生存 94 日目 天候:晴れ
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ナルスキル を使用した! 技 ヴォイド を修得! 技 ヴェイケント を修得! 技 ナム を修得! 技 ヴァース を修得! 技 ブレイス を修得! 【食料消費】 食料305 を消費しました。
【食料消費】 PetNo.1 EveningStar
ディン「エリィがいなくなるらしい。どうやら俺は、思っていたより寂しがりらしくてな」
ディン「そのときは架那も朔夜も一緒に来るそうだ。」
ディン「この宝玉、お前にやれたら、良かったのにな」
レイファス(116) からメッセージ
V「なんでコッチを見てるのかな! なんでコッチを見てるのかな!」
レイファス「そうだね……始まりが有ったんだし、終わりも当然あるんだけど……うん、少し寂しいなあ」
レイファス「ん、出来る限り頑張る。無理せず気楽に出来る程度で、限界までね」
Lady Guffaw(526) からメッセージ
Lady Guffaw「CPありゃあ敏捷上げて追いつくんだが…如何せん巧くいかねえや、ひひ!」
Lady Guffaw「俺にゃガラスの靴は似合わねぇから履けねぇ、王子にゃ魔法が解けた後の俺を探す手がかり無しだぜ?」
Lady Guffaw「…それともアレか?女の魔法っつーのは上手い具合に全部はぐらかせるのか?ひひひ!」
Lady Guffaw「輪舞曲【ロンド】以外は受け付けねぇよ、いい男相手なら尚更だ」
Lady Guffaw「嫁入りなんてガラじゃねえってか?俺らにゃあワルツがお似合いか…ははは!」
ホリィ(597) からメッセージ
ホリィ「そちらも頑張ってくださいね、お姫様の守護騎士様(微笑」
サトム(601) からメッセージ
サトム「勝つためにはどんな手段もいとわない…ってことですね。こっちも相当な覚悟で行かないと…。」
サトム「それは…どうでしょうね(汗) ”武器を装備してないどころか服も着てなかった”とか、”5人で戦隊を組んで巨大ロボットを呼んだりと「隠密」とはほど遠い存在だった”とか、いろいろな”ニンジャ伝説”がありますし…。」
サトム「でも、本来の”忍者”はあくまで「隠密部隊」…極めて地味、かつ効率重視ですから、素手で無生物の首飛ばしたりはしないと思います(苦笑」
サトム「とりあえずダガーの代わりにシュリケン飛ばしてみたり、竹を口に咥えて池で待ち伏せしてみたりすれば気分は忍者だと思いますよ(何」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)(659) からメッセージ
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「人狩り撃破そしてスペード撃破本当におめでとうございます」
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)「惜しむらくはもう少し早ければ・・・と言ったところですかまぁウィンド殿の姫君を彼の地へお送りするわけには行かなかったでしょうが」
+夜陰(* ̄▽ ̄) +(960) からメッセージ
+夜陰(* ̄▽ ̄) +「決闘の理由としてはですの。。まずは私の実力を試したかったことですの。」
+夜陰(* ̄▽ ̄) +「それとアサシン(暗殺術)の先輩をこえるという目標を達成することですの(いつできたんだろぉぃ。」
+夜陰(* ̄▽ ̄) +「負けたら亜空間逝きすの〜?(まてぃ」
か〜まいん【天使気分lv40】(1340) からメッセージ
か〜まいん【天使気分lv40】「あ、スペード撃破おめでとうございます♪オマケに宝玉までゲットしちゃうし……さすがクールなタフガイですね。」
R-29 に移動しました。 |
叫び声が聞こえる レイシー(53) のシャウト! レイシー「その声は届かない…。」
メイ(139) のシャウト!
アイ(202) のシャウト!
わかめパーマな羽唯(461) のシャウト!
メディ(598) のシャウト!
ハルゼイ&アッシュ(第7213装甲戦闘工兵小隊コンビ)(659) のシャウト!
ユースケ(1132) のシャウト!
特派員S(1393) のシャウト!
リオン(1690) のシャウト!
カイ(1692) のシャウト!
『疾風』の蒼雅(1696) のシャウト!
『追憶』の紫苑(1743) のシャウト!
