ユーグ 「へい……んじゃやっかねえ。やる気、でろー。」 |
まりあ 「縦斬り横斬り、どっちが好みかしら?」 |
“ ” 『やる。できるだけ』 |
白い肌に白い髪、金色の眼。 少女はその村でも珍しい色彩をもって生まれた。 村人たちは、それをたいそう不気味に思った。 厄災の前触れであると誰かが言った。 しかし、彼女を殺すことはできなかった。 だれもそれを口にすることができなかった。 代わりに、やはり誰かが言った。 『神への生贄として捧げるべきだ』 ──斯くして少女は、神への供物として育てられたのだ。 少女は疑問を抱くことなく、その日を待ちわびている。 |
「………」 |
フィルロズ 「何。僕様の前を塞ぐつもり。いい度胸だ気に入った殺すのは最後にしてやる。」 |
まりあ 「縦斬り横斬り、どっちが好みかしら?」 |
ユーグ 「これどーしてもしないと駄目なやつ? あ、駄目? そうですか。」 |
まりあ 「お手合わせ、お願いしまーす」 |
“ ”
『練習。頑張る』 |
生贄 「これも、主の思し召しであれば」 |
シンセミア 「素敵な舞台にしましょう」 |
ゲオルグ 「いいだろう、舞の相手を務めさせていただこう」 |
「………」 |
ツァラン 「“模擬戦”? なんのために?」 |
フィルロズ 「みんなー。あつまれー。僕様が模擬戦するよー。さほどしたくないけどー。」 |
まりあ 「お手合わせ、お願いしまーす」 |
シンセミア 「植えるは恥」 |
ゲオルグ 「最後まで美しく舞って魅せようか……」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
ツァラン 「優しい攻撃で助かりました。」 |
まりあ 「どこを向いているのかしら?」 |
ゲオルグ 「天に輝く月に手を伸ばせど届かない……そういうものさ 」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
まりあ 「イタズラは許さないわよ?」 |
まりあ 「黒の刃は無限に舞い踊る!」 |
慎重に狙いを定めている―― |
まりあ 「どこを向いているのかしら?」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
静かに蝶が舞う |
まりあ 「イタズラは許さないわよ?」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
まりあ 「黒の刃は無限に舞い踊る!」 |
慎重に狙いを定めている―― |
ユーグ 「何回やっても慣れんなあ、これ。気持ち悪い。」 |
ユーグPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain |
シンセミア 「さあ、蝶のように」 |
邪神像 「オオオ……オオオ……」 フィルロズ 「邪神像を媒体に。呪具迷宮の一角を呼び出そう。 空間転移。対象捕縛。密室の中で息が詰まるほど楽しいひと時を送るといいよ。」 |
邪神像 「オオオ……オオオ……」 フィルロズ 「邪神像を媒体に。呪具迷宮の一角を呼び出そう。 術式転移。思考反転魔法陣。君達の考えもそれに付随する行動もぜーんぶ反転だ。」 |
ゲオルグ 「天に輝く月に手を伸ばせど届かない……そういうものさ 」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
「………」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
フィルロズ 「やーだよ。」 |
ゲオルグ 「天に輝く月に手を伸ばせど届かない……そういうものさ 」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
「………」 |
ツァラン 「優しい攻撃で助かりました。」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
フィルロズ 「狙いはいいけど僕様の動きはもっといい。」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
剣を大きく振り上げ、衝撃波を放った! |
生贄 「これで、みなさんのお役に……」 |
「………」 |
ツァラン 「覚えていてくださいね。」 |
シンセミア 「さあ、行きましょう」 |
ユーグ 「そんじゃあ、やるかあ。」 |
ユーグ 「んじゃ殴るから、今から。顔を重点的に。」 |
ユーグ 「ぉい、何避けてんだよぉ!」 |
「………」 |
邪神像 「オオオ……オオオ……」 フィルロズ 「邪神像を媒体に。呪具迷宮の一角を呼び出そう。 対象転移。ヒュプノラウネ。魂を削る呪われた旋律をしっかり刻んで行ってね。」 |
ゲオルグ 「美しき連携は、奏でるサーガに似る…… 」 ゲオルグ 「――ふっ、難しいかね? しかして安心したまえ、君はすぐにそれを知るだろう」 |
ゲオルグ 「数が仇となる……そういう技もあるさ」 |
フィルロズ 「僕様が援護しちゃうぞ。」 |
フィルロズ 「このボタンを押すと有害な電波が出て頭がヤバい。でも押しちゃう。ぽちっ。」 |
ツァラン 「えいえいえい!」 |
ゲオルグ 「ダンスパーティは初めてかな? ――恐れる事はない。私が導こうじゃないか」 |
ゲオルグ 「なるほど、私と舞うに相応しい動きだ 」 |
ゲオルグ 「これで終わりさ。 しかして、次の輝きが始まる。楽しみにしていたまえ 」 |
「………」 |
