生存 57 日目 天候:曇り
|
|
【食料消費】 料理判定に成功♪ 食料267 を消費しました。
ヴァル「( ´ー`) 間接的に前回のジェイさんのダメ出しになっちゃうのがごめんだけど、背後は「ネタを散々やらかした者がシリアスでいいとこ見せたってイマイチ」とか考えてるから。ボクのほうで真面目にやっても、十夜さんやジェイさんとこみたく本人が活躍ーってのはないと思うよ(ぉぁ」
アーシェ(242) からメッセージ
DEMONSTRATION CAR(478) からメッセージ
夕霧「奪われたって何がですかΣ」
シオン(821) からメッセージ
シオン「ええ、私もお話できて嬉しいです(微笑)…ですが、お辛い時は無理をすると体に毒ですよ?泣きたい時はちゃんと泣いておいた方がいいです…もちろん、その暇もないのかもしれませんが…(しゅん」
シオン「ですが、この場ではとは言いませんが…涙見られる事は大抵の皆様は嫌うようですから(苦笑)…、私と話していられるなら、泣いておいた方がきっと良いですからね?隠れて泣いていらしてくださいな(微笑)私も辛いのですからジェイさんはもっと…(しゅん」
イクス(1450) からメッセージ
クロイツ「ってか未だにツッコまれてイタい所とか恥の精神なんかが残っとった方が意外やな・・・そんな格好しとるクセに・・・ってコラ、埋めたらあかんて!何コレ?言論統制!?こんなモンでジブンの口を封じられるとでも・・・・」
PL「お誉めにあずかり光栄。ヤツもいつまでもタダ飯喰らいのままではいさせませんよ。それ相応の役割を持って貰わなければ。問題は性格付けした途端に逃げられる可能性と私自身の文才の無さに尽きますけどねw」
クロイツ「ところで前回あんだけシリアスなやりとりした後でこんな会話しとるジブンらって一体何なんや・・・・?」
みーか(1493) からメッセージ
みーか「さむらいじゃーま……え、えと、それってどういう?(・・;(ネタ知らなかった」
焔ノ舞姫(1537) からメッセージ
焔ノ舞姫「発言を常に都合よく解釈。それが踊り子クオリティ狽пi・・」
ファラ(1737) からメッセージ
“自覚無き守護者”ジュディス(1849) からメッセージ
“自覚無き守護者”ジュディス「もう疲れたよパトラッシュ…(現在早朝三時半)」
ふうちゃん(1993) からメッセージ
R-19 に移動しました。
|
叫び声が聞こえる 夏乃(388) のシャウト! 夏乃「また飢えるー」
DEMONSTRATION CAR(478) のシャウト!
ヴィル(742) のシャウト!
つな(784) のシャウト!
アルフィン(1144) のシャウト!
YOKOYAMA11(1502) のシャウト!
焔ノ舞姫(1537) のシャウト!
そら(1792) のシャウト!
その兇氣の果てに(ジェイ)(1818) のシャウト!
|
|
現在地:T-19 荒野
ALIVE学園 番外編 『ジェイ先生の保健室利用日誌』 第三話 〜災難と同棲と七不思議〜 其の四:番外編 利用者名 (面倒臭いから割愛しちゃ駄目ですか? ぁ) ブービートラップ、と言うものがある。サバイバルゲームなどで時々使われる、簡単な仕掛け罠のことだ。落とし穴などもこの部類に入るという。 では、彼らの目の前にある『コレ』は一体どういう類の「バカ者の罠(ブービートラップ)」なのだろうか? 鮪に浚われたヴァルを追い、戦闘の余波のためボロボロのアイカと共に校内を走り回っていたジェイたち四人はそれに出くわした。 一言でいえばそれは「尻」だった。…それもとてつもなくデカい中年男性の「尻」である。それが教室の中から飛び出したバネの先でゆっさゆっさとゆれているのだ。彼らの目の前で。 そしてその下には男性のものらしい大柄な人影が倒れている。倒れ方からして「尻」の直撃を受けたらしく、仰向けになって気絶していた。 「…一体なんだこりゃ…?」 半ば呆れ、半ば困惑と共に十夜が呟く。ヴァルを追いかけ、メンテナンスが再び始まったゴーテ号の内部を走り回っていたところにこんなものが突如現れたのだ。困惑しないはずがない。 リーヴェら女性陣は流石に直視したくないのか目を逸らし、何事か話し合っている。何を話しているかはよく聞こえないが、大方「誰が確認のためにあの尻に近づくか」を話し合っているだろうことは想像がついた。 十夜は隣に立ち、無感動に「尻」と倒れた人影を見つめるジェイに言う。 「…ジェイセンセー、あんまし驚いてねーな?」 「うわ、思ったより気持ちワリー」 心底嫌そうな顔をして呟くジェイ。その瞬間、十夜は悟った。…この目の前の事態がこの男によって引き起こされたものである、と。その場にうずくまって彼は言う。 「やっぱりアンタか…。勘弁しろよ、おい…」 「対侵入者用のブービートラップです。…最初はパンチグローブが飛び出して不審者をノックダウンさせるタイプだったんですがね。…精神的ダメージを加味するために尻にしてみました。…凄いでしょ?」 何処か誇らしげにいうジェイに頭を抱える十夜。OK,事情はわかった、原因も知れた。残る問題はただ一つ、あの尻の下にいる人物が誰か、ということだけだ。 とりあえずジェイと十夜はゆっくりとその人影に向かって近づいていく。…人影の上で未だにユッサユッサと「ケツ」がゆれていた。…下手な怪談話より恐ろしい光景だ。 「ワリ、ジェイセンセー。…俺、これ以上近寄りたくねぇ…」 「意外と根性なしですね、十夜くんは」 「…根性とかそういう問題じゃねー。…純粋に気色ワリーんだよ!」 半ば絶叫するように言う十夜。ふぅ、と溜息を一つつくと一人で人影にむかって近寄るジェイ。それを(出来るだけ「尻」を直視しないようにしつつ)見守る一同。 