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現在地:R-28 平野
”Retake”─Do you have a dream?─「えっと、お嫁さんにして下さいって……言うのかなぁ?」 メイの言葉はいつも唐突だ。そして、アイヴォリーを驚愕させるのもいつもと同じだ。間抜けな叫びを上げたアイヴォリーは、彼女が発した言葉の意味を理解するために間抜けな顔のままでしばし固まった。 そうそう、あの時はビビッたぜ……。マトモに答えもデキなかったか…… だが、すぐに意図を理解したアイヴォリーは、メイの俯いた小さな顎に人差し指をかけ、優しく自分の方へとその目を向けさせる。メイが恐る恐る見上げたアイヴォリーの瞳には、いつもの茶化すような笑みすらなく、真紅の瞳は唯真摯な色を湛えていた。 「メイ、オレでイイのか?」 そうそう、マッタク会話になッて……ッてえええッ?! 「あ、あのねっ! ルミィちゃんにプロポーズの事話して、色々勉強したの♪」 メイの瞳は切実さすら伴って痛々しい。その瞳を真正面から受け止めて、アイヴォリーは優しく微笑んだ。 「安心しろ、メイ。オレはドコへもいキャしねェ。ずっとオマエのソバにいて、オマエを護る……。」 イツだッ!イツそんなコッパずかしいコトをオレが言ったッ!! その普段からは想像も出来ぬような真剣なアイヴォリーの様子に、メイは安心したようにして静かに瞳を伏せ、ゆっくりと閉じた。 「王子様のキスがないと目覚めないんだよ? このお約束は、ぜったいふへんの真理なんだぉ。 これが出来なきゃ、度胸無さそうなおにーさんに格下げしちゃうぞ。」 いつかルミィに言われた言葉が甦る。そんなことを言われずとも、アイヴォリーはその時がくればそうするつもりだった。目を閉じたまま睫毛を振るわせるメイの小さな顔を目に焼き付けて、アイヴォリーも静かに瞳を閉じる…… + + + 「アイちゅわ〜ん♪」 「ッてうわわわわッ!!!」 目の前に大写しになったディンブラの顔に、アイヴォリーは良く分からない悲鳴を上げながら飛び起きた。危うくディンブラと接吻けしそうになって、普段でも見られないような驚異的な体勢でディンブラの顔を躱すと、起き上がって彼を睨むアイヴォリー。 「テメェ、イツからいたんだよ?」 「いや、最初から。いや〜、アイちゃんってば大胆な夢見るのなぁ? しかも本人に了承無しで、なぁ?」 我慢できないほど可笑しいといった様子で、アイヴォリーの肩をばしばしと叩きながらディンブラは豪快に笑い転げている。それを聞いてアイヴォリーの表情が引き攣った。 「テメェッ、ユメん中ノゾいたのかよッ?!」 「いやいやいや、あんまりアイちゃんが悶えながら寝てるもんだからさぁ、悪夢だったらかわいそうだな〜と思って眠りの精に頼んで行ってみたらな? うはははは……ひ〜……」 最早硬直してしまったアイヴォリーからは言葉すら出ない。毒使いが石化している様子など間抜け以外の何物でもないのだが、まさにアイヴォリーは“石化”していた。 「いやっはっはっは……そーか、アイちゃんも身を固める気になったかぁ! うひゃっひゃっひゃ……」 相変わらず硬直したままのアイヴォリー。まだ笑い続けているディンブラは、アイヴォリーに駄目押しで止めの一撃を見舞ってやることにした。 「そうだな、なんなら俺が式進行してやろうか? いや〜、精霊の王族に司会進行してもらえる奴なんて滅多にいないぞ? 良かったな、うわはははは……。」 「ディンブラ……?」 ぎぎぎぎぎ、と壊れた機械のように、不自然に首だけを回してディンブラの方を向くアイヴォリー。もっとも、壊れていないかと言えばこの場合そうでもないので当たらずとも遠からずといったところではあった。妙に無表情のまま、アイヴォリーはゆらりと立ち上がった。低い姿勢を保ったままで、暴走した人型決戦兵器のような体勢になっている。 「いや〜、うはっはっはっは……」 「……とオサ……す……クゴは……たか?」 しゃり。極々小さな音で、アイヴォリーの両ブーツからダガーが静かに抜き放たれ。 「どぅるぁがぁぁぁぁッッ、ディンブラ、待ちヤがれ〜〜〜ッ!!!」 そうやって、いつも通りの──いつもよりは少々過激だったかも知れないが──二人の追いかけっこが早朝から始まったのだった。さすがの騒ぎに眠い目を擦りながら、寝惚け眼のメイがテントから姿を見せる。 「ふわ〜ぁ……アイ〜、お客さん〜……?」 「アイちゃんがな、アイちゃんがなっ!」 危うく顔を反らせた、叫び出しそうなディンブラの口元を鋭い音とともにダガーがすり抜ける。後ろの大木にそのダガーが突き立ち、一体どんな毒を仕込まれているのか大木はどろどろと溶解して一瞬前の立派な姿からただの粘液の塊へと姿を変えた。 「待てッ、神妙にしヤがれッ! ソコへナオれ〜〜〜〜ッ!!!」 「断るっ、今お前に捕まったら拷問どころじゃ済まないだろっ?!」 相変わらず笑い声を上げながら木の奥へと駆けていくディンブラを、野生動物のように壊れたアイヴォリーが追いかけていった。そして、辺りには早朝の静寂が戻る。 「??」 まだ眠たそうな目で首を傾げ、ハテナマークを頭に浮かべるメイだけがその場に残されていた。
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メイ(139) とゆっくり休憩しました。
HP が 4033 回復しました。 |
現在地:R-28 平野
