技術を彼らが手に入れたのはヴィネルオのおかげなのだそうだ。ヴィネルオはもともとこの世界の住人だったが、何らかの要因によって世界からはじき出されたらしい。 「その事件があったために、私達は世界の外に出る術を手に入れられたのです。 出るのは良いとして、入るためにはまだ実力行使しかないのですけどね」 「……なるほどな。つまり私は事件とヴィネルオの監視役であると同時に、 外に出る術の実験台でもあったということか?」 「でもー、それを説明したら行くの嫌がったでしょー?」 ムニエルがあの島へ送り出されたのは、殆ど無理矢理だった。何の説明もなしに島へ送り出され、その後はヴィネルオの側にいろと言う命令だけ。ついこの間リーズニックが島を訪れるまではそこが異世界だということすら知らなかったのだ。そして帰る時には強すぎる力……石に込められた時の神様の力を使えという。 「全くだ。誰が好き好んでそんな仕事を請け負うというのだ」 「それがですね、今度の監視役は自分からやりたいと申し出たのですよ」 「外の世界をー、見てみたいんだってー」 外の世界。今まで完全に遮断されていたためだろうか、その言葉にあまり良い印象は受けなかった。それに加えて、ムニエルは外の世界の一つが崩壊する様子を見ているのだ。これ以上外の世界に関わりたいとは思わなかった。 ……ヴィネルオの旅を最後まで見届けた後は、関わりたくない。 「正直助かりましたよ。 一人じゃ前振りにくいってのはALIVEの初期で痛感していましたし」 「ただねー、なまあらいぶがくえんで前振りがあるのがー、凄く不安ー」 「……何か会話がおかしくないか?」 話の内容が危なくなってきているので、ムニエルは止めようとした。だが、二人は彼の言葉の意味が分からないと言うような顔をしている。 「えー? 知らない世界を見たいって思うのはー、若い子にとっては当然だよー」 「そこではないっ! その次の会話だっ!」 「はて? その後……? 私達が何か喋りましたか?」 両手を軽く広げ、手のひらを上に向ける。分かりませんと言うかのようなジェスチャーだった。ボブも不思議そうにムニエルを見ている。 「……乗り移られてたのかっ!? 操られてたのかっ!!?」 「いったいどうしたと言うのです。不思議な人……じゃなくて天使ですねぇ。 とにかく、人が見つからなければ監視役の送りようがありません」 「崩壊ったってー、まだまだ先の事だろうからー、気楽に探してきて良いよー。 気楽にってもー、崩壊の事は誰にも喋っちゃダメだよー?」 「ただ、ヴィネルオ君のいる島の崩壊がすぐそこですからね、 やはり急いだ方が良いかとは思いますが」 ふと下を見ると、足元には魔法陣が描かれていた。リーズニックが良く使う転送用の魔法だった。 相変らず唐突に人を送る奴だ……。転送しますよぐらいの合図があってもいいではないか。ムニエルは、歪んでいく視界の中で愚痴をこぼす。彼らにその愚痴が届いたかどうかは分からなかった。 「でもさー、使うならしっかり練った設定を使うべきだよねー」 「遮断された世界やら、世界の”現在”やらは殆ど即興ですからねぇ。 私たち時の管理者だってまだ未完成の設定で…… こんな事やってるからいつも後悔するんですよね」 「3時のボクがおやつでー、6時のリーズが夕飯ー。 中途半端な時間の管理者はー、普段何してるんだろねー」 「普段は時間の管理ですよ。私達も仕事に戻らなければなりませんね。 ところでボヴ。テーブルの上にあった菓子の塔はいつの間に……」
|
動物の狩りに出掛けました。
|
ヴィネルオ「無駄な殺傷かもしれないけどね」
宝玉が ヴィネルオ の装備を強化! |
|
ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「こんがりくっきりまっくろけっ!」 ジャック・ザ・リッパー!! ダーティスノウに423のダメージ!! ヴィネルオのHPが67回復! Shock!!!! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに2915のダメージ!! ヴィネルオのHPが466回復! ダーティスノウに麻痺効果! ダーティスノウの行動速度が低下! ダーティスノウは炎上に抵抗! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに1015のダメージ!! ヴィネルオのHPが162回復! ダーティスノウは炎上に抵抗! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに987のダメージ!! ヴィネルオのHPが157回復! Shock!!!! 運良く命中! ヴィネルオ「よし、直撃だね!」 クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに2199のダメージ!! ヴィネルオのHPが351回復! ダーティスノウに炎上効果! ダーティスノウに473のダメージ!! ヴィネルオのHPが75回復! ダーティスノウに炎上効果! クリティカル! クリティカル! ヴィネルオ「痛い? 痛い? ここが弱点?」 弱点に命中! ダーティスノウに2430のダメージ!! ヴィネルオのHPが388回復! ダーティスノウは炎上に抵抗! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに1110のダメージ!! ヴィネルオのHPが177回復! Shock!!!! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに1915のダメージ!! ヴィネルオのHPが306回復! ダーティスノウに麻痺効果! ダーティスノウの行動速度が低下! ダーティスノウは炎上に抵抗! ヴィネルオのHPが115回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)は技を使った! 雄叫び!! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)の攻撃力が上昇! ダーティスノウは麻痺している! 混乱している! 炎上により690のダメージ!! (ダーティスノウへの麻痺効果が解消) (ダーティスノウへの混乱効果が解消) |
|
