生存 22 日目 天候:雨
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【食料消費】 料理判定に成功♪ 食料73 を消費しました。
K-27 に移動しました。 技 グリーディシーザー を修得しました! 技 ダブルペイン を修得しました!
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叫び声が聞こえる エリア(1094) のシャウト! エリア「休み。」
大蚯蚓料理人ルクィ(1181) のシャウト!
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現在地:B-27 通路
<今回のMA及び狩りについての注釈> 紅夜です。どうも。今回はMAを主軸にちょっとアレな行動に出てみました。 アイコンの一斉描き下ろしさえやりました。 でも出来は全体的にダメっぽいです。理由は私がダメ子だからです。 まぁ兎に角、言いたい事は一つです。 MAを読んでから戦闘結果を参照下さい。見えてしまっても見えなかった事にしてMA読んで下さい。 以上です。紅夜でした。では本編をお楽しみ下さい。 …最近夢見が悪い。 暗い遺跡の中、休息を取る為に建てた仮設テントのタープを見ながら、ルクィは確かにそう感じていた。 近頃見ている夢とは、昔のある一時期に見ていた夢と少し似ていて… 何時か見た、憧れを持って追いかけた、誰かの姿を想像させた。 「…。」 そこまで考えを巡らした所で、ルクィは考えるのを止めた。 ふと、横に目をやる。そこにはいつもと変わらぬ寝顔がある。この島に着て、出会ってからと言うもの、常に共に在ったヒト。 いつか笑い合い、いつか共に狩をして、ある時などは本気で戦い合った時さえあった。 今の自分にとって、とても…とても大切なヒト。 そして彼女と共に在れる今の自分が、とても幸せだと感じる。 それだけで充分だ。これ以上は高望みだ。…そう自身に言い聞かせ、彼女はようやく目蓋を閉じた。 悪い夢も、今日は見ないで済むかも知れない。そう思い、静かに眠りについた。 ――――――それが、本当の悪夢の始まりだと気がつく筈も無く。 …昼に続く。
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エリア(1094) と動物の群れ狩りに出掛けました。
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エリア「本気、出していいの?…そ。じゃ、遠慮なく!!」 大蚯蚓料理人ルクィ「…全て、焼き尽くして氷漬けにしてあげる…。魂の、一片すらも遺さないぐらいに!」
大蚯蚓料理人ルクィ の 上位技能〔神剣〕 により 祝福 効果! |
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エリアの非接触攻撃! ミニドラゴンDに361のダメージ!! エリアの非接触攻撃! ミニドラゴンCに343のダメージ!! エリアは技を使った! エリア「一発目からきつ〜いの、やっちゃうよ!!せーの、」 イクスプロージョン!! ミニドラゴンBに3577のダメージ!! エリア「ペルゼイン!よくやった!!こっちもお願い!」 ミニドラゴンBに炎上効果! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 大蚯蚓料理人ルクィは技を使った! 大蚯蚓料理人ルクィ「…凍て付いて砕け散りなさいっ…!」 ドグマティックパニッシュ!! エリアに祝福効果! エリアに加護効果! 大蚯蚓料理人ルクィに祝福効果! 大蚯蚓料理人ルクィに加護効果! ミニドラゴンAに4403のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「下らない…何もかも。もっと、もっとあたしを愉しませてよ…この渇き、餓えを満たすほどに!!!」 ミニドラゴンAに呪い効果! ミニドラゴンAに凍結効果! ミニドラゴンBに3913のダメージ!! ミニドラゴンBに呪い効果! ミニドラゴンBに凍結効果! ミニドラゴンCに4637のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「下らない…何もかも。もっと、もっとあたしを愉しませてよ…この渇き、餓えを満たすほどに!!!」 ミニドラゴンCに呪い効果! ミニドラゴンCに凍結効果! ミニドラゴンDに3985のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「下らない…何もかも。もっと、もっとあたしを愉しませてよ…この渇き、餓えを満たすほどに!!!」 ミニドラゴンDに呪い効果! ミニドラゴンDに凍結効果! 一角獣に5889のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「…余りに、矮小…。いい加減児戯には付き合っていられないわ…。」 一角獣は呪いに抵抗! 一角獣に凍結効果! ミニドラゴンAが倒れた! ミニドラゴンBが倒れた! ミニドラゴンCが倒れた! ミニドラゴンDが倒れた! 一角獣が倒れた! |
戦闘に勝利した!!