さて、倒れている人影はヴァルか、それとも…---。 傍らまで辿り付くとジェイはそっぽを向く形になっている人影の顔を自分のほうへ向けさせ、暗視機能を使って顔を確認する。 顔面に直撃したのか鼻血をたらすその人物に彼は見覚えがあった。黒い髪に黒い眼帯をした一見すると若く見えるその顔立ちのわりに実年齢は三桁な男…。 「…緋影先生、ですね。…哀れな」 「…へ?でもジェイ、緋影先生もう帰ったんじゃないの?」 何時の間にか近づいていた他の四人のうち、ブランだけが声をかける。両方の鼻の穴からだくだくと鼻血をたらし、何事かブツブツと呟く緋影は何時にも増して不審者っぽかった。 それを見たままジェイが答える。 「大方、帰宅途中で私らが戦闘してるのに気づいて慌ててとんぼ返りしてきたんでしょう…。どちらにしろ、災難でしたねぇ」 「災難、じゃなくて… 全部ジェイ先生のせいだと思うんですけど…」 リーヴェがぼそり、と呟く。一同に白い目でジェイを見つめる四人。…つぅ、とこめかみから汗が落ちた。 「…実験中だったんですよね、これ。誤作動だったんです!これは事故です! …って、ああ!」 「事故、で済むよーな問題じゃねーと思うけどな。…んで、どーしたジェイセンセー、いきなりデカい声出して」 冷静にツッコミながら言う十夜。なお、緋影は今現在ブランが治療中だ。治療、といってもリーヴェから借りたポケットティッシュをニ、三枚取り出して千散り、鼻の穴に適当に詰めこんだだけだが。 まるで凍り付いたように動きを止めたまま動かないジェイ。…その瞬間、絶叫が響き渡った。 う、うぁああああ・… !! 「あの声は… ヴァルくん?!」 「…奥のほうから聞こえましたね、急ぎましょう!」 そういって走り出すリーヴェとアイカ。治療を終えたブランがそれに続き、十夜も追いかけようとする。だが、そこで気づく。今のヴァルのものらしき悲鳴と凍り付いたまま動かないジェイ。 この二つは何か関係があるのではないか、と。 「なぁ、ジェイセンセー… 今の悲鳴の原因もアンタだろ…?」 「…勘が良過ぎるのは考え物ですよ、十夜くん。…ええ、恐らくは、ね」 そういってゆっくりと立ちあがり、動きを止めた「尻」を見る。…気色の悪いその造型をしばらく見つめた後、ジェイは十夜に向き直った。 「…ここにあるのは試作品なんです。…この先にあるのが…完成品なんですよ。…侵入者撃退用トラップの、ね」 ジェイの呟きに重なるように、今度はリーヴェたちの悲鳴が響き渡った…---。 昼に続く→
|
DEMONSTRATION CAR(478) と動物の群れ狩りに出掛けました。
|
ジェイ「さて・・・力を借りますよ、皆さん?《Union Jack》…---《Fusion Hades》」 夕霧「飢えないためにも私達の食料になってください」
今夜必ず撃墜す は何か投げ遣りだ(気力42%) |
|
犬ころが全力で噛みまくる!! ジャイアントスコーピオンBに298のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが74回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが1回復! ジャイアントスコーピオンBに呪い効果! ジャイアントスコーピオンBは攻撃を回避! ジェイ「チィッ!」 クリティカル! ジャイアントスコーピオンBに572のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが143回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが1回復! ジャイアントスコーピオンBは呪いに抵抗! クリティカル! ジャイアントスコーピオンAに499のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが124回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが1回復! ジャイアントスコーピオンAに呪い効果! DEMONSTRATION CARのクリティカル率が上昇! DEMONSTRATION CARは技を使った! 噛みつき!! クリティカル! ジャイアントスコーピオンBに759のダメージ!! 夕霧「私って可愛くないですから・・・」 DEMONSTRATION CARはジャイアントスコーピオンBを魅了した♪ DEMONSTRATION CARの非接触攻撃! 夕霧「いきます!」 クリティカル! ジャイアントスコーピオンAに572のダメージ!! ジャイアントスコーピオンAに混乱効果! ジャイアントスコーピオンAは気絶に抵抗! ジャイアントスコーピオンBに381のダメージ!! エゾリスに623のダメージ!! 運良く命中! ジャイアントスコーピオンAに307のダメージ!! 夕霧「いきます!」 クリティカル! ジャイアントスコーピオンBに466のダメージ!! クリティカル! エゾリスに783のダメージ!! 夕霧「私って可愛くないですから・・・」 DEMONSTRATION CARはエゾリスを魅了した♪ DEMONSTRATION CARの非接触攻撃! 運良く命中! ジャイアントスコーピオンAに382のダメージ!! ジャイアントスコーピオンAは混乱に抵抗! ジャイアントスコーピオンAは気絶に抵抗! ジャイアントスコーピオンBに406のダメージ!! ジャイアントスコーピオンBに混乱効果! ジャイアントスコーピオンBに気絶効果! 夕霧「当たって!!」 