ようやくアイヴォリーたちは、以前ハルゼイたちとキャンプをともにした砂地へと帰ってきた。さすがに疲れたのか、アイヴォリーは荷物を下ろすのもそこそこにどっかりと地面に直に腰を下ろす。無理も無い、メイのパンデモニウム二連撃が去った後を引き継いでひたすらシルバークラットを撃ち続け、ようやくスペードを固めて倒したのだ。最後の辺りでは集中力が尽きるぎりぎりのところで、何とかメイの攻撃と石化毒によって相手が根負けしたような具合だった。そもそも、アイヴォリーの石化毒は揮発性の薬品の占める割合が大きいために、すぐにダガーを鞘に戻し毒を刃の上に新たに補充してやらなければならない。純粋に挙動が増えるということはその分疲労の度合いを増す技だということでもあった。その技を延々相手に打ち込み続けたのだ、さすがのアイヴォリーも冗談抜きで疲れていた。 「ウィンド殿、リアーン嬢、お疲れ様でした。そしておめでとうございます。」 ハルゼイがやってきて、律儀に頭を下げる。アイヴォリーは言葉を返すのすら億劫で、メイの方を振り向いてにやりと笑みを浮かべると、ハルゼイに向けて無言で親指を立てて見せた。 「イヤ……悪ィな。オレたちの分までヤッカイゴト背負わせちまったせいで……。」 うつむいたままでアイヴォリーが呟く。そう、ハルゼイ自身は昨日のスペード戦で敢え無く敗北を喫したのだ。それがアイヴォリーにとっては気がかりだった。 「いえいえ、卒業試験ですからね。まだ時間はあります。三度目の正直という奴ですよ。」 穏やかに微笑むハルゼイ。ようやく顔を上げたアイヴォリーが、疲れた様子でハルゼイを見上げた。 「で、ホントにヤるのかよ?」 「大丈夫ですか、ウィンド殿。何でしたら今からでも彼女に断りの連絡を入れてきますが……。」 疲弊した様子のアイヴォリーの問いに対してハルゼイが逆に聞き返した。彼が問うたのは、今日の昼に決まった夜陰との決闘の話だ。スペード戦が終わってハルゼイたちに合流したアイヴォリーに、彼女が申し込んだのだ。 「オイオイ、レディの誘いを断れッかよ。第一ねェさんの方はジョーカーとヤッて来たんだろ。向こうにそう言ってやりてェぜ。 それにな、アサシンッつーのは、ココイチバンでムリが利かねェと商売にならねェんでな?」 “レディの誘い”という、いかにもアイヴォリーらしい言葉を聞いてメイがくすりと笑みを漏らした。そして昨日のハルゼイの言葉をそのままに返したアイヴォリーに、ハルゼイもまた苦笑する。 「分かりました。ではそうですね、私は観戦席で楽しませてもらうとしましょう。」 苦笑を浮かべたままで軽く敬礼してハルゼイはキャンプの設営のために去っていた。戦闘工兵の部隊にいた彼にとっては、こうした普段の生活も仕事の一部であるのだ。それを見送ってから、アイヴォリーはメイを振り向くともう一度いつもの笑みを浮かべて見せた。 「メイ、シッカリ応援頼むぜ? ……ソレまで少し、休むとすッか……」 すぐに寝転んだアイヴォリーからは寝息が聞こえ始める。優しく笑ったメイは、そっと長く伸びた彼の白い髪をかき上げる。 「……アイ、キャンプどうするの?」 だが、その声はもうアイヴォリーには届いていなかった。 + + + マズ、危険なのはあのねェさんのウデから繰り出される一撃が重いッつーコトだ。ウッカリイテェのを貰っちまったら、ソレだけでも体格で負けてるオレは不利だ。第一、装備の質は向こうの方がイイ。筋力とエモノのキレが相乗的に効果を生む。デキるだけ貰わねェコトに越したコトはねェ。ッつーコトはイツも通り、相手を動かさせずに封じ込めるラッシュしかオレにメはねェッてコトだ。 ソレに、あの“吸血鬼への制裁”ッつームチはヤベェ。昨日の人狩りと同じで、テキが流した血を本体に還元する。ソレでなくても一撃の軽いオレの攻撃で負わせた傷をアレで直された日ニャ、ホトンド完封もイイトコだ。 後は、あのねェさんが暗殺術に長けてるッつーコトも注意しとかねェとな。デッドライン──要するにエッジ、死線ッつーヤツだ──が見えるってコトは、オレのスキを見逃さずにえげつねェ一撃を入れてくるッつーコトだ。油断はデキねェ。 ムチ自体も危険だ。トワインストリングみてェな連打もあるし、第一アレで足を絡め取られたりすリャ行動に支障が出る。ヤッパリ食らうワケニャいかねェな。 だケド、オレにも有利な点はある。凍結と炎上が効かねェッつっても、毒はソレだけじゃねェ。連撃で麻痺、昏倒、睡眠のドレかが入っていけば充分に相手の動きを封じられるハズだ。ソレに、今のオレニャ宝玉の加護がある。ねェさんは宝玉を持ってねェ分、装備の不利は多少でも補えるハズだ。 後はそうさな、ワナ次第ってトコかねェ。ラックの女神サマがドレだけオレに笑ってくれるかが勝負の分かれ目ッつートコか。 + + + 「オンナのナリしたヤツとヤリ合うのは気が進まねェんだけどな……ホントにヤる気かいねェさん?」 「当たり前ですの。覚悟は良いですの?」 二人が砂地で向かい合っている。遠巻きにするようにして二人の仲間たちが輪を作って彼らを囲んでいた。 「ヤレヤレ、仕方ねェな……じゃちっとばかしホンキで行かせて貰うぜ。見切ってみな、右と左の鎌鼬ッ!」 低い体勢でアイヴォリーが一直線に彼女へ向かって走り込んだ。両のブーツから音も無く二振りのダガーが躍り出る。二人を仲間たちの歓声が包み込んだ。
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決闘に向かいました。 決闘を待つ者を発見!!