呪われし右眼「フッ、ツマラン。…ソロソロ眠ラサセテモラウカ。」
エリア(1094) は 食料235 を獲得!
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現在地:B-27 通路
…ルクィが寝入ってから程なく。宵闇が支配する遺跡の中、その一角で赤い炎が周囲を僅かながら照らし出していた。 その炎は、地面に突き立てられた一対の曲刀、その片方から吹き上がっている。 揺らめく炎に合わせる様に、周囲に当たる光も揺らめいて独特の雰囲気を醸し出す。 仮設のテント、寝袋に寝る二人、そして横たえて置かれている巨大なボウガン。 声がする筈も無いその空間で、しかし確かに話し声がする。 『…本当に、やるの?』 一つは怪訝に、相手の行動を窘める様な声色を混ぜて訊く声。 『仕方があるまい。我等と主の契約は我等が一方的に断ち切れる物ではないのだからな。』 もう一つは断固とした意思と、少しだけの苦悩を混ぜて答える声。 『でも、それじゃルクィちゃんが…。』 『我等が自身の在り様を変える訳には行かぬ。主とて、覚悟の上で我等を手にしたのだ。』 それらは、突き立った二本の曲刀から、漏れ出ていた。 『…っ…。』 『氷牙。貴君とて解って居ろう。コレは絶対に、避け得ぬ必然である事なのだと。』 僅かな懊悩を、しかし強力な自制で覆った静かな声で。 炎を噴出している方の剣は、相手を諭す様に言う。 『でも、でも!抑える事が出来るかも知れない!ルクィちゃんが、其れまでに私達との契約の破棄を申し出るかも知れないわ!』 其れに対する剣は、僅かな可能性を必死に信じようとしていた。 それが、例え意味が無いその場しのぎであったとしても。 『…。』 応えは、無い。 『そうよ、そうだわ!ねぇ焔牙、あと少し抑えて居ても…』 それを同意と取ったものか、更に言葉を重ねる。 相手の同意を信じたい。その、縋る様な想いを混ぜた言葉に、しかし。 『そんな一時の逃げが何の為になると言うのだ!』 相手は、怒気を顕わにした一喝で返した。 『ぁっ、ぅっ………。』 言葉を返せない。 否、『口答え』が出来ない。 『本気でその様な事を考えているのか!?貴君とて忘れたわけではあるまい、あの惨劇を!その犠牲者達を!』 周囲を照らしていた炎が怒りを表現するかのごとく猛烈な火炎となって吹き上がる。 言葉を切ると同時に、其れは直ぐに元の穏やかさを取り戻す。 『ぁ、あぁぁ……。』 火炎への恐れからではない、相手の恐怖の喘ぎを感じて。 もう一度、諭す様に、静かに言葉を紡ぐ。 『…そうだ。あの様な事、二度と起してはならないのだ。主が正気を保てる保障は無い。しかし…犠牲者を、出してはならぬ…。今回は、見ず知らずの相手で済む問題でも無いのだ…。主の、為なのだよ…。』 『………でも、それじゃあんまりだわ……報われないじゃない…。ルクィちゃんは…今まで多くの人を助けてきたわ…。それなのにその本人が何にも貰えないなんて、あまつさえ虐げられるなんて…酷過ぎるじゃない…。』 それは、この二本の剣の、共通の本心。 自らの主たる者への、当然されるべき褒賞が無い事への、同情と哀れみだった。 だが、それは、違う。間違っている。それも…やはり分かっているのだった。 『世の中とは不公平な物なのだよ、氷牙…。多くを救った勇者であろうと、数多を屠った殺人者であろうと…。報われるか否か等解らぬのだ…。』 だから、そう。 せめて彼女の為に、出来得る限りを尽くそうと誓った。 其れが…彼等の、せめてもの報いだった。 『…ぅ、…うぅぅ………』 嗚咽を漏らす。 涙が出せれば、出ていたであろう。 代わりに、その刀身に霜柱の様な氷が滲み出ていた。 『結果がどうなるか、其れは解らん。だが、被害は最小に抑えねばならん。それが、主の意思でもあろうよ。』 結果は、実は、解り切っている。『実例があるのだから』。 だが、其れを口には出さない。 彼もまた、報われる事の無いであろう僅かで淡い期待を、心の何処かで信じたかったのだ。 『……………もう、如何し様も、無いのね…。それなら、早く始めましょう、焔牙…。そして…ルクィちゃん、ごめんなさい…。』 刀身に這っていた氷が音も無く砕ける。 それは、心を決めた合図の様に静かに消えていった。 『そうだな…では始めよう。主よ、我等が無礼を許してくれとは云わん。詰ってくれても構わない。だから、そう。せめて謝罪ぐらいは言わせて欲しい。…すまない。』 そこまでで声は途切れ、変化が起きる。 突き立った二つの曲刀の間に、光の粒子が溢れ、交錯してゆく。 