ArcanaKnights No.XIX ヒグルマ(Pn5)
ヤルダバオート(Pn268)
OL ディルソ(Pn268)
最も私から遠いわたし わたし(Pn268)
無明探偵 九助(Pn268)「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
| E n c o u n t e r ! |
| 夢の残骸。暗闇に溶ける黒き仮面が、不可視の世界を手探りで這いまわる。 過去は光。マリオネットの糸にして、唯一残った道しるべ。 誰も『イト』から逃れることはできない。 全ての存在は、因果に縫われし編みぐるみにしか過ぎないのだから。 ―――黒より暗き真宵の淵を、進み続ける覚悟はあるか。 |
ヒグルマ「腕試しというものですね、受けて立ちましょう!」 |
「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のアルカナの裏。 」 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |

「え~っ、面倒だなぁ。相手なら他にいるじゃない」 |

「誰ですか!?」 |
ヤルダバオート「お手柔らかにお願いいたしますわ」 |
ディルソ「よおっし……模擬戦、模擬戦ね!紙の準備は万端っ!痛かったらごめんなさいね?」 |

「対人は不慣れでな、よろしく頼む。」 |
わたし「それでは、僭越ながら自己紹介と参りましょうか。 __“じぶん、わたし”と言います。わたしは、全ての謎を解き明かす者。 始めましょう。これはわたしだけの__物語なのですから!」 |

九助「さあ、始めるとしよう…… 」 九助の指先から、うっすらと光る糸が伸びていく。 九助「小手調……ん? 間違ったかな?」 |

ヒグルマ「何が起こるか分かりませんがっ!」 |
「カードには裏表があるんだ、そうだよね?」 奇術師がカードを構え、一振り。 いつの間にか、重なるように2枚目のカードが現れている。 |
「……」 |
「……」 |
「────その立ち位置で本当に良いのかね?」 |
「──さぁ、よく見える場所から始めよう。」 |
| 空気の行く先 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディルソ「ひとーつ!」 |
九助「かかったな……?」 |
九助「超弦理論を知ってるか?」 |
ディルソ「ふたーつ!」 |
ディルソ「そしてこれも紙飛行機……」 |
ディルソ「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
九助「俺の領域に足を踏み入れると、果たしてどうなるのか…… すぐにでも答え合わせをすべきだと思わないか?」 |
ディルソ「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
「────では、こちらも」 |
「よし来た!」 |
ヒグルマ「続きます!」 |
ヒグルマ「これが陽光の力です!」 |
「あ˝……っは、くそっ。」 |
|
3'rd chain!! |
「吹けば飛ぶような命だからこそ、こまめな手入れが必要なんだ」 |
「こんなものか……」 |
ヒグルマ「この熱気、あなたはどこまで立っていられますか…!」 |
| 空気の行く先 Chain 傷斬払Lv1(1) 惨傷天光Lv1(2) 傷天光Lv1(3) 傷突刺Lv1(4) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 列上昇Lv1(1) 列傷天光Lv1(2) 傷突刺Lv1(3) 深応傷疾風Lv1(4) 刳傷投射Lv1(5) 列応傷天光Lv1(6) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディルソ「ひとーつ!」 |
「繋ぐぞ。」 |
ディルソ「みーっつ」 |
ディルソ「はい紙飛行機直接目にどーん!」 |
わたし「四つ。完全なる密室。思考の出口は一体何処に?」 |
「よく見えるよ……アンタの急所。」 |
九助「超弦理論を知ってるか?」 |
ディルソ「やーっつ」 |
ディルソ「神々しい紙飛行機……」 |
ディルソ「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
ヒグルマ「無駄な抵抗はしないでください…!」 |
ヒグルマ「目も眩むほどの日差し、お見舞いします!」 |
「────では、こちらも」 |
ヒグルマ「続きます!」 |
ヒグルマ「入った!!」 |
|
3'rd chain!! |
「今度は煌く地底世界にご招待っ、と!」 |

ヒグルマ「百発百中!」 |
ヒグルマ「猛り交わる二色の炎よ!」 |
|
7'th chain!! |
「まっくらやみの中に、ご招待。 悪いけど、拒否権はないよ」 |

「……ふふ、可愛いねぇ」 |
「……」 |
わたし「ダメですよ?あなたを犯人にしてしまいます。」 |
「こんなものか……」 |
「手間ばかりかけさせてくれるな」 |
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう。」 |
わたし「ふむ__小手調べはお終い。現場検証に参りましょうか?」 |
九助「かかったな……?」 |
「繋ぐぞ。」 |
「捉えたッッ!」 |
「グエッ」 |
わたし「謝礼は省かせていただきます!」 |
九助「それで凌いだつもりか?」 |
ディルソ「はい紙飛行機どーん!」 |
「………………ありがとう」 |
「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「ふぅ」 |
| 空気の行く先 Chain 斬払吸魔Lv1(1) 惨応傷天光Lv1(2) 傷冥闇Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 傷疾風Lv1(1) 列刳傷冥闇Lv1(2) 治癒Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
九助「かかったな……?」 |
わたし「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
わたし「あまり浴びすぎると、病気になっちゃうかもしれませんよ?」 |
「捉えたッッ!」 |
「ぐぐっ……!」 |
九助「さて、どこまで耐えられるかな……」 |
ディルソ「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
ヒグルマ「いざ、参ります!」 |
ヒグルマ「続きます!」 |
ヒグルマ「貫き交わる二色の光よ!」 |
|
3'rd chain!! |
「まっくらやみの中に、ご招待。 悪いけど、拒否権はないよ」 |