弱点に命中! エゾリスに1442のダメージ!! クリティカル! ジャイアントスコーピオンAに444のダメージ!! クリティカル! クリティカル! ジャイアントスコーピオンBに617のダメージ!! エゾリスに531のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のクリティカル率が上昇! HPが69回復! SPが5回復! その兇氣の果てに(ジェイ)は技を使った! 咲夜「『《火途》、《血途》、《刀途》…---陽魂は天還、陰魄は墜地。三途の川は下へ、下へまっすぐ・・・。』 あ、あの…とっても痛いですけど… ご、ごめんなさいっ!。 ぼ、梵(ボンッ)・・・!」 スモーキースモーカー!! 辺りが煙で包まれる!! ジャイアントスコーピオンAの命中が低下! ジャイアントスコーピオンAの回避が低下! ジャイアントスコーピオンBの命中が低下! ジャイアントスコーピオンBの回避が低下! エゾリスの命中が低下! エゾリスの回避が低下! ジャイアントスコーピオンAは魔法抵抗に成功! ジャイアントスコーピオンAに1136のダメージ!! サクヤ「私は貴方を犯(ころ)したい…」 クリティカル! クリティカル! ジャイアントスコーピオンBに12262のダメージ!! ジェイ「《収穫》完了。…今日のご飯決定ですね」 その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが2741回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! ジャイアントスコーピオンBに毒効果! ジャイアントスコーピオンBは炎上に抵抗! エゾリスは魔法抵抗に成功! エゾリスに676のダメージ!! DEMONSTRATION CARは技を使った! 夕霧「誰も逃しませんよ」 リシード!! DEMONSTRATION CARに祝福効果! ジャイアントスコーピオンAに1197のダメージ!! 夕霧「いきます!」 クリティカル! ジャイアントスコーピオンBに2034のダメージ!! クリティカル! クリティカル! エゾリスに3865のダメージ!! 夕霧「危ない危ない(汗」 クリティカル! ジャイアントスコーピオンAに1840のダメージ!! ジャイアントスコーピオンBに1201のダメージ!! 夕霧「当たって!!」 弱点に命中! エゾリスに3997のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)は魔法抵抗に成功! その兇氣の果てに(ジェイ)に55のダメージ!! 今夜必ず撃墜すは魔法抵抗に成功! 今夜必ず撃墜すに43のダメージ!! エゾリスは魅了に耐えている! エゾリスは技を使った! 大賢者の一撃!! 今夜必ず撃墜すに1206のダメージ!! (エゾリスへの魅了効果が解消) (魅了解消後は強制的に混乱状態!) HPが58回復! SPが5回復! その兇氣の果てに(ジェイ)は技を使った! ジェイ「終わらせましょう…---この、一撃で。 『…---《BLESS》《FAVOR》《JUDGMENT》《EXECUTED》《FREEZE》』 「我が盟友と共に紡ぎしこの力、存分に味わえ----!!」 ドグマティックパニッシュ!! その兇氣の果てに(ジェイ)に祝福効果! その兇氣の果てに(ジェイ)に加護効果! DEMONSTRATION CARに祝福効果! DEMONSTRATION CARに加護効果! 今夜必ず撃墜すに祝福効果! 今夜必ず撃墜すに加護効果! その兇氣の果てに(ジェイ)もどきに祝福効果! その兇氣の果てに(ジェイ)もどきに加護効果! ジャイアントスコーピオンAに4917のダメージ!! サクヤ「(。。)、つんつん・・・ど、動物さん?もう・・・動いちゃだめ、ですからね?(おどおど・・・)」 その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1229回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが2回復! ジャイアントスコーピオンAに呪い効果! ジャイアントスコーピオンAは凍結に抵抗! ジャイアントスコーピオンBに6160のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1540回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! ジャイアントスコーピオンBは呪いに抵抗! ジャイアントスコーピオンBは凍結に抵抗! エゾリスに7927のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1728回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! エゾリスに呪い効果! エゾリスに凍結効果! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! 加護によりHPが253回復! DEMONSTRATION CARは技を使った! ひっかき!! 運良く命中! ジャイアントスコーピオンBに498のダメージ!! ジャイアントスコーピオンAは攻撃を回避! 夕霧「嘘・・・」 ジャイアントスコーピオンAが倒れた! ジャイアントスコーピオンBが倒れた! エゾリスが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
ジェイ「《収穫》完了――。皆さん、お疲れ様でした♪」
その兇氣の果てに(ジェイ)(1818) は 食料589 を獲得!
