――どこからか歓声と、ポップソングのイントロが聞こえる―― |
ダナン 「今、ドラゴンって言ったのは誰かなあ?」 |
エンディア 「私は『世界』。」 エンデ 「私は「世界」。」 エンディア 「今、『世界』の名を以て。」 エンデ 「今、「世界」の名の下に。」 エンディア 「さて、君の『世界』は何色かな?」 エンデ 「貴方の「世界」、見極めるわ。」 |
ネルケ 「ネルケ少佐だ。 本日は一手、よろしく頼む」 |
シヲ 「えーっ戦闘するんですか!お手柔らかにお願いします……」 |
ロディ 「練度向上のためお時間をいただくことへ、ぼくは最大限の感謝を捧げます」 |
シロ 「……。」 |
リンド 「おっタダで治せんのか。サービス効いてんね。」 |
ダナン 「いっぱい吊るすね。」 |
エンディア 「やれやれ。こんな事をして何の得になるのやら。 」 エンデ 「確かにね。何かあるのかしら。」 |
ラヴィちゃん 「ほらみんなぁ♡ 声を上げてっ♡ 前に来て♡ ――全身で、ラヴィちゃんのこと、愛して♡」 |
ラヴィちゃん 「もっともっと、まだ足りないの。 ――好き、って、言って?」 |
(光り輝く瞳が、〝あなた〟だけに注がれる―― ラヴィちゃん 「ねぇ、ほら――もっと、ラヴィちゃんに、夢中になって?」 |
System 「敵対者のカードプログラムへの接触に成功。 カード登録データの改竄を開始します」 |
System 「カード登録データの改竄を継続中。 進行度99%、まもなくプロセスを終了します」 |
シロ 「……。」 |
シヲ 「こんなこともあろうかと……!」 |
ダナン 「にゃー。」 |
ネルケ 「後ろはわたしが守る!」 |
ネルケ 「多少の傷は、覚悟の上だ」 |
ネルケ 「ふぅ……」 |
ネルケ 「悪いが……その技、通さん!」 |
ネルケ 「その手、読み切ったぁ!」 |
ネルケ 「何っ!」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
撫子第一小隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ラヴィ 「“狂おしい。抱きしめて、いっそ壊してしまいたい。 あぁ僕を見ないで。その眼を、奪い去りたくなってしまう。”」 |
リンド 「はっじまっるよーーー! おらッ並べ~~!! 行くぜ~~~~!!!!!!」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
エンデ 「遅い! 」 エンディア 「君も今は遅いんだけど。忘れてない? 」 エンデ 「分かってるわよ!」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
デカパイ少佐 「つ旦 コトリ……」 |
ダナン 「次は吊るすからね。」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
エンデ 「遅い! 」 エンディア 「君も今は遅いんだけど。忘れてない? 」 エンデ 「分かってるわよ!」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
System 「[Card-Action]」 |
ロディ 「みなさま。一度お手元のカードをご確認されては?」 |
ネルケ 「総員、構え!」 |
ネルケ 「どんな攻撃だろうと、受けて立つ!」 |
ネルケ 「これでどうだ!」 |
ネルケ 「手応えあり!」 |
エンデ 「痛いんだけど! 」 エンディア 「不思議だねぇ。」 |
シロ 「……。」 |
エンディア 「さて、君の目は見えているかな?」 |
エンデ 「行くよ!皆! 」 エンディア 「『世界』の開放を宣言する。」 |
ダナン 「吊るすよ~。」 |
エンデ 「風の如く ー」 |
エンデ 「ここだ!」 |
エンデ 「私は、私達が、『世界』! 」 エンディア 「その通り。」 |
デカパイ少佐 「つ旦 コトリ……」 |
ダナン 「次は吊るすからね。」 |
ロディ 「ぼくには遊戯的な奇術映像も内蔵されています。このように」 |
エンディア 「さぁ、立っていられるか?」 |
エンデ 「行くよ!皆! 」 エンディア 「『世界』の開放を宣言する。」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
エンデ 「ありがとう、助かるわ。 」 エンディア 「これもまた、人の形か。」 |
デカパイ少佐 「やるじゃん」 |
ダナン 「もっと吊るせるよ~!」 |
ダナン 「にゃあああ!!」 |
シロ 「……。」 |
エンデ 「水の如く ー」 |