周囲を照らす炎よりも鋭く鮮烈に輝く紅蓮の光と、遺跡を埋める暗闇よりも冷たく煌々と輝く藍色の光。 二色の光は、交錯しつつも混ざる事は無く、その数を増していく。 見れば、大抵の人間は美しいと感じるであろうその輝きの乱舞を、しかし誰一人として見る事無く、いつしかその輝きは一つの球体に落着き始めた。 紅蓮と藍を孕んだ球体は、其の侭音も無く曲刀の間から寝袋の一つへと移動していく。 その中に居る、長い金髪を美しく灯りに反射させながら眠る、一人の女性へと。 その光が消えた瞬間、女性の眉が瞬間、苦痛に歪む。 身体的な異常ではなく、精神的な異常を、はっきりと体現させた、その兆候であった。 …曲刀の銘は、『焔牙』『氷牙』。またの名を『追憶の楔』。 主無き時のこの世の全ての『真実の姿』を記録し、主在る時にはその主たる者の記憶と共に行動した全てを記録する、魔法の産物。 時に立ちはだかる全てを薙ぎ払った豪傑の手に在り、 時に世の全てを手中に収めた権力者の手に在り、 時に…ある戦を戦い抜いた一人の傭兵の手に在った。 …だが、力あるモノには必ず誓約や副作用がある。 大き過ぎる力を持った者は、いずれ自滅へと歩んで行ってしまう様に。 この『追憶の楔』とて無論例外では、ない。 彼等を手にした者には、契約がなされる。そして、其れがある限り必ず襲ってくる一つの『副作用』。 封じられし全ての記憶の強制的『体験』と『共感』、そして其れによる『精神崩壊』 多くの者を狂気と暴走に追い込んだ、それは破滅。 力を欲した者達の、一つの終焉のカタチ。 …その一端が、寝入るルクィの精神を着実に蝕んでいく…。 …夜に続く。
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エリア(1094) と動物の群れ狩りに出掛けました。
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エリア「本気、出していいの?…そ。じゃ、遠慮なく!!」 大蚯蚓料理人ルクィ「…全て、焼き尽くして氷漬けにしてあげる…。魂の、一片すらも遺さないぐらいに!」
大蚯蚓料理人ルクィ の 上位技能〔神剣〕 により 祝福 効果! |
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エリアの非接触攻撃! ミニドラゴンに343のダメージ!! エリアの非接触攻撃! ミニドラゴンに362のダメージ!! エリアは技を使った! エリア「一発目からきつ〜いの、やっちゃうよ!!せーの、」 イクスプロージョン!! ミニドラゴンに3865のダメージ!! エリア「ペルゼイン!よくやった!!こっちもお願い!」 ミニドラゴンに炎上効果! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 大蚯蚓料理人ルクィは技を使った! 大蚯蚓料理人ルクィ「…凍て付いて砕け散りなさいっ…!」 ドグマティックパニッシュ!! エリアに祝福効果! エリアに加護効果! 大蚯蚓料理人ルクィに祝福効果! 大蚯蚓料理人ルクィに加護効果! 一角獣Aに6307のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「…余りに、矮小…。いい加減児戯には付き合っていられないわ…。」 一角獣Aに呪い効果! 一角獣Aに凍結効果! 一角獣Bに6185のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「…余りに、矮小…。いい加減児戯には付き合っていられないわ…。」 一角獣Bに呪い効果! 一角獣Bは凍結に抵抗! ミニドラゴンは攻撃を回避! 一角獣Cに6334のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「…は、はハッ、アハはハハははハッ!!!」 一角獣Cに呪い効果! 一角獣Cに凍結効果! 炎上により665のダメージ!! ミニドラゴンは技を使った! ファイアブレス!! エリアに123のダメージ!! エリアは炎上に抵抗! 大蚯蚓料理人ルクィは魔法抵抗に成功! 大蚯蚓料理人ルクィに32のダメージ!! 一角獣Aが倒れた! 一角獣Bが倒れた! ミニドラゴンが倒れた! 一角獣Cが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
呪われし右眼「フッ、ツマラン。…ソロソロ眠ラサセテモラウカ。」
エリア(1094) は 食料155 を獲得!