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アイ「ヤレヤレ……見た目オンナを殴るのは気が進まねェんだケドな。ホントにヤるのかよ、ねェさん?」
宝玉が アイ の装備を強化! |
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祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが241回復! アイは技を使った! アイ「亜空間行きはカンベンだからねェ……右と左の鎌鼬、受けてみやがれッ!」 カマイタチ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は攻撃を回避! アイ「風はどんな隙間からでも忍び込む。例えば、オマエの鎧の間からだってな。」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に82のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に135のダメージ!! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に87のダメージ!! Shock!!!! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に230のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に気絶効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に70のダメージ!! Shock!!!! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に186のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に気絶効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に気絶効果! アイ「ま、結果オーライだよな。」 運良く命中! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に66のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に混乱効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は炎上に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は魅了に抵抗! Shock!!!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に109のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は気絶に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に70のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に抵抗! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に94のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は睡眠に抵抗! |
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+夜陰(* ̄▽ ̄) +は何とか意識を保っている! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に耐えている! 混乱している! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「凍てつけですの!」 モゥリバンドリリィ!! アイに798のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが79回復! アイに毒効果! アイに凍結効果! 運良く命中! EveningStarに4172のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが417回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に石化効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが36回復!! EveningStarに毒効果! EveningStarは凍結に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に120のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが12回復! EveningStarに毒効果! EveningStarは麻痺に抵抗! EveningStarは石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は毒に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は凍結に抵抗! (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への気絶効果が解消) (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への麻痺効果が解消) (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への混乱効果が解消) (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への石化効果が解消) 毒により421のダメージ!! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが142回復! EveningStarは技を使った! ひっかき!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は攻撃を運良く回避! 毒により380のダメージ!! 凍結により身体が思うように動かない! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが208回復! アイは技を使った! アイ「ちょいとばかし見せてやるぜ、アサシンの戦い方ッてヤツを……な?」 アウェイクセンス!! アイの物理攻撃力が上昇! アイの命中が上昇! アイのクリティカル率が上昇! アイの行動速度が上昇! (アイへの祝福効果が消失) (アイへの加護効果が消失) |
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毒により312のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「精神集中ですの!」 フルブルーム!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のクリティカル率が上昇! (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への毒効果が解消) 毒により245のダメージ!! 凍結により身体が思うように動かない! アイは技を使った! アイ「毒をもって毒を制す……アサシンの基本さね。」 シルバークラット!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は攻撃を回避! (アイへの毒効果が解消) (アイへの凍結効果が解消) 毒により422のダメージ!! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが122回復! EveningStarは技を使った! 噛みつき!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は攻撃を回避! EveningStarが倒れた! |
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アイの攻撃! 運良く命中! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に53のダメージ!! Shock!!!! アイ「運も実リキの内、ってな。」 運良く命中! アイ「ココが……イイんだろ?」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に203のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は気絶に抵抗! アイ「後ろがガラアキだぜ?」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に57のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「凍てつけですの!」 モゥリバンドリリィ!! アイに1088のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが108回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが39回復!! アイに毒効果! アイは凍結に抵抗! |