ヴィネルオ「目が、目が据わってるよ!?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「何をするにも集中力だよねっ?」 アウェイクセンス!! ヴィネルオの物理攻撃力が上昇! ヴィネルオの命中が上昇! ヴィネルオのクリティカル率が上昇! ヴィネルオの行動速度が上昇! 周囲に結界が張られている! 加護によりHPが152回復! ファナの攻撃! 運良く命中! ダーティスノウに59のダメージ!! ヴィネルオのHPが121回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)は技を使った! 噛みつき!! ダーティスノウに43のダメージ!! ヴィネルオ「……!? そのだらっとした構えは新手の戦法!?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「がっちり貰ってくよー?」 グリーディシーザー!! ダーティスノウは魔法抵抗に成功! ダーティスノウに1106のダメージ!! ヴィネルオ「まぁ、…僕程度の攻撃じゃぁ、仕方ないよね。」 ダーティスノウは魅了されている! 炎上により710のダメージ!! (ダーティスノウへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) |
|
ヴィネルオの攻撃! ヴィネルオ「うまく当たった……かな?」 クリティカル! ダーティスノウに593のダメージ!! ヴィネルオのHPが94回復! ダーティスノウは麻痺に抵抗! ダーティスノウの行動速度が低下! Shock!!!! ヴィネルオ「よし、直撃だね!」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに3526のダメージ!! ヴィネルオのHPが564回復! ダーティスノウに403のダメージ!! ヴィネルオのHPが108回復!! 周囲に結界が張られている! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)は技を使った! 噛みつき!! ダーティスノウは攻撃を回避! (ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)への反射効果が消失) ヴィネルオ「……………?」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオの攻撃! ダーティスノウに324のダメージ!! ヴィネルオのHPが51回復! ヴィネルオ「あれ?…当たった?」 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに1021のダメージ!! ヴィネルオ「んー……手応えあり!」 Shock!!!! ヴィネルオ「外しちゃったと思ったんだけど……」 運良く命中! ダーティスノウに1096のダメージ!! ダーティスノウに気絶効果! ダーティスノウは気絶している! ダーティスノウは魅了に耐えている! 混乱している! 炎上により637のダメージ!! (ダーティスノウへの気絶効果が解消) (ダーティスノウへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) ヴィネルオ「な、何だよぅ! その目は!」 ヴィネルオはダーティスノウを魅了した♪ ヴィネルオは技を使った! ヴィネルオ「彫刻みたいにならない? かっこいいよ?」 シルバークラット!! 運良く命中! ダーティスノウに1699のダメージ!! ヴィネルオのHPが271回復! ダーティスノウは麻痺に抵抗! ダーティスノウの行動速度が低下! Shock!!!! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! ダーティスノウに3262のダメージ!! ヴィネルオのHPが521回復! ダーティスノウに麻痺効果! ダーティスノウの行動速度が低下! ダーティスノウは石化に抵抗! ダーティスノウに石化効果! ダーティスノウは石化に抵抗! ダーティスノウに石化効果! ヴィネルオのHPが106回復!! ムニエルの代理(見た目はキャタピラ+ダンボール)の攻撃! ダーティスノウに88のダメージ!! ダーティスノウが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
ヴィネルオ「まぁ、無駄な抵抗、ご苦労様。みたいな?」
ヴィネルオ(1200) は 食料0 を獲得!
ヴィネルオ「さて、と」 ルビー を獲得しました!
|
どこからか、声が聞こえてくる――――― "おぉっと、ちょっと待ってください。私は還ってはいませんよ?お忘れですかぁ?" "・・・榊さん。そうでしたね、貴方は還るはずがありませんね。御協力、感謝しています。" "そうですともッ!この島の危機を初めて知ったのも、宝玉の噂を世に広めまわったのも、温泉を掘り当てたのもッ!!全て私なんですからッ!!エージェントとしてもなかなかの名演技でしたでしょうッ!?" "えぇ・・・。何から何まで、本当に感謝しています。" "礼なんてっ。ただ私が古代遺跡を己の命より大切にする素晴らしい探検家だっただけですよ。・・・まぁ、見返りはキッチリ戴いていくつもりですがねッ!" "・・・知っているのですね、私もその存在は知っています。できるならそれを御礼として用意したかったのですが・・・残念ながらそれは人工物、島のものではありませんので制御できないのです。" "いいのですよ。私は探検家なのですからッ!!" "・・・皆さんに謝罪致します。彼に広めさせた噂、宝玉の伝説は・・・・・・全て偽りです。手にある宝玉も存在した遺跡も、私が創り出したものです。全ては先にあるこの島への災いを消してもらうために私が用意したものです。皆さんを利用してこのようなこと・・・、申し訳ありません。―――ただ・・・" "・・・この島にはそれらの宝玉伝説に近いものが存在する、というわけですよ。まぁ、私の目的の半分がそれだったりしますがねっ!災いも消えた今、またゆっくりと探索を再開できるというもの・・・・・・―――おっと、貴方達がライバルということになりますかなっ?ゆっくりはしていられませんなッ!!" "探索をする方は良いですが・・・・・・、探索を望まない方もいらっしゃるでしょう・・・。私では宝玉の伝説の一部のような『願いを叶える』といったことはできませんが、皆さんを島の外へと運ぶことなら、できます。―――――想い描いてください、貴方の帰る先を。この島の探索を続けるのならこの島を、そうでないのなら貴方の望む場所を。" "私はもちろん、留まらせていただきますよ。ここからが本業ですからね。" "皆さん本当に・・・ありがとうございました―――――"
|
|
|