|
現在地:T-19 荒野
「で、先刻のが試作品で…--- 『コレ』が完成型、か?」目の前で繰り広げられる珍奇な光景にあきれ果てる十夜。無理もないだろう、彼の目の前には…「廊下に一列に並んだ中年男性の尻の群れ」が広がっていたのだ。 ゆっさゆっさ、と不規則にゆれる「尻」の大群にアイカは呆然とし、リーヴェに至っては固まったまま動かない。ブランは呆れたようにその「尻の群れ」を見つめている。彼女はジェイのしでかす「所業」に色々な意味で耐性がついているからだろう。 遅れて後ろからやってきたジェイがむんっ、と腰に手をあててふんぞり返る。 「尻の大群による連続攻撃です。…壁に「反射」の効果がある術式を仕込んでましてね。吹き飛ばされて壁に当たると今度は次の尻めがけてつっこむ、という仕様です♪」 「や、誰も仕掛けとか聞いてねーし。 …先刻の悲鳴、ひょっとして…」 十夜がじろり、とジェイを見る。アイカが今にも殴りかかってきそうな殺意のこもった目で同じくジェイを見る。…つー、と視線を外し一つ頷くジェイ。 …恐らく鮪たちごとこの「トラップ」に引っかかり、「尻」の猛攻にさらされたのだろう。ヴァルガルド、何処までも不遇な男だ。 「…で、これって最終的にはどーなるんだ?」 「ああ、最後は非常扉のほうまで飛ばされて屋外に吹き飛ばされるんです。…威力をMAXに調節したから相当派手に飛んだでしょうね。先ほどの悲鳴もそれでしょ」 そういって尻の群れの脇を通り、奥へと進んで行くジェイ。このまま立ち止まっても仕方が無い。今はヴァルが何処まで飛ばされたかを調べるほうが先決だ。 …何よりこのままでは自分が他のメンバーに殺されかねない。逃げるように先を急ぐジェイ、それに続いて他の四人も進む。 「…---なんていうか凄い絵面よね、これ」 「呪われし廊下、ってか?」 ちら、と一瞬だけ「尻の群れ」を見たブランのぼやきに十夜が言う。成る程、確かにこの忌まわしい光景は「呪い」と呼ぶ以外にないのかもしれない。ツボに入ったのか小気味良く笑うブラン。 「あははっ♪確かにねー、見てるだけで呪われそうだわ、こりゃ」 その様子を見てジェイが言う。 「洋風建築で『コレ』なら一気に秘宝館チックになりますね…」 「それはそれで嫌だぞ…」 半眼で睨む十夜。元々保健室に入り浸りのこの二人、ジェイの奇怪な所業には最早慣れっこといわんばかりに談笑をかわしている。 そんな三人を見てリーヴェが小さく呟く。 「…よくこんなの見て平気でいられますね…」 「同感…」 アイカが言う。先をゆく三人には聞こえないらしく、かたや和やかムード、かたや精神的に瀕死の状態で先を進む一行。 やがて、トラップの執着点である非常口が見えた。流石にあの大群をまとめてはじき出すにはスペースが足りなかったのか見事に扉が破壊され、二倍ほどの「大穴」が出来ていた。 破壊された非常扉に手を触れて何事か調べつつ、ジェイが言う。 「…さて、この方角だと…校庭を超えて学園の敷地外まで飛ばされた可能性は高いですねぇ。…アイカさん、鮪どもは何匹くらいいましたか?」 「あ、えーっと… 50匹ぐらい、だったと思います。途中から急に頭数が減ったから」 アイカの答えに、ふむと頷くジェイ。急に頭数が減ったのはこちらとの戦闘に「援軍」を呼んだためだろう。あの化け物どもが無尽蔵に増えつづけるのではないか、と心配したがやはり頭数には限りがあったらしい。内心ほっとするジェイ。 だが今はそんなことを考えている場合ではない。吹き飛ばされたヴァルの行方を調べるのが先決だ。 「流石に50匹+アルファもいたんじゃ飛距離は相当削られるでしょうね。…女子寮の前までぐらいが妥当でしょう」 「…あの、それってすっごい嫌なんですけど…?」 この場で唯一女子寮住まいなアイカが言う。帰った途端、気絶した大量の鮪とご対面などエンリョ願いたい。それは誰でも同じだろう。 しかめっ面をしたアイカにブランが言う。 「まぁまぁ。今から女子寮まで行って鮪どもとヴァルを回収すれば済むことじゃない?あたしらも協力すっからさ♪」 「…はぁ」 未だに気乗りしない表情のアイカ。その背中をバシバシと叩いて元気づけようとするブラン。 そんな二人を見て苦笑しつつ、ジェイが言う。 「さて、と…とっとと回収作業を済ませて帰りましょう♪今日は疲れましたしね♪」 「ジェイセンセーよ、鮪の一件はともかくトラップのことはアンタの責任だ、ってことは忘れンなよ?」 じろり、とジェイを睨み付ける十夜。ぎくり、と身体をすくませるジェイ、どうもこのまま誤魔化してしまうつもりだったらしい。 からんっ、と砕けた建材が壁から落ちて、隙間風が入りこむ。流石にこの季節ともなれば室内はともかく外は相当に冷える。一同にぶるっ、と身体を振るわせる一同。 自分の身体を抱いてもう一度身体をふるわせつつ、十夜が言った。 「…とりあえずとっとと終わらせるのは賛成だな。…流石に冷えるし」 「いい加減、風邪ひきそうだものね…。