ユーグPT Chain 列付猛毒Lv2(1) 遠傷斬払Lv2(2) 全治癒Lv1(3) 傷殴打Lv2(4) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain 列治癒活気Lv1(1) 雑傷投射Lv1(2) |
ゲオルグ 「ふっ……仲間達よ、この輝きの後を臆さず続くがいい……!! 」 |
ツァラン 「えい!」 |
「………」 |
「………」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
生贄 「あっ……」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
静かに蝶が舞う |
ゲオルグ 「これは東洋の技ではあるが、しかして付け焼刃などではない。 その身をもって思い知るといい」 |
ユーグ 「ヒョイっとなあ。」 |
フィルロズ 「やめてよね。傷がついたらどうするのさ。」 |
フィルロズ 「先駆けは僕様が貰う。」 |
フィルロズ 「触手の粘液って聞くだけでえっちな事想像するのはどうかと思う。よし今だ発射。」 |
ツァラン 「えいえい!」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
「………」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
フィルロズ 「ありがとう。僕様はキラキラしたエフェクトを具現させて回復感出す仕事するね。」 |
「………」 |
静かに蝶が舞う |
剣を大きく振り上げ、衝撃波を放った! |
生贄 「まだ……わたし、がんばれます」 |
「………」 |
フィルロズ 「僕様から大切なお知らせです。眠い。」 |
ツァラン 「厄介なことになりましたね。」 |
生贄 「わたしも、あなたと……がんばります」 |
剣を大きく振り上げ、衝撃波を放った! |
生贄 「まだ、いきます……っ」 |
ユーグ 「ありがとーやんしやー。」 |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
シンセミア 「嬉しいわ」 |
ユーグ 「調子いいんじゃねーの。」 |
無造作に剣を振り下す! |
ユーグ 「段々楽しくなったきた。」 |
ユーグ 「適当にやるさ、適当にな。」 |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
シンセミア 「嬉しいわ」 |
生贄
「っ……」 生贄は息を切らしている。 |
ユーグ 「夢見が悪くなる位さ、大したことじゃない。」 |
ユーグ 「ぉい、何避けてんだよぉ!」 |
フィルロズ 「僕様の柔肌が傷付いたらどうするのさ。まあ人形の肌だから柔くないんだけど。」 |
ユーグPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain 列付猛毒Lv2(1) 全治癒活気Lv1(2) 傷冥闇Lv2(3) |
ツァラン 「えい!」 |
フィルロズ 「僕様の出番だね。ごーごー。」 |
フィルロズ 「これ縁起悪いよね。まあ飲むの君達だから関係ないけど。」 |
ツァラン 「えいえい!」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
「………」 |
「………」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
フィルロズ 「君よく気が利くって言われない。気が利くね。」 |
フィルロズ 「回復されちゃった。しょうがないなあ。もう少し頑張るよ。」 |
「………」 |
フィルロズ 「【僕様速報】めっちゃ連携してる。」 |
フィルロズ 「見て見て。これ君の未来。ぐしゃってしちゃおうか。あは。」 |
生贄 「あっ……」 |
ツァラン 「えいえいえいえいえい!」 |
「………」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
ツァラン 「これで仕舞、と。」 |
生贄 「わたしも、あなたと……がんばります」 |
生贄 「え、えいっ」 |
生贄
「っ……」 生贄は息を切らしている。 |
ユーグ 「ぉ、いいトコ当たったかい?」 |
「………」 |
生贄 「がんばり、ます……」 |
ゲオルグ 「なるほど、私と舞うに相応しい動きだ 」 |
静かに蝶が舞う |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
ユーグPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain 列傷冥闇Lv1(1) 遠傷斬払Lv2(2) 列異常Lv1(3) 傷冥闇Lv1(4) 傷斬払Lv2(5) |
生贄 「わたしも、あなたと……がんばります」 |
生贄 「え、えいっ」 |
ユーグ 「ありがとーやんしやー。」 |
ユーグ 「ありがとーやんしやー。」 |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
シンセミア 「嬉しいわ」 |
シンセミア 「嬉しいわ」 |
生贄
「っ……」 生贄は息を切らしている。 |
「………」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
「………」 |
静かに蝶が舞う |
ユーグ 「黒いのが体に入ってくるってさ。」 |