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現在地:B-27 通路
―――――夢を、見ている。紅く戦火に染まる空。逃げ惑う人々。戦いに散った者達…。 何時しか忘れられて行く開戦のワケ。互いの主義、理想、大義名分…。 …どれ一つとして報われない。何一つとして救われない。 何時か見た夢とは違う。それは、追憶と言う名の、歴史の傷跡。 もう取り戻せない。後戻りなど、やり直しなど出来ない。其れは…過去と言う名の縛り。 全てのヒトが諦めと言う行為で無視をする。そんな悲しい現実の証。 見るに耐えない惨劇もある。数の想像も付かないほどの屍の山もある。主の存在さえ、忘れ去られた無数の剣の山もある。 どれも見た事があった。でも、どれにも覚えがなかった。 其れは、多分。何時か、何処かで、誰かが見た景色。 あるヒトは絶望していた。 あるヒトは怒りを覚えた。 あるヒトは狂気に侵され、 あるヒトは…自ら散った。 そんな、そんな悲しいだけのキオクを、忘れ去りたいと誰もが願う過去の傷痕を、何故…。 ―――――すまない。 声が聞こえた…。 誰なの?ねぇ、答えてよ、あなたが見せているの?ねぇ、どうして? こんな、こんな悲しみしか生まないモノを、どうしてあたしに…。 瞬間、景色が変わった。有無を言わせない早さで過ぎ、去っていく時。 見知った景色が過ぎていく。思い出したくない事、やり直したいと思った事、失いたくなかった多くのモノの、記憶…。 護れなかった人達。力及ばず屈した自分。広がる戦火。犠牲になっていく仲間達…。 「………っ。……え?」 …突然、体の感覚が戻って来た。でも、何処だか知れない場所に立っている。寝る前までに居た遺跡じゃない…。 これは、夢?…其れにしては感覚がハッキリし過ぎてるな。 それに、何故か手には焔牙と氷牙が握られてい…る? 「…ねぇ、此処は何処だか、分かる?」 突然何処かへ飛ばされる時は、大抵焔牙も氷牙も初めての場所だ。何が作用してるかとか、原因はその時々なんだけど…。 取り敢えず知っているかの確認を問うて答えを………ん? 「ね、どうかしたの…?」 応えが、無い。 何時もならすぐさま答えを返してくる筈の焔牙も。其れを軽く混ぜ返しつつ自分の意見を出す筈の氷牙も。 どちらも声を失ったかの様に無反応。 …何か、おかしい。 直感的にそう感じた。周囲を見回してみると、濃い霧の中を円柱形に切り抜いた様な場所と知れる。空にはどんよりとした雲がただ広がるばかりだ。地面には敷き詰められたタイルだけ。 特に危険も感じられない。だが、何かを、感じる。感覚的なものでさえない、嫌な、すごく嫌な予感。 「…武器としての反応は…あるみたいね…。」 軽く焔牙を振ってみると、その軌跡に沿って炎が流れる。取り敢えず突然何者かが襲ってきても対処のし様は、ある。 同じく確認の為氷牙も振ってみる。結果は同じ。本当に、武器としての反応だけは、ある。 「…。どう動くか、それが問題か…。」 「その必要は無いわ。」 「えっ!?」 瞬間的に声のした方へ振り返る。嫌な予感が、的中した気がした。 怖い。…あのヒトと出会ってしまうのが…とてつもなく、怖い。 声に聞き覚えが、あった。 …そして、『考えない様にしていた』が、それが真実ならば、この場所にも、見覚えがある。 そんなあたしの恐怖を体現する様に。濃い霧を割って、一人の女性の姿が現れ… 「…っぁ、あぁ…」 「お久しぶり、かしらね。待たせちゃって御免なさいね。」 「紫夜、さん…? ぇ、でも、そんな、まさか…。」 「あら、さん付けで呼ばれるなんて光栄だわ。…始めましょうか、『燕躰の塞』。」 「…えんていの、さい…?」 …目の前に居る女性は、私の良く知っている人。 名を『紫夜姫夜』。ある戦争で、共に戦い、そして…敵同士とも、なったヒト。 その強さに、優雅さに、冷静さに、淑やかさに、質素であろうとした姿に。憧れを抱いて追いかけた、崇高なる、女性。 だけど、彼女の言った言葉の意味を、あたしは理解しかねていた。 『燕躰の塞』…別名『死者の剣』と呼ばれた、豪傑の二つ名。だが、あたしと彼女が居た時代には、既に彼は亡くなっている。 