じゃ、とっとと済ませて…」 そう言った途端、ヴァルが吹き飛ばされたと思われる方角…---女子寮のほうから凄まじい衝撃音が聞こえた。熱や光を伴うようなものではなく、純粋な衝撃波のみを叩き付けたような。 「…ショックウェイブ、ですかね。この分だと」 「しかも相当魔力の強いヤツね、これ。 こんだけの威力出せるヤツで、寮生ってーと…誰かいたっけ?」 術を専門にする二人がその光景を見ながら言う。だが、今の衝撃で何を攻撃したというのか? それはすぐにわかった。衝撃を受けてこちらに吹き飛ばされる人影があったからだ。目を凝らしてジェイが呟く。 「…げ、ヴァルくんだ」 「何ィ?!」 「…ちょ、あの勢いで地面に突っ込んだらヤバいわよ!?」 十夜とブランが慌てて周囲を見渡す。クッションのようなものを探しているのだ。あの勢いで地面に突っ込めば首の骨がぼっきりいくのは間違い無い。そうなればヴァルは一巻の終わりだ。 「…やむを得ませんね!ブラン、今吸ってる煙草、こっちによこしなさい!」 「いいけど、どーすんのよ?!」 慌てて走り寄り、ジェイに煙草を渡してブランが言う。それを間髪入れずに咥えるとジェイは複雑な印を組みながら意識を集中していく。 自分の吸っていた煙草をそのまま口に入れられて若干慌てたようなブランを無視してジェイは叫ぶ。 『冥力錬成…---《紫雲》!』 煙草の煙を吸いこみ、吐き出すジェイ。その煙はみるみるうちに密度を増し、紫色をした《綿雲》を生み出す。そしてその《綿雲》はヴァルの身体を衝撃を緩和するように受け止め、そのままふよふよとその場に漂い、消えた。 どさり、と地面に投げ出されるヴァル。それに向かって慌てて近寄るアイカ。 「…ヴァルくん、大丈夫?!」 「…度重なる衝撃で完璧、気絶してますね。…---しかも随分色っぽい格好になって」 ヴァルの頭を抱え込むアイカを尻目に冷静に診察するジェイ。彼は腐っても保険医だ、その程度のことは分かる。ただ、後半の発言にちと問題があるが。 「…ははぁ。大体わかったわ。…---こういう攻撃の仕方をするやつ、っていったら…」 「一人だけ、だな」 そのあられもない(?)格好を見つめて十夜とブランが頷く。リーヴェは心なしか表情が硬い。それもそうだろう。この「状態」を作り出した人物にはこの場にいる全員が何らかの「被害」にあっているのだから。 そしてその人物は名前を口に出すまでもなくやってきた。小柄な身長に心底嬉しそうな笑顔を浮かべた、ネコミミのついた少女は嬉しそうに駆け寄ってくる。 「あー、リーヴェせんせーみっけ♪ジェイせんせーもアイカもブラン先輩もいるー♪」 「げ、幽…」 うめく十夜。幽、一年のバイセクシュアルで有名な少女だ。その標的にはとにかく節操がなく、彼女もちの男子生徒にはとにかく恐れられている存在である。 まずはリーヴェに標準を合わせたのか物凄い勢いで飛びついていく幽。…だが。 「させるか」 「うにゃっ!」 すんでのところで十夜が突き出した腕に捕まれ、阻まれる幽。じたばたと暴れるが小柄な彼女では槍使いで、ある程度身体も鍛えている十夜の腕から逃れることは出来ない。 「何するのよぉ〜っ!!昇天撃つよっ!」 「やかましい。ことあるごとにリーヴェ…じゃなかったリーヴェセンセーに抱き付きやがって。今回は死守させてもらうぞ」 ばちばち、と火花を散らす二人。他のメンバーは戦闘のとばっちりを受けないようにそそくさと退散している。やがて、お互いの目つきが鋭くなり、戦闘態勢に入る。 幽は先ほどまで戦っていた十夜と違い、万全な状態だ。正直、勝ち目があるとは思えない。だが…彼とて引けない時というのがあるのだ。 ぐっ、と槍を握り締める十夜。魔力を集約する幽。そしてお互いの力が激突する瞬間…---ひょいっ、と幽の身体が浮き上がった。 「…にゃ?」 「はいはい、それくらいにしておきましょう」 張り詰めた雰囲気を打ち砕く、冷静な声と共に現れたのはピンク色の髪に背中に白い羽根を生やした少女、クリスマス。幽の窘め役にしてストッパーである女生徒だ。 ぺこり、と一礼して彼女は十夜と他のメンバーに言う。 「うちの黒猫がご迷惑をかけました・・・(ペコリ)」 「いつも大変ねぇ、クリスは…」 「いえ、もう…馴れましたから」 ブランの気遣い発言に少し躊躇いながら、言うクリスマス。流石にこう頻繁に問題を起こされたのでは彼女の苦労は凄まじいものだろう。馴れるようなことはないのかも知れない。 なんとか拘束から逃れようとじたばたもがきつつ、幽が言う。 「むぅ・・・いいじゃない、減るものじゃなし・・・」 「マスター…今度はどんな攻撃(ツッコミ)がお好みで?」 にっこり、と笑顔で言うクリスマス。だが…目が全く笑っていない。時々こういう笑顔を浮かべる人物がいるが…その中でも彼女の笑顔は一際怖かった。 見守る一同の背中に冷たいものが走る。凍り付いた一同を見てクリスが首をかしげる。 「…何か?」 「…や、なんでもありませんよ?(汗) って、ああ!