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毒により407のダメージ!! アイは技を使った! アイ「ホラよ、暗殺者をバカにしチャ、イテェ目見るぜ?」 シルバークラット!! 運良く命中! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に93のダメージ!! Shock!!!! 運良く命中! アイ「ココが……イイんだろ?」 クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に148のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の攻撃! アイに356のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが35回復! アイに麻痺効果! アイの行動速度が低下! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが34回復!! |
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アイは麻痺している! 毒により318のダメージ!! (アイへの麻痺効果が解消) +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「うなれ烈風神速鞭ですの!!」 トワインストリング!! アイの行動速度が低下! アイに601のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが60回復! アイに麻痺効果! アイの次の行動が遅くなった! アイ「ラックの女神サマはオレが大事らしいぜ?」 アイは攻撃を運良く回避! アイに552のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが55回復! アイは麻痺に抵抗! アイの次の行動が遅くなった! |
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アイは麻痺している! 毒により188のダメージ!! (アイへの麻痺効果が解消) (アイへの毒効果が解消) +夜陰(* ̄▽ ̄) +は黒煙に包まれた!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に睡眠効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に混乱効果! 連鎖的に罠が発動!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は黒煙に包まれた!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に睡眠効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に混乱効果! アイ「シーフの鉄則、勝てば官軍ッ!」 |
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アイの攻撃! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に45のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! Shock!!!! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に274のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は痛みで目を覚ました!! アイ「風はどんな隙間からでも忍び込む。例えば、オマエの鎧の間からだってな。」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に84のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に耐えている! 毒により1635のダメージ!! 混乱している! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は足元に違和感を感じた!! ポイズンマイン!! BOMB☆ +夜陰(* ̄▽ ̄) +に227のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に抵抗! アイ「そんなに足元ばっか見てるとアブないぜ?……ホレ。」 (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への麻痺効果が解消) |
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アイは技を使った! アイ「切り裂け、シルフの抱擁の如くッ!」 ガッシュゲイル!! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に66のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に抵抗! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に112のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に97のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に睡眠効果! 運良く命中! アイ「ココが……イイんだろ?」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に194のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に55のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に気絶効果! アイは技を使った! アイ「切り裂け、シルフの抱擁の如くッ!」 ガッシュゲイル!! 運良く命中! アイ「後ろがガラアキだぜ?」 クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に128のダメージ!! 運良く命中! アイ「遅ェよ。隙がミエミエだ。」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に148のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は痛みで目を覚ました!! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に113のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は気絶に抵抗! アイ「後ろがガラアキだぜ?」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に116のダメージ!! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に98のダメージ!! Shock!!!! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に169のダメージ!! |
