こどもはにこりと微笑んだ。 |
ナギ 「それじゃあみんないきましょうか」 ナギは鈎を取り出した |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
スォム 「腹ごなしにはちょうどよいでしょう。」 |
チェノー 「あなたは害虫? それとも……」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「模擬戦だね?相手になるかしんないけどよろしくー」 |
アルメリリ 「それではどうぞ、お手柔らかに」 |
ユスティ 「お手合わせよろしくお願い致します」 |
シセラ 「光をお届けですっ!」 |
チェノー(全身アース)
「帯電って……何?」 |
メイカ 「…ちっとぐらい身体蝕まれたってわけない、植物であった事実は……私に未だ残っている!」 |
ベーガ 「…………。」 |
シセラ 「アララ…。」 |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れの対策を講じてないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
ヤマツ 「“わたしのいう通りに動きなさい”」 |
風の鳴る音がする。ひゅうひゅうと、聞こえる。 もう耳など無いというのに、こびりついて離れない。 ああ……メリル。愛しいわたしのメリル。お前の息が。わたしの鼓動が。 どんどん小さくなっていく……遠くに消えていく。 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「えっ?」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
シセラ 「ワワワッ!?」 |
シセラ 「ワワワッ!?」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「えっ?」 |
チェノー 「えっ?」 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
チェノー 「あれっ」 |
スォムPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メイカPT Chain |
シロ 「……。」 |
シセラ 「みんなの光… 今ですっ!」 |
メイカ 「いっちょやる?」 |
メイカ 「これね、死ぬほど苦いよ。」 |
メイカ 「ふーーっ。」 |
シセラ 「やりましたっ!!」 |
命なくたって、幸福息災を願おう。 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シセラ 「ワワワッ!?」 |
シロ 「……。」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
シロ 「……。」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
シロ 「……。」 |
ユスティ 「っ……!!」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ナギ 「?????」 |
シロ 「……。」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
ヤマツ 「貴様にはがっかりだ」 |
ナギ 「アイムエアー」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
ナギ 「アイムエアー」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
スォム 「こんにちは。」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
シロ 「……。」 |
スォム 「こんにちは。」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
ヤマツ 「貴様にはがっかりだ」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
ユスティ 「上手く巻き返したいですが……」 |
シセラ 「みんなの光… 今ですっ!」 |
ユスティ 「連鎖行きますよ……!」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「これももらってねー」 |
メイカ 「サービスだ、私も舐めるかもしれんが。」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
シセラ 「やりましたっ!!」 |
なにかを言わなければ、自分などすぐに忘れ去られてしまう。 |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
スォム 「そうです、ひと思いに」 |
思いの丈だけ盛られた山。 |
チェノー 「えっ?」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
アルメリリ 「決起せよ。刈らぬ穂は徒花である」 |
シセラ 「みんなの光… 今ですっ!」 |
ベーガ 「…………!」 |
ユスティ 「……」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
シセラ 「嬉しいです~!」 |
シセラ 「嬉しいです~!」 |
ユスティ 「……」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
シセラ 「嬉しいです~!」 |
スォム 「これはどうも」 |
ナギ 「いえーい」 |
チェノー 「肥えるー」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「少し、綺麗にしておきましょう」 |
スォム 「うまくいきませんね」 |
ナギ 「今のはぜったいきいたでしょ!!!」 |
ユスティ 「っ……!!」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
ナギ 「ナマステ!?」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
スォムPT Chain 全付封殺Lv4(1) 貫殺傷突刺Lv5(2) 貫侵食氷水Lv5(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メイカPT Chain |
シロ 「……。」 |
ユスティ 「…………」 |
チェノー 「見逃さないでね」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
シセラ 「補給は大事です~♪」 |
ヤマツ 「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵(こしら)えて差し上げよう」 |
ヤマツ 「やれ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
何かを得るためには何かを失わなくてはならない。 犠牲を生めば、犠牲相応の何かが手に入るのだ! |
メイカ 「サーンキュー!」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
チェノー 「地は血も歓迎する」 |
チェノー 「あれっ」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
シセラ 「ありがとうです~!」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
ユスティ 「私よりも……手当が必要な方がいるかもしれませんのに……」 「すみません。ありがとうございます」 |
シセラ 「嬉しいです~!」 |
ナギ 「証明を開始する!」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
鼻腔を刺し殴る臭気の中、仄かに混ざる『生活臭』。 |