クリスさん、幽さんが逃げますよ?!」 そういって指差すジェイ。その指の示した方角には、攻撃(ツッコミ)からなんとか逃げようと脱兎の如く駆け出した幽の姿があった。ご丁寧に「儀式:怨壁」まで展開済みだ。 油断した自分を心の中で叱責して、追いかけようとするクリス。 「…マスター…待ちなさい!」 だが、その行動に寸前でストップをかけるものがいた。ジェイだ。 「待った、クリスさん!…---このまま追いかけても逃げられるだけです。何か投げつけて動きを止めましょう」 「…じゃ、これなんかどーだ?」 そういって地面から剥き出しになった岩石を指差す十夜。こんなものを投げつけられてはひとたまりもない、というくらい巨大な岩だ。十夜、私怨のため容赦が無くなっている様子。 「こらこら、十夜くん。そんなもの投げ付けたら幽さんが大怪我しちゃうでしょ?…クリスさん、これを投げなさい」 「固すぎず、しかしずっしりとした感触…これなら平気そうですね…。でも、これは(汗」 そういってジェイから渡されたものを振りかぶるクリス。だが、その振り上げた物体は…。 「まだ出てんのか、この尻は!?煤i ̄□ ̄;
|
DEMONSTRATION CAR(478) と動物の群れ狩りに出掛けました。
|
夕霧「飢えないためにも私達の食料になってください」 ジェイ「さて・・・力を借りますよ、皆さん?《Union Jack》…---《Fusion Hades》」
今夜必ず撃墜す は何か投げ遣りだ(気力42%) |
|
犬ころが全力で噛みまくる!! エゾリスAは攻撃を回避! ジェイ「チィッ!」 サンダークラウドに529のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが132回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが1回復! サンダークラウドは呪いに抵抗! エゾリスAに684のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが171回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが1回復! エゾリスAに呪い効果! サクヤ「私は貴方を犯(ころ)したい…」 クリティカル! クリティカル! エゾリスBに1139のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが284回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが1回復! エゾリスBに呪い効果! DEMONSTRATION CARのクリティカル率が上昇! DEMONSTRATION CARのクリティカル率が上昇! DEMONSTRATION CARは技を使った! 噛みつき!! エゾリスBに938のダメージ!! 夕霧「私って可愛くないですから・・・」 DEMONSTRATION CARはサンダークラウドを魅了した♪ DEMONSTRATION CARの非接触攻撃! サンダークラウドは攻撃を運良く回避! エゾリスAに861のダメージ!! 夕霧「いきます!」 クリティカル! 夕霧「当たって!!」 弱点に命中! エゾリスBに2882のダメージ!! ジャイアントスコーピオンに323のダメージ!! サンダークラウドは攻撃を回避! 夕霧「当たって!!」 弱点に命中! エゾリスAに1405のダメージ!! エゾリスBに665のダメージ!! クリティカル! ジャイアントスコーピオンに391のダメージ!! DEMONSTRATION CARの非接触攻撃! サンダークラウドは攻撃を運良く回避! エゾリスAに848のダメージ!! 夕霧「当たって!!」 弱点に命中! エゾリスBに1812のダメージ!! 夕霧「危ない危ない(汗」 ジャイアントスコーピオンは攻撃を回避! 夕霧「嘘・・・」 サンダークラウドに472のダメージ!! エゾリスAに748のダメージ!! エゾリスBに655のダメージ!! ジャイアントスコーピオンは攻撃を回避! 夕霧「嘘・・・」 DEMONSTRATION CARは技を使った! 夕霧「誰も逃しませんよ」 リシード!! DEMONSTRATION CARに祝福効果! サンダークラウドは攻撃を回避! 夕霧「いきます!」 クリティカル! エゾリスAに3564のダメージ!! 夕霧「危ない危ない(汗」 エゾリスAに石化効果! 夕霧「いきます!」 クリティカル! エゾリスBに3995のダメージ!! ジャイアントスコーピオンに855のダメージ!! サンダークラウドに1647のダメージ!! 夕霧「いきます!」 クリティカル! エゾリスAに2586のダメージ!! エゾリスBに2637のダメージ!! 