生贄 「例えこの身が亡ぼうとも、祈り続けます」 |
「………」 |
フィルロズ 「このHPバーに色塗ったら回復したりしないかな。しないか。」 |
ゲオルグ 「ふっ……仲間達よ、この輝きの後を臆さず続くがいい……!! 」 |
「………」 |
「………」 |
剣を大きく振り上げ、衝撃波を放った! |
フィルロズ 「チャンスには乗るのが爆アド。」 |
フィルロズ 「どうなっても僕様じゃなくてBUGが悪い。だから戦闘終了後喉とか痛めてたら急いでうがいしてください。よろしく。」 |
フィルロズ 「おや。」 |
「………」 |
「………」 |
無造作に剣を振り下す! |
フィルロズ 「呪具現の魔女の本気を見せて あげない。」 |
フィルロズ 「足元注意だよ。うっそでーす。開拓者上だ。ぼとぼと。」 |
ツァラン 「えいえいえいえいえいえいえい!」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
「………」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
フィルロズ 「見る目があるね。助かるよ。」 |
無造作に剣を振り下す! |
まりあ 「ドゥブッハァ!」 |
ゲオルグ 「ふっ……このゲオルグの美しさに見惚れる時間はないぞ」 |
ゲオルグ 「――以上。我々の物語を楽しんでいただけたかな? 」 |
まりあ 「……ごめん、ここまでみたい」 |
生贄 「役目は、果たされたでしょうか……」 |
シンセミア 「あらあら」 |
フィルロズ 「僕様の出番だね。ごーごー。」 |
『ああ。折角だからもっと吸いたい。ねえ。いいでしょ。』 |
ツァラン 「えいえい!」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
ツァラン 「自分が一番です。」 |
「………」 |
まりあ 「ふふ、大盤振る舞いよ!」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
「………」 |
ツァラン 「いい心がけです!」 |
フィルロズ 「ありがとう。僕様はキラキラしたエフェクトを具現させて回復感出す仕事するね。」 |
ユーグPT Chain 付猛毒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain |
ユーグ 「ぉ、ヤバくなってきたねえ。」 |
身体が崩れ始めている。 |
シンセミア 「ステップが合わないわね」 |
フィルロズ 「これがだんけつのちからだー。とか言えばいいのかな。」 |
まりあ 「ここからが本当の地獄よ?」 |
ゲオルグ 「それでは共に踊ろうか。 何、足を踏んでも構わないさ――」 ゲオルグ 「踏めるのなら、ね」 |
ツァラン 「えい!」 |
フィルロズ 「何事も先に始めた方がえらい。つまり僕様はえらい。」 |
フィルロズ 「呪具がひとつ。腐敗脚爪来たれ。アクロバットをお見せしよう。」 |
ツァラン 「えいえい!」 |
ツァラン 「これで仕舞、と。」 |
「………」 |
ユーグ 「ぉ、いいトコ当たったかい?」 |
邪神像 「オオオ……オオオ……」 フィルロズ 「邪神像を媒体に。呪具迷宮の一角を呼び出そう。 術式転移。思考反転魔法陣。君達の考えもそれに付随する行動もぜーんぶ反転だ。」 |
「………」 |
フィルロズ 「へいへい。開拓者びびってる。へいへいへい。」 |
フィルロズ 「お断りします。」 |
ゲオルグ 「美しき連携は、奏でるサーガに似る…… 」 ゲオルグ 「――ふっ、難しいかね? しかして安心したまえ、君はすぐにそれを知るだろう」 |
無造作に剣を振り下す! |
ゲオルグ 「この距離を詰めるのは、フロイラインの手を取るより容易いことよ」 |
まりあ 「あ、痛ぁっ!」 |
ツァラン 「厄介なことになりましたね。」 |
シンセミア 「あらあら」 |
ユーグPT Chain 付猛毒Lv1(1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain |
フィルロズ 「あれ。外れた。」 |
フィルロズ 「おまえ それは やめろ。」 |
まりあ 「会心の一撃!」 |
まりあ 「うふふ、効くでしょう?」 |
シンセミア 「演目が悪いのかしら……」 |
まりあ 「……そろそろ限界ね」 |
静かに蝶が舞う |
シンセミア 「残念ね、後ろよ」 |
姿は掻き消え蝶が舞う |
ユーグPT Chain 付猛毒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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エレウテリア Chain |
ボロボロと剥がれるように崩れた箇所から黄金の靄が溢れている。 |
フィルロズ 「家の鍵閉めたか心配になってきた。」 |
ゲオルグ 「この動き、私の美に臆したのでなければ――ふっ、どうやら甘く見れないらしい」 |
フィルロズ 「よく効くだろう。僕様でも何回も喰らいたくはない。」 |
“ ”
『ごめん……』 |
まりあ 「うぅ、悔しい……!」 |
生贄 「い、痛い……」 |
ゲオルグ 「ふっ、やはり私の敵ではなかったようだな」 |
「………」 |
ツァラン 「やりました。無益な勝利です。」 |
フィルロズ 「じゃあ僕様帰るんで。お疲れ様でーす。」 |
まりあ 「まぁ、ざっとこんなものね」 |