「……ふふ、可愛いねぇ」 |
「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
ヒグルマ「百発百中!」 |
ヒグルマ「猛る炎よ!」 |
ヒグルマ「見よ、これが我らの神技!溢るる ”太陽”の理力、その奔流の一端よ!!」 |
| 『かなしいことが ありました』 『だれも おおくは かたりません』 『ただ』 『それをみたひとびとは くちをそろえていうのです』 『魔女をころせ 魔女をころせ 魔女をころせ』 |

わたし「……やめて。わたし、アレを思い出しておかしくなりそうです。アレ。」 |
わたし「嗚呼!面白い!これだから未知を解くのはやめられないのですよォッ!!」 |
九助「かかったな……?」 |
わたし「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
| 糖分補給、コーヒーに砂糖! |
九助「さて、どこまで耐えられるかな……」 |
九助「……フン」 |
わたし「謝礼は省かせていただきます!」 |
「がっ……く、そ、まだまだ……!」 |
わたし「天から降り注ぐ美食の境地!!冷製なので冷たーいですよ!!」 |
わたし「痛いところ突かれました?教えてくださいその痛い腹をッ!」 |
「捉えたッッ!」 |
「おや、悪いな。」 |
「捉えたッッ!」 |
| 空気の行く先 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 惨傷天光Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「むぁー、今のうちに笑っておくがいいさ!!……秘策なんかないけどね!」 |
わたし「ふふ……まだ、まだです。もう少し調べなければ……」 |
九助「ロック・オン……!」 |
ディルソ「ひとーつ!」 |
ディルソ「ふたーつ!」 |
ディルソ「はいまず此方の企画書でどーん!」 |
ディルソ「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |

わたし「……やめて。わたし、アレを思い出しておかしくなりそうです。アレ。」 |

わたし「……やめて。わたし、アレを思い出しておかしくなりそうです。アレ。」 |
「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「おのれ……!」 |
九助「ロック・オン……!」 |
ディルソ「ひとーつ!」 |
わたし「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
わたし「よし、これでまだまだ考えられます。」 |
ディルソ「ふたーつ!」 |
ディルソ「頼みの綱……っ!!」 |
| ありがとう、お代は勿論タダですよね? |
ディルソ「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
「速っ!?」 |
「そら、お返しだ。」 |
「グエッ」 |
「ごめんね、こうするしかないんだ。さっくり、切り取らせて貰うよ。」 |
「いってェな………! お返しだッッ!!」 |
| 空気の行く先 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 治癒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「まずい、か。 いや、これからだ。巻き返す。」 |
ディルソ「えええ~~~避けないでッて!!」 |
「………………ありがとう」 |
「………………ありがとう」 |
「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「……ほんとは、わたしにそこまでする必要なんて、ないんだよ。」 |
「ふぅ」 |
「ふぅ」 |
「どうした?愉快な顔をしているぞ」 |
「嬉しいねぇ、私はまだ生きているみたいだ。」 |
わたし「わあ、現場には被疑者が沢山です。ひとりひとり__調べて行きましょう。」 |
「速っ!?」 |
| 空気の行く先 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 治癒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ぐ、そろそろ……きついな………。」 |
ディルソ「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
「無理はするな。退け。」 |
わたし「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
九助「下がっていろ」 |
「…………はぁ…………」 |
九助「ロック・オン……!」 |
ヒグルマ「くうっ、面目ない……!」 |
「……これはちょっと困るかなぁ」 |
ガモリへの重圧が増加した! |
| 空気の行く先 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 治癒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
九助「すまない、離脱する」 |
ディルソ「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
「無理はするな。退け。」 |
わたし「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
「捉えたッッ!」 |
「にゃあ”あ”あ”あ”!!!痛いって!」 |
「おお、おお、怖いねぇ」 「ふふふ…… 正直ヤバいです。」 |
わたし「いたたッ……!これじゃあ推理なんてやってられませ〜ん!!」 |
ディルソ「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
「無理はするな。退け。」 |
| 空気の行く先 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤルダバオートPT Chain 治癒Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
ディルソ「早退しま~す」 |
「無理はするな。退け。」 |
「がっ……く、そ、まだまだ……!」 |
「……すまない、撤退する。」 |
ヒグルマ「ありがとうございました、良い鍛錬でした。」 |
「結構。酒の肴にでもしよう」 |
「……まだ、立てるかい?次は、私を打ち負かして見せてよ」 |
「だから誰だよ……」 |
ヤルダバオート「あらあら……」 |
ディルソ「あらっ!ちょっと、もうちょっと優しくしてくれませんー?!」 |
「い、っつつ……うーん、あそこでこう……。」 |
わたし「わあ、手加減は__してくれないのですね。」 |
九助「やれやれ、これでは割に合わん」 |