夕霧「運も実力のうちですから♪」 運良く命中! ジャイアントスコーピオンに914のダメージ!! DEMONSTRATION CARの次の行動が早まった! その兇氣の果てに(ジェイ)のクリティカル率が上昇! HPが58回復! SPが5回復! その兇氣の果てに(ジェイ)は技を使った! サクヤ「『闇に閨を置き八万の獄卒を率いし獄帝―---閻魔天よ。この者達を其の裁きの庭へ!! ナウマクサンマンダボダナン エンマヤソワカ!!咎人に明哲なる裁きを下せ!! そして屠るがいい其が孕みし 深淵なる暗闇(やみ)の中へ!!』 「冥呪法 《冥鍵呪獄陣》(ジューダス・ペイン)!! 」 スモーキースモーカー!! 辺りが煙で包まれる!! サンダークラウドの命中が低下! サンダークラウドの回避が低下! エゾリスAの命中が低下! エゾリスAの回避が低下! エゾリスBの命中が低下! エゾリスBの回避が低下! ジャイアントスコーピオンの命中が低下! ジャイアントスコーピオンの回避が低下! サンダークラウドに3063のダメージ!! サンダークラウドは炎上に抵抗! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが765回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが2回復! サンダークラウドは毒に抵抗! サンダークラウドは炎上に抵抗! サクヤ「私は貴方を犯(ころ)したい…」 クリティカル! クリティカル! エゾリスAに5170のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1292回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! エゾリスAに毒効果! エゾリスAは炎上に抵抗! エゾリスBは魔法抵抗に成功! エゾリスBに932のダメージ!! ジェイ「天魔外道皆仏性四魔三障成道来魔界仏界同如理一相平等…!(ゴゴゴゴ・・・)」 クリティカル! ジャイアントスコーピオンに5524のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1381回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! ジャイアントスコーピオンは毒に抵抗! ジャイアントスコーピオンは炎上に抵抗! DEMONSTRATION CARのクリティカル率が上昇! 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! DEMONSTRATION CARは技を使った! ひっかき!! エゾリスAに534のダメージ!! ジャイアントスコーピオンに347のダメージ!! サンダークラウドは攻撃を回避! 夕霧「嘘・・・」 今夜必ず撃墜すは魔法抵抗に成功! 今夜必ず撃墜すに33のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)は魔法抵抗に成功! その兇氣の果てに(ジェイ)に40のダメージ!! エゾリスAは麻痺に耐えている! 毒により431のダメージ!! 呪いにより一時的に攻撃力・防御力が低下! エゾリスAは石化している! 207のダメージ!! (エゾリスAへの麻痺効果が解消) (エゾリスAへの呪い効果が解消) (エゾリスAへの石化効果が解消) 今夜必ず撃墜すは魔法抵抗に成功! 今夜必ず撃墜すに35のダメージ!! DEMONSTRATION CAR「くっ・・・」 DEMONSTRATION CARは魔法抵抗に成功! DEMONSTRATION CARに33のダメージ!! エゾリスBは麻痺に耐えている! 呪いにより一時的に攻撃力・防御力が低下! エゾリスBは落とし穴に落ちた!! エゾリスBに68のダメージ!! ジェイ「・・・―――注意力散漫ですね。少しは楽しませてくださいよ」 (エゾリスBへの麻痺効果が解消) 祝福により一時的に攻撃力・防御力が増加! DEMONSTRATION CARは技を使った! ひっかき!! ジャイアントスコーピオンは攻撃を回避! (DEMONSTRATION CARへの祝福効果が消失) HPが66回復! SPが6回復! その兇氣の果てに(ジェイ)は技を使った! ジェイ「終わらせましょう…---この、一撃で。 『…---《BLESS》《FAVOR》《JUDGMENT》《EXECUTED》《FREEZE》』 「我が盟友と共に紡ぎしこの力、存分に味わえ----!!」 ドグマティックパニッシュ!! DEMONSTRATION CARに祝福効果! DEMONSTRATION CARに加護効果! その兇氣の果てに(ジェイ)に祝福効果! その兇氣の果てに(ジェイ)に加護効果! 今夜必ず撃墜すに祝福効果! 今夜必ず撃墜すに加護効果! その兇氣の果てに(ジェイ)もどきに祝福効果! その兇氣の果てに(ジェイ)もどきに加護効果! サンダークラウドに6856のダメージ!! ジェイ「《収穫》完了。