エンデ 「逃がさない!」 |
エンデ 「私は、私達が、『世界』! 」 エンディア 「その通り。」 |
デカパイ少佐 「あっ、そう……」 |
撫子第一小隊 Chain 付魅了Lv1(1) 連殺傷斬払Lv1(2) 列殺傷冥闇Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ロディ 「あちらのみなさまは、実にカードの扱いが達者でいらっしゃいますね。ぼくもより、学ばなければなりません」 |
シロ 「……。」 |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
ロディ 「思い出していただけませんか? ぼくはみなさまの敵でないことを――そうでしょう?」 |
System 「[Card-Action]」 |
シヲ 「缶詰のお肉でハンバーガーを作ったので、どうぞ!」 |
ネルケ 「剣閃、とくと見よ!」 |
シロ 「……。」 |
(ハートのエフェクトが飛び散る――ファンサービスだ!) |
エンデ 「痛いんだけど! 」 エンディア 「不思議だねぇ。」 |
ロディ 「このエリアの制圧は、ぼくたちにお任せください。 みなさまのカードは――ほら、機能不全に陥っていらっしゃるのですから」 |
ロディ 「あなたさまはとても身軽なのですね。驚いてしまいました」 |
エンデ 「遅い! 」 エンディア 「君も今は遅いんだけど。忘れてない? 」 エンデ 「分かってるわよ!」 |
ロディ 「あなたさまはとても身軽なのですね。驚いてしまいました」 |
System 「[Action-Over]」 |
シロ 「……。」 |
シヲ 「本職の力~ですよう!」 |
ネルケ 「一閃する!」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
エンディア 「そのまま黙っていて貰おうか。」 |
エンデ 「行くよ!皆! 」 エンディア 「『世界』の開放を宣言する。」 |
エンデ 「ありがとう、助かるわ。 」 エンディア 「これもまた、人の形か。」 |
デカパイ少佐 「やるじゃん」 |
ダナン 「もっと吊るせるよ~!」 |
エンデ 「水の如く ー」 |
エンデ 「……!(この力は危険だ……!)」 |
エンデ 「やるわね…… 」 エンディア 「次は当てるよ。」 |
シロ 「……。」 |
エンデ 「私は、私達が、『世界』! 」 エンディア 「その通り。」 |
デカパイ少佐 「そう、あなたのところにも……」 |
ネルケ 「まさかもう疲れたなどとは言わないだろう?」 |
すくねくん 「セットアップ完了ですね!そろそろあったまってきましたか?」 |
シロ 「……。」 |
ダナン 「この足首、ロープで結びにくいなー。」 |
エンディア 「まだ始まったばかりだよ。まだ、ね。 」 エンデ 「息切れしそうなんだけどね、私……」 |
デカパイ少佐 「はい」 |
シロ 「……。」 |
ネルケ 「守りきれなかったか……!」 |
シヲ 「わーーーおいてかないでください~~~!!」 |
ロディ 「どうぞお休みください。あなたさまはもう十二分に戦ったのですから」 |
ネルケ 「ここからだ!」 |
ラヴィちゃん 「ミュージック、スタート♪」 |
(ハートのエフェクトが飛び散る――ファンサービスだ!) |
視界を包む、あるはずもない満天の星。 |
ネルケ 「二段構えだ!」 |
エンデ 「もらった! 」 エンディア 「偶然にしては良く出来ている。」 |
デカパイ少佐 「は?????????」 |
リンド 「はっじまっるよーーー! おらッ並べ~~!! 行くぜ~~~~!!!!!!」 |
エンデ 「ありがとう、助かるわ。 」 エンディア 「これもまた、人の形か。」 |
エンデ 「ありがとう、助かるわ。 」 エンディア 「これもまた、人の形か。」 |
ダナン 「もう一回吊るせるもん!」 |
ダナン 「にゃにゃっ!」 |
ダナン 「この足首、とても吊るしやすいね。」 |
ネルケ 「痛っ……」 |
デカパイ少佐 「あらあら……」 |
ネルケ 「痛っ……」 |
撫子第一小隊 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ネルケ 「苦境だが……負けられん!」 |
ダナン 「順調だね。」 |
エンディア 「全ては『世界』の意志だ。 」 エンデ 「そんなわけないでしょ!油断しないで!」 |
デカパイ少佐 「はい」 |
ラヴィ 「“あなたに恵みを 私の想いを 届け、届けと 今、希う。”」 |
ネルケ 「すまない、助かった!」 |
ダナン 「次は吊るすからね。」 |
ネルケ 「危ないっ」 |
デカパイ少佐 「は?????????」 |