何故?彼女はあたしと彼を取り違える筈もな………いや、可能性は、ある。 彼女は数百年を生きた異形の存在としての側面も持っている。伝説として語られている『燕躰の塞』と、邂逅した事もあったかも知れない。…でも、それじゃぁこの状況は一体何? 「ふっ!」 心中で迷っている間に、突然さらなる異変が起きた。驚いた事に、勝手に体が動いている。 其の侭、彼女と戦いになり… 「…残念ね。だけど、これで終わり。」 「…か…ハッ…。」 力及ばずか、心臓を一突きにされて…。 「………っ。……え?」 生きている。しかも、また違う場所に立っている。今度はハッキリと覚えがあった。 つい先日まで居た、遺跡の外の島の一角。 ここで、あたしはエリアさんと… 「…っ。(………まさか。こんな事って…。)」 「…十七年。十七年ダ。」 …眼前にある光景に、あたしは絶句した。 それは、たった数日前。己が持つ呪印に侵されたエリアさんと対峙した時の光景、その物…。 「…コノ女ガ俺ノ受ケ皿トシテ相応シイ素体ニナルマデ、十七年待ッタ。」 「……十七年ってねぇ、やけに気が長いじゃない。あんた、誰?」 …また、勝手に口が動く。怖い。怖い。怖い…! もうやめて。もう、思い出させないで…!こんな、こんなコト、もう、やめて…! 「マダコノ肢体ニ慣レテナインデネ…」 ジャコン 「―――っ!」 「…オマエ、強イノカ?」 『お願い、止めて…やめてぇぇえぇええぇぇ!!!!』 …ルクィの叫びに、しかし何も、動じる事は無かった…。 ―――――遺跡に、朝日の光が差し込んでいる。 「…ぁ、ああぁあ…ぅ…」 「…?ルクィちゃん、どしたのかな。ねぇ、知らない?」 『…さぁな。』 『…知らないわぁ〜。』 黒髪をポニーテールにした女性は、未だ知る由も無い。自分と共に歩んで来た女性の、大きな、異変を。 悪い夢にうなされて居る程度だろうと思っていた。だが、違う。 起きた時には、既に、手遅れ。 『…。』『…。』 無言で突き立つ二本の剣には、結果が解っていた。きっと、彼女もそうなってしまうと。 今まで自分達を手にして来た者達の様に。 力が全てと言う感情に支配され、戦う事にしか意義を見出せなくなる。 そんな、悲しい、悲しい存在に。 …だが、しかし。未だ彼等は気づいていない。 ―――――ルクィが、今までの者達と違う、たった一つのコトを。 <あとがき> …ハイ、再び紅夜です。 ダメですね。えぇ、ダメですね。何を伝えたいか?そんなこと知りません。だって私ですもん。 …等と逃げ文句たらしてる時点でダメなんですが。 えぇとですね、今回のMAは、多分続きます。(ぇ 紫夜姫夜とか、『燕躰の塞』とか、あんまし気にしないで下さい。 兎に角、滅茶苦茶で辛い過去の追憶の全てを体験記憶させられてルクィさんがオカシクなってしまう、と言うお話です。 今まですっぽかしていた文の埋め合わせに真面目に書こうとして、結局これです。最低ですね! 次回に期待してください!それもだめそうな予感がしますが!(ぇ では再見!!!(マテ
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エリア(1094) と動物の群れ狩りに出掛けました。
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大蚯蚓料理人ルクィ「…惨劇の匂いがする…。勝利を渇望し…助けを求め…偽りの正義、大義名分を振りかざし…。…やめて…あたしに、其れを思い出させないでぇーーーーーーっ!!!!」 エリア「本気、出していいの?…そ。じゃ、遠慮なく!!」
大蚯蚓料理人ルクィ の 上位技能〔神剣〕 により 祝福 効果! |