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+夜陰(* ̄▽ ̄) +は何とか意識を保っている! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺している! 毒により1707のダメージ!! 混乱している! (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への気絶効果が解消) (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への麻痺効果が解消) アイは技を使った! アイ「怒涛の如く吹き荒れる嵐、翻弄されてオドッて見せろよ?」 ガッシュゲイル!! アイ「遅ェよ。隙がミエミエだ。」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に66のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に128のダメージ!! アイ「風はどんな隙間からでも忍び込む。例えば、オマエの鎧の間からだってな。」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に70のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は気絶に抵抗! アイ「遅ェよ。隙がミエミエだ。」 クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に97のダメージ!! Shock!!!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に73のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は睡眠に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に気絶効果! 運良く命中! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に154のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は睡眠に抵抗! |
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アイの攻撃! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に83のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に49のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は何とか意識を保っている! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に耐えている! 毒により1717のダメージ!! 混乱している! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「凍てつけですの!」 モゥリバンドリリィ!! アイに1132のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが113回復! アイに麻痺効果! アイの行動速度が低下! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが38回復!! アイに毒効果! アイに凍結効果! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に324のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが32回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが34回復!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は凍結に抵抗! (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への気絶効果が解消) (+夜陰(* ̄▽ ̄) +への麻痺効果が解消) |
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アイは麻痺している! 毒により451のダメージ!! 凍結により身体が思うように動かない! (アイへの麻痺効果が解消) |
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毒により1572のダメージ!! 混乱している! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の攻撃! アイ「この顔に傷がついたらな、運命の女神サマが泣くんだよ。悪ィな。」 アイは攻撃を運良く回避! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが36回復!! 毒により351のダメージ!! 凍結により身体が思うように動かない! アイは技を使った! アイ「蛇女の瞳、マドワされてみるかい?」 シルバークラット!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は攻撃を回避! |
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毒により1519のダメージ!! 混乱している! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「うなれ烈風神速鞭ですの!!」 トワインストリング!! アイの行動速度が低下! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の行動速度が低下! アイに636のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが63回復! 突然棘が飛び出した!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は混乱に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが34回復!! アイの次の行動が遅くなった! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に98のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが9回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の次の行動が遅くなった! アイに548のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが54回復! アイに麻痺効果! アイの行動速度が低下! 突然棘が飛び出した!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は毒に抵抗! アイの次の行動が遅くなった! クリティカル! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に197のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の足を絡み取った!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが19回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の行動速度が低下! アイに毒効果! アイは麻痺に抵抗! アイは石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の次の行動が遅くなった! アイに593のダメージ!! アイの足を絡み取った!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが59回復! アイに麻痺効果! アイの次の行動が遅くなった! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に154のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが15回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の次の行動が遅くなった! |
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アイ「いてーッつーの……。」 アイ「そろそろ終わりにしようぜ?ダラダラやんのはスキじゃねェ。」 アイは麻痺している! 毒により360のダメージ!! 凍結により身体が思うように動かない! (アイへの麻痺効果が解消) (アイへの凍結効果が解消) |