ラヴィちゃん 「ミュージック、スタート♪」 |
System 「[Card-Action]」 |
極彩色、極彩色、極彩色、極彩色―――― |
ロディ 「あなたさまはとても身軽なのですね。驚いてしまいました」 |
撫子第一小隊 Chain 散付混乱Lv1(1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ラヴィちゃん 「“ばいばい、バイバイ。ハートマーク ノックしたペンシル名前の数だけ ばいばい、バイバイ。ハートマーク オマジナイはもう割れて消えたわ”」 |
ダナン 「にゃーん。」 |
System 「[Card-Action]」 |
ばちり、ばちりと続けざまに、映写機の画面が切り替わるような。 前後のつながりの見えない、幻。 |
その癒える様は時間を巻き戻すように、あるいは加速するように。 |
System 「[Action-Over]」 |
ネルケ 「痛っ……」 |
その癒える様は時間を巻き戻すように、あるいは加速するように。 |
ネルケ 「すまない、助かった!」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
ネルケ 「くぅ……!」 |
撫子第一小隊 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ネルケ 「そろそろ温まってきたな!」 |
ダナン 「絶対に吊るすからね。」 |
エンデ 「集中しないと…… 」 エンディア 「あまり無理はしないように、ね。」 |
デカパイ少佐 「はい」 |
撫子第一小隊 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ネルケ 「まだ、負けてはいないぞ!」 |
ダナン 「にゃーん。」 |
ネルケ 「何っ!」 |
撫子第一小隊 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ロディ 「ぼくにはどうぞお構いなく。ぼくよりも、あちらのみなさまの方がお強いのです」 |
ネルケ 「手応えあり!」 |
デカパイ少佐 「はいじゃないが!」 |
ネルケ 「くっ、……すまん……!」 |
シヲ 「わーーーおいてかないでください~~~!!」 |
ロディ 「どうぞお休みください。あなたさまはもう十二分に戦ったのですから」 |
ダナン 「次は吊るすからね。」 |
『身体を貫く』、あの感触―― |
撫子第一小隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ダナン 「この足首、とても吊るしやすいね。」 |
デカパイ少佐 「あらあら……」 |
ロディ 「稼働限界に達しました。以降ぼくにご用の時は、またぼくをお捜しくだ―――」 |
シヲ 「わーーーおいてかないでください~~~!!」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
エンデ 「ありがとう、助かるわ。 」 エンディア 「これもまた、人の形か。」 |
エンデ 「ありがとう、助かるわ。 」 エンディア 「これもまた、人の形か。」 |
デカパイ少佐 「やるじゃん」 |
デカパイ少佐 「やるじゃん」 |
シヲ 「我が社の一押し商品です!」 |
ラヴィちゃん 「あはっ♪ ありがとぉ♡」 |
ダナン 「この足首、とても吊るしやすいね。」 |
デカパイ少佐 「あらあら……」 |
撫子第一小隊 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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癒し放題 Chain |
ラヴィちゃん 「……あーぁ。疲れちゃった」 |
シヲ 「わーーーおいてかないでください~~~!!」 |
シヲ 「我が社の一押し商品です!」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
デカパイ少佐 「あらあら……」 |
シヲ 「定時!定時ですから!お先に失礼します!!」 |
ネルケ 「む……良い経験をさせてもらった」 |
シヲ 「つかれました……」 |
ロディ 「あなたさまはとてもお強いのですね。勉強させていただきます」 |
シロ 「……。」 |
リンド 「オッケーオーケー怪我した奴いる? 治すぜ! そっちの君らもどう? 治されてかない???」 |
ダナン 「ぷらぷら。」 |
エンディア 「虚しいものだね。それもまた、人間か。 」 エンデ 「そんなのじゃない……」 |