…今日のご飯決定ですね」 その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1714回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! サンダークラウドは呪いに抵抗! サンダークラウドは凍結に抵抗! 運良く命中! ジェイ「天魔外道皆仏性四魔三障成道来魔界仏界同如理一相平等…!(ゴゴゴゴ・・・)」 クリティカル! クリティカル! エゾリスAに15676のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1728回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが4回復! エゾリスAに呪い効果! エゾリスAに凍結効果! クリティカル! エゾリスBに17332のダメージ!! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1728回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが4回復! エゾリスBは呪いに抵抗! エゾリスBに凍結効果! クリティカル! クリティカル! ジャイアントスコーピオンに7583のダメージ!! ジェイ「《収穫》完了。…今日のご飯決定ですね」 ジャイアントスコーピオンは炎上に抵抗! その兇氣の果てに(ジェイ)のHPが1895回復! その兇氣の果てに(ジェイ)のSPが3回復! ジャイアントスコーピオンに呪い効果! ジャイアントスコーピオンは凍結に抵抗! サンダークラウドが倒れた! エゾリスAが倒れた! エゾリスBが倒れた! ジャイアントスコーピオンが倒れた! |
戦闘に勝利した!!
夕霧「悲しいですけど、これも全ては運命ですので」
DEMONSTRATION CAR(478) は 食料473 を獲得!
|
現在地:T-19 荒野
「しかしあれからが大変でしたねぇ…」事が終わり、ここはプレハブの『仮住まい』。破壊された保健室のかわりにジェイにあてがわれた場所だ。学園を抜けだし、愛用しているタバコを購入してジェイは椅子の背もたれにだらしなくもたれかかり、一言呟いた。 実際、昨日はそこからが大変だった。気絶した幽をクリスに預け、さぁ帰ろうということになったものの問題はヴァルだった。 完全に気絶している上に女装部の部室はボロボロで、そのせいで彼の着替えはめちゃくちゃ。おかげでそのままの格好で運ばなければならないのだ。 その上、寮室は一人部屋なのでかぎが無いと入れない。着替えがめちゃくちゃである、ということはすなわちそのかぎも見つからない、ということだ。結果、ヴァルは寮室に帰えることが出来ない。 そこでジェイは一計を案じた。 『アイカさんの部屋に一端運び込みましょう。…---幸い、この格好です。そう簡単にはバレないでしょう』 そう言い放ち、ヴァルをタンカに乗せてブランと共に運び出すジェイ。それにアイカも続く。そこでふと気づいたようにジェイは言った。 『リーヴェ先生、十夜くん。お二人はもう戻りなさい。…改装はもう終わっているころでしょうしね。…二人で住むには手狭な部屋でしたし』 そういってささやく。その瞬間、二人は気づいた。…---恐らくヴァルは「おとり」なのだ。 リーヴェと十夜が恋人同士なのは最早学園の生徒や講師、関係者であれば誰でも知っていることだ。そんな二人が揃って男子寮に帰ってくれば騒ぎになるのは明白だ。だからこそジェイはヴァルを「女装したまま女子寮に運ぶ」ことで騒ぎを起こし、二人から目を逸らせようという魂胆なのだろう。 黙って親指をたてて礼を言う十夜。今回ばかりはその「余計な気遣い」が有り難かった。 無論、その後ヴァルやアイカに制裁されるのは十夜にも予想が出来る。…だが、それはジェイの担当だ。それだけに素直に感謝することが出来た。 そして事態はジェイの思惑通りに進んだ。女子寮に「女装したまま」運びこまれたヴァルは一気に学園内の噂となり、今ごろは色々と噂をされていることだろう。 「…さて、と…そろそろ行動を起こさないと不味いですかね」 そういって椅子から立ちあがるジェイ。だがその肩をがっしりと掴む二つの手があった。 「何処へ行くつもりかね、ジェイ殿…?」 「きっちり落とし前はつけさせてもらいますからね…?」 右肩を緋影に、左肩をヴァルに捕まれるジェイ。その上…---。 「逃しませんよ、ジェイ先生?」 アイカがご丁寧にも背中からナイフをつきつけて脅迫していた。これで完璧に逃げ場は無い。 ・…数分後、ジェイの恐ろしげな悲鳴が響き渡った。 どっとはらい(ぁ
|
DEMONSTRATION CAR(478) とゆっくり休憩しました。
HP が 3727 回復しました。 |
|
|