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+夜陰(* ̄▽ ̄) +は麻痺に耐えている! 毒により1518のダメージ!! 混乱している! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は技を使った! +夜陰(* ̄▽ ̄) +「うなれ烈風神速鞭ですの!!」 トワインストリング!! アイの行動速度が低下! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の行動速度が低下! アイに636のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが63回復! アイの次の行動が遅くなった! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に98のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の足を絡み取った!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが9回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが37回復!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の次の行動が遅くなった! アイに619のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが61回復! アイの次の行動が遅くなった! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に100のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが10回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の行動速度が低下! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の次の行動が遅くなった! アイに557のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが55回復! アイは毒に抵抗! アイは麻痺に抵抗! アイは石化に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に毒効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に麻痺効果! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は石化に抵抗! 突然棘が飛び出した!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +は混乱に抵抗! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが39回復!! アイの次の行動が遅くなった! クリティカル! +夜陰(* ̄▽ ̄) +に161のダメージ!! +夜陰(* ̄▽ ̄) +のHPが16回復! +夜陰(* ̄▽ ̄) +の次の行動が遅くなった! アイ「アイテテテ、ギブ、ギブだッ!」 アイが倒れた! |
戦闘に敗北した・・・
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現在地:R-28 平野
「……テキか。」常人には聞き取れないほど微かな警戒音。だが、自分で張り巡らせた不可視の要塞に抜かりはない。先日ジンク──ハルゼイのかつての戦友だった男──に襲撃されてから、アイヴォリーの警戒用の罠はさらに緻密なものにされていた。 まさについさっき、つかの間の休息を得て仮眠についたハルゼイの周囲に、警戒用の罠を敷設してやったところだ。ハルゼイたち自身は、今日の深夜のスペード戦までは移動の予定はない。つまりは、ハルゼイのところへ向かっている何者かが存在するということをアイヴォリーの罠は示していた。 「ヤッカイな時に来ヤがるぜクソッタレ……。」 自分たちのキャンプからは、その移動方向からして掠める程度で接触はしそうにない。だが、その未確認の何者かが向かっているらしいキャンプの主は、アイヴォリーたち二人のために徹夜で作業を終えたところだ。僅かに目を細めて無言で逡巡すると、アイヴォリーはメイに声をかけた。 「メイ……テキだ、行くぞ。」 「うん……っ。」 僅かな緊張に眉を寄せ、彼の小さな姫が答える。こちらから打って出る気はなかったのだが、自分のために働いてくれた大切な友人が狙われているとなれば話は別だ。ブーツのダガーを確認すると、アイヴォリーは滑るようにして森を駆けだした。 + + + 「オイ。」 樹上に陣取ったアイヴォリーは、敢えて相手に声をかけた。般若の面を被ったその男は鎌らしき武器を抱えている。動物を二匹連れているものの、単独のようだった。不意を突いても良かったのだが、できれば戦わずに帰って欲しかったのだ。メイは基本的に人同士が争うことを好まないのだから。 「こっから先はオレたちのキャンプだ。用がねェんなら近寄るんじゃねェ。」 それでなくてもアイヴォリーは苛立っていた。食料の確保はもちろん、夜には大切なスペードへのリベンジが控えているのだ。こんな面倒には出来れば関わりたくない。だが、その一方で、獣のように軟弱ではない、それなりの腕試しの出来る相手に対して新しいダガーの出来を試してみたいという気持ちがあることも、アイヴォリー自身感じていた。 「殺すか殺されるか……Dead or Aliveといきましょうか!!」 ゆっくりと顔を擡げる男。その表情は般若の形相をした仮面に隠されていて分からない。だが、押し殺したような笑いの後に聞こえたのはそんな言葉だった。いつものにやけたそれではなく、皮肉と嘲笑に満ちた冷たい笑みを浮かべてアイヴォリーは吐き捨てるように言った。 「徒党を組んで人を狩る……ケモノだな、アンタらは。」 その言葉とともに、メイがアイヴォリーの肩から飛翔し、アイヴォリーが跳躍する。男の構えた鎌がぼんやりと光に包まれるのが見えた。神剣の使い手らしい。イヴがアイヴォリーの影から走り出るようにして横へ回り、その白い翼を広げた。戦闘開始。結局人狩りとそれを忌み嫌う者は相容れずに刃を交えるために距離を詰める。 「風はどんな隙間からでも忍び込む。例えば、オマエの鎧の間からだってな。」 薄い笑みを浮かべたままでアイヴォリーは石化毒を前にいた仮面の男に叩き込んだ。たとえ脅威と言われる神剣の使い手であっても、一人に対して遅れを取る気などアイヴォリーにはさらさらない。死神よろしく黒い外套を纏ったその隙間に“風と翼”を鋭く突き入れ、鼻で笑う。そのまま男をすり抜けると、アイヴォリーは跳躍し、ようやく戦闘態勢に入ろうとしている二匹の獣の内片方に体重を預けるように着地する。バランスを崩して倒れる猿の顎を正面から踏みつけ、背後に近づいた犬をとんぼ返りで飛び越えると石化毒を頭に叩き込んだ。 「自業自得、アンタに救いの術はねェ。死ぬほど後悔しながら死にな。」 もう一度鼻で笑うと、アイヴォリーは男に向き直る。だが、石化毒の入りが甘かったのか男は両手を広げると不可聴域の音を辺りに放った。 「貴様が逝くか、俺が逝くか……楽しもうではないか!」 聴覚の限界を超えた音によって相手を朦朧とさせる呪歌の一種だ。直接身体に危害を及ぼす訳ではないが、その振動は脳に負担をかける。放射状に広がった不可視の攻撃にメイがよろめいて地に落ちるのが見えた。アイヴォリーもこめかみに手を当ててその衝撃に耐える。 「クソッタレ、風よ集え!」 一瞬で過ぎ去ったその衝撃波を耐え抜くと、アイヴォリーは歯を食いしばって集中する。敵はこれでまとめて相手の動きを止め、それから動けない相手を叩く戦術らしい。相手を何らかの方法で拘束し、一方的に攻撃して被害を最小限に減らすというその戦法は、アイヴォリーもそうであるようにこの島での常道のひとつだ。ようやく衝撃の余韻から立ち直ったアイヴォリーの視界に、男が攻撃に出ようとしているのが見えた。 だが、相手の行動を封じるのはアイヴォリーの得意とするところだ。一歩足を踏み出した男の足元から黒煙が立ち上り、相手の視界を殺す。 「ご苦労さんッ!」 メイはまだ動けそうにない。メイの攻撃が壁役の動物ではなく人狩り本人に入るように動物たちを前もって排除しておくのはアイヴォリーの仕事だ。もう一度男に肉薄すると、アイヴォリーは相手のこめかみに肘を入れ、相手が仰け反っている間に改めて動物たちに止めを差す。アイヴォリーの頭に冷たい血が流れ込んでいた。暗殺者の性である、殺しに淫する血が。鮮血色の瞳を熱っぽく輝かせアイヴォリーは思わず快哉を上げていた。 「くはははッ、アサシンの奥義をソノ目で見てェのかよ!」 暗殺者として培われた身体の切れが、今の自分には戻ってきていることをアイヴォリーは実感していた。それはスペード戦のために服用した複数の薬の力だ。だが、アイヴォリーはその力に酔いしれていた。 「切り裂け、シルフの抱擁の如くッ!」 低い姿勢から相手の懐に潜り込んだアイヴォリーは、その小回りの差を活かして連撃を浴びせていく。相手の血を浴びその瞳はさらに輝きを帯びていた。 「怒涛の如く吹き荒れる嵐、翻弄されてオドッて見せろよォォォッ?!」 両の手にキリングダガーを帯びたアイヴォリーが、相手の身体を切り刻むかのようにダガーを掠らせていく。もうどれほどの毒が叩き込まれているのかアイヴォリーにも分からなかった。ただ鼠を追い込む猫のように、毒で身動きの取れない相手に延々と連撃を掠らせていくだけだ。 「ボクの本気、見せてあげるっ!!」 メイを中心に収束する禁魔術の魔力が風を起こし、不意にアイヴォリーを我に返した。気付けばアイヴォリーの周囲を煌く風花のような魔力が包んでいる。アイヴォリーがあまりに隣接しているのでメイは保護の魔法をかけてくれていたのだが、それすら今までアイヴォリーには気付けなかった。メイが魔法を撃ち込むのに合わせて跳躍し、範囲外へと飛び下がる。 