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エリアの非接触攻撃! ランドウォームBに332のダメージ!! エリアの非接触攻撃! ミニドラゴンBに373のダメージ!! エリアは技を使った! エリア「一発目からきつ〜いの、やっちゃうよ!!せーの、」 イクスプロージョン!! ランドウォームAに3949のダメージ!! ランドウォームAに炎上効果! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 大蚯蚓料理人ルクィは技を使った! 大蚯蚓料理人ルクィ「…凍て付いて砕け散りなさいっ…!」 ドグマティックパニッシュ!! 大蚯蚓料理人ルクィに祝福効果! 大蚯蚓料理人ルクィに加護効果! エリアに祝福効果! エリアに加護効果! ミニドラゴンAに4597のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「下らない…何もかも。もっと、もっとあたしを愉しませてよ…この渇き、餓えを満たすほどに!!!」 ミニドラゴンAは呪いに抵抗! ミニドラゴンAは凍結に抵抗! ランドウォームAに2635のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィ「下らない…何もかも。もっと、もっとあたしを愉しませてよ…この渇き、餓えを満たすほどに!!!」 ランドウォームAは呪いに抵抗! ランドウォームAに凍結効果! ランドウォームBに2932のダメージ!! ランドウォームBは呪いに抵抗! ランドウォームBに凍結効果! ミニドラゴンBは攻撃を運良く回避! 大蚯蚓料理人ルクィ「…良いわよ…もっと、もっとあたしを愉しませて…!」 ミニドラゴンAは技を使った! ファイアブレス!! 大蚯蚓料理人ルクィに150のダメージ!! 大蚯蚓料理人ルクィは炎上に抵抗! 呪われし右眼「スペル・キル、発動…!」 エリアは魔法抵抗に成功! エリアに28のダメージ!! ミニドラゴンAが倒れた! ランドウォームAが倒れた! |
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ミニドラゴンBの攻撃! 大蚯蚓料理人ルクィに19のダメージ!! 凍結により身体が思うように動かない! ランドウォームBは技を使った! タックル!! 大蚯蚓料理人ルクィは攻撃を回避! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが108回復! エリアは技を使った! 呪われし右眼「ククク…、ソコダァァ!!」 ロックオン!! ランドウォームBの回避が低下! ミニドラゴンBの回避が低下! ミニドラゴンBの回避が低下! ミニドラゴンBの回避が低下! ミニドラゴンBの回避が低下! ミニドラゴンBの回避が低下! クリティカル! クリティカル! ミニドラゴンBに3094のダメージ!! エリア「ペルゼイン!よくやった!!こっちもお願い!」 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが83回復! 大蚯蚓料理人ルクィの攻撃! クリティカル! ミニドラゴンBに1283のダメージ!! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが81回復! エリアは技を使った! エリア「あ〜ぁ、やられたも同然でしょ?もうちょっと上手に踊ってよ!」 パウンスブリッド!! 呪われしに右眼「ククク…ドウシタ?心臓ガ丸見エダゾ!?」 クリティカル! ランドウォームBに659のダメージ!! ミニドラゴンBに609のダメージ!! ランドウォームBに509のダメージ!! エリア「ペルゼイン!よくやった!!こっちもお願い!」 ミニドラゴンBに693のダメージ!! ミニドラゴンBに659のダメージ!! ミニドラゴンBに645のダメージ!! ミニドラゴンBに625のダメージ!! (エリアへの祝福効果が消失) (エリアへの加護効果が消失) ランドウォームBが倒れた! ミニドラゴンBが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
大蚯蚓料理人ルクィ「…赤き鮮血、不浄の大地に染み渡る…。紅い土、紅いソラ…嗚呼、気が狂ってしまいそう…。」
大蚯蚓料理人ルクィ(1181) は 食料290 を獲得!
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