「中々に……やってくれる……」 呟きとともに、ようやくアイヴォリーの乱撃から解放された男がメイに向かって駆け込んだ。威力があり、そして薄そうなフェアリーから落とそうとしたのだ。鎌が神剣の力により輝きを増し、風とともにメイに襲い掛かる。だが、彼女の横にいたサラームがメイの前に出て、攻撃に割り込んだ。遠心力とともに神剣の力で高められた一撃は、サラームを行動不能に追い込むのに充分な威力だった。サラームに突き立った鎌の刃からは流れる血を糧とするように赤黒く輝く魔力が流れ、男に向かって収束したそれは男に活力を送り込んだ。 「一回で済むと思ったら間違いなんだからっ!!」 だが、目の前で可愛がっていたペットを倒されたメイの目は、珍しく真剣な怒りに満ちていた。禁魔術で生み出された衝撃波が男を吹き飛ばした。 「そっちの運が、悪かったのよ。」 ぎり、と冷たい視線で睨み付けたメイは、動かなくなった男に向かってそう言い放った。アイヴォリーもまた、わざわざやってきた人狩りに同情してやる気はなかった。 + + + それは昨日の昼、ハルゼイの周囲に警戒用に罠を仕掛けた後のことだった。結局、あの後装備と食料を奪い取ると、アイヴォリーは自分たちのキャンプから離れた辺りで引きずっていた男を投げ捨てた。その拍子に、これを見つけたのだ。アイヴォリーの手の中には、確かに見たことのある赤と青のガラス玉のようなそれがあった。投げ捨てた男の懐から転がり出たそれは、ゆっくりと浮遊するとアイヴォリーの手の中へと飛び込んだのだ。まごうことなき、火と水の宝玉だった。だが、アイヴォリーは奪われてからずっと求め続けていた、自らの足枷になっていたそれを皮肉な笑みで見つめていた。 「ちっとばかし……遅かったかねェ……。」 切なげな瞳で自分の頭の上を見上げるアイヴォリー。ようやく肩を並べて戦うことが出来ると思ったというのに。もう、光の輪は消えてしまっていたのだった。
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メイ(139) と動物の群れ狩りに出掛けました。
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アイ「腕試しと、行きますかねッ?」 メイ「さあ、張り切って行くよーっ!」
Salamander は結構怠慢気味だ(気力65%) |
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アイ「懐かれても困るんだよな……。」 アイは放浪影法師Cを魅了した♪ 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが221回復! アイは技を使った! アイ「毒をもって毒を制す……アサシンの基本さね。」 シルバークラット!! クリティカル! クリティカル! クリティカル! チーフモールに7813のダメージ!! アイ「白い風が、死出の道案内をしてくれるだろうさ。」 Shock!!!! チーフモールに1582のダメージ!! チーフモールに気絶効果! チーフモールに石化効果! チーフモールは石化に抵抗! チーフモールに石化効果! チーフモールは石化に抵抗! アイ「甘ェな、野生の勘だけでは、自らの弱点は隠せねェぜ。」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! 放浪影法師Aに18647のダメージ!! アイ「悪ィな。せめて夢見るように逝けよ。」 放浪影法師Aは麻痺に抵抗! 放浪影法師Aに石化効果! 放浪影法師Aに石化効果! 放浪影法師Aに石化効果! 放浪影法師Aは石化に抵抗! アイ「運も実リキの内、ってな。」 運良く命中! アイ「甘ェな、野生の勘だけでは、自らの弱点は隠せねェぜ。」 クリティカル! クリティカル! 放浪影法師Bに16856のダメージ!! アイ「安心しな、痛みはねェ。タダ、終わらねェ夢が待ってるだけさ。」 Shock!!!! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! 放浪影法師Bに16829のダメージ!! 放浪影法師Bに睡眠効果! 放浪影法師Bは気絶に抵抗! 放浪影法師Bは石化に抵抗! 放浪影法師Bは石化に抵抗! 放浪影法師Bに石化効果! 放浪影法師Bに石化効果! アイ「ココが……イイんだろ?」 クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! 放浪影法師Cに23101のダメージ!! アイ「白い風が、死出の道案内をしてくれるだろうさ。」 放浪影法師Cに石化効果! 放浪影法師Cは石化に抵抗! 放浪影法師Cは石化に抵抗! 放浪影法師Cに石化効果! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが134回復! EveningStarは技を使った! 噛みつき!! 放浪影法師Aに414のダメージ!! アイ「殺気を消すのはお仕事のウチだし、な?」 アイは放浪影法師Bを魅了した♪ 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが194回復! アイは技を使った! アイ「風が教えてくれる……普段は見えない、もうひとつの世界を。」 エクストラビジョン!! アイの命中が上昇! アイの回避が上昇! アイの行動速度が上昇! (アイへの祝福効果が消失) (アイへの加護効果が消失) メイ「んー? えへへっ♪可愛いっ?」 メイは放浪影法師Cを魅了した♪ 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが152回復! メイは技を使った! メイ「空を舞う、白き欠片よ。 ボク達を護る、盾と成って…!」 メィレィ!! アイに反射効果! メイに反射効果! EveningStarに反射効果! Salamanderに反射効果! Guardianに反射効果! チーフモールに混乱効果! 放浪影法師Aに混乱効果! 放浪影法師Bに混乱効果! 放浪影法師Cに混乱効果! チーフモールに混乱効果! 放浪影法師Aに混乱効果! 放浪影法師Bに混乱効果! 放浪影法師Cに混乱効果! チーフモールは混乱に抵抗! 放浪影法師Aは混乱に抵抗! 放浪影法師Bに混乱効果! 放浪影法師Cに混乱効果! 周囲に結界が張られている! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが170回復! Salamanderは技を使った! 雄叫び!! Salamanderの攻撃力が上昇! 放浪影法師Cは魅了されている! 混乱している! 放浪影法師Cは石の身体を気合で動かす! 3658のダメージ!! (放浪影法師Cへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) 混乱している! 放浪影法師Aは石の身体を気合で動かす! 5223のダメージ!! 放浪影法師Aは技を使った! 漂う楽団!! アイのSPに29のダメージ!! アイに睡眠効果! 結界がダメージを反射! 放浪影法師Aは魔法抵抗に成功! 放浪影法師AのSPに7のダメージ!! EveningStarのSPに24のダメージ!! EveningStarは睡眠に抵抗! 結界がダメージを反射! (Salamanderの反射効果が消失) 放浪影法師Aは魔法抵抗に成功! 放浪影法師AのSPに7のダメージ!! 結界がダメージを反射! 放浪影法師AのSPに31のダメージ!! Guardianに睡眠効果! チーフモールは魔法抵抗に成功! チーフモールのSPに11のダメージ!! 放浪影法師Aは魔法抵抗に成功! 放浪影法師AのSPに7のダメージ!! 放浪影法師Bは魔法抵抗に成功! 放浪影法師BのSPに9のダメージ!! 放浪影法師Cは魔法抵抗に成功! 放浪影法師CのSPに7のダメージ!! 結界がダメージを反射! (Guardianの反射持続時間が減少) 放浪影法師Aに43のダメージ!! 結界がダメージを反射! (EveningStarの反射持続時間が減少) 放浪影法師Aに41のダメージ!! 放浪影法師Aに45のダメージ!! Salamanderに30のダメージ!! (放浪影法師Aへの混乱効果が解消) チーフモールが倒れた! 放浪影法師Aが倒れた! 放浪影法師Bが倒れた! 放浪影法師Cが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
アイ「悪ィケド、オレには譲れない道がある。果てしない道が、な。」
アイ(202) は 食料110 を獲得!
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声が聞こえる――――― ”力が不足しています・・・・・維持できません・・・・・” ――――――いつの間にか出入口付近にいました。 ”崩壊します・・・・・気をつけて・・・・・ッ”
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M-18 が海に沈んだ! L-18 に流されてしまった!!
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