チェノー 「えっ?」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
ユスティ 「っ……!!」 |
ナギ 「ラッキーナンバー!」 |
ナギ 「もっともっと!」 |
ナギ 「ナマステ!?」 |
ナギ 「答えを聞かせてね!」 |
ナギ 「これでトドメよ」 |
ユスティ 「……うぅ」 |
メイカ 「……無理せず下がれな。」 |
シセラ 「ウッ…。無駄にはしません!」 |
ナギ 「これからよ!」 |
チェノー 「まだ始まったばかりでしょ?」 |
ヤマツ 「……」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「温まってきてるかなー?」 |
チェノー 「おいしー」 |
チェノー 「肥えるー」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
チェノー 「一直線に並べて」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「これはどうも」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「ひどい!!ひどい!!!」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
ナギ 「?????」 |
スォムPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メイカPT Chain 限界活気Lv2(1) 列限界活気Lv2(2) 散対価活気Lv1(3) 散活気Lv1(4) 限界活気Lv1(5) 散応傷天光Lv3(6) 散傷心天光Lv3(7) 貫付封殺Lv6(8) 休息Lv2(9) |
ナギ 「ガンガンいくわよ!」 |
(鼻歌を歌っている) |
ヤマツ 「(くつくつと笑い声がする)」 |
メイカ 「負けは考えたくないなー……!」 |
ヤマツ 「やめろ、鬱陶しい」 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
地面の中に溶け込み、また戻ってきた。 |
チェノー 「他に欠けは……」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
邪悪を滅ぼし、我々に幸福を! |
メイカ 「…………まずいか。」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
シセラ 「名探偵の心得です!」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
ヤマツ 「そら、頂戴しよう」 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
チェノー 「僕は、僕だ!」 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
チェノー 「凡ては地続きだよ」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
スォムPT Chain 侵食氷水Lv3(1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メイカPT Chain 限界活気Lv2(1) 列限界活気Lv2(2) 散対価活気Lv1(3) 散活気Lv1(4) 限界活気Lv1(5) 散応傷天光Lv3(6) 散傷心天光Lv3(7) 貫付封殺Lv6(8) 休息Lv2(9) 列限界活気Lv1(10) 列傷心天光Lv3(11) 傷殴打疾風Lv3(12) 全付封殺Lv5(13) |
スォム 「──ひと思いに仕留めた方が、肉の味は良いのですが」 |
ナギ 「・・・」 |
チェノー 「イモもおだてりゃ木に登る。ヒトなら何をしてくれる?」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
ナギ 「いえーい」 |
ナギ 「証明を開始する!」 |
ヤマツ 「次はこちらだ」 |
チェノー 「いずれは枯れ」 |
振り回して、振り回されて。 それを良しとするのが……僕たちの生き方だから。 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
ナギ 「いえーい」 |
スォム 「少し、綺麗にしておきましょう」 |
ナギ 「答えを聞かせてね!」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
チェノー 「ここを乗り越えれば……!」 |
メイカ 「取った。」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「あぁ……ご安心を、無駄にはしません」 |
ナギ 「やーだー!」 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
ヤマツ 「おやおや……」 |
動くものは何ひとつない。 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
チェノー 「他に欠けは……」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
*いもち病撃退流体* |
チェノー 「他に欠けは……」 |
スォム 「眠られよ魂。次会う時には、同じ生命として──」 |
メイカ 「……私は帰る、これ以上深手は負えん。」 |
シセラ 「ゴメンナサイ!」 |
シセラ 「ワワワッ!?」 |
シセラ 「ワワワッ!?」 |
スォムPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メイカPT Chain 限界活気Lv2(1) 列限界活気Lv2(2) 散対価活気Lv1(3) 散活気Lv1(4) 限界活気Lv1(5) 散応傷天光Lv3(6) 散傷心天光Lv3(7) 貫付封殺Lv6(8) 休息Lv2(9) 列限界活気Lv1(10) 列傷心天光Lv3(11) 傷殴打疾風Lv3(12) 全付封殺Lv5(13) 傷投射火炎Lv4(14) 列応傷天光Lv3(15) 遠応傷冥闇Lv3(16) 全活気Lv2(17) 転変Lv5(18) |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
アルメリリ 「決起せよ。刈らぬ穂は徒花である」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
体の一部が土塊となって消し飛んだ。 |
シセラ 「嬉しいです~!」 |
ベーガ 「…………!」 |
スォム 「ふ、ふ…………さぁ、生命が……」 |
ナギ 「やぁああああ!!!」 |
シセラ 「もう、光が…。」 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
ヤマツ 「おやおや……」 |
ヤマツ 「わたしも衰えたな……」 |
ヤマツ 「ご退場、よろしく」 |
目がきょろきょろと回る。 |
ヤマツ 「…………」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
ヤマツ 「この“心臓”の音を聞かせてやろう、 愚かなこのわたしの────」 |
ヤマツ 「お見事。 ────それでは、失礼」 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
親愛を! |
チェノー 「ここが要?」 |
スォムPT Chain 遠時傷天光Lv1(1) | |||||||||||
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メイカPT Chain |
体を構成する土が、服の形をしていた土が、ボロボロと崩れ落ちていく。 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
チェノー 「ここが要?」 |
チェノー 「其の地が血とならば、其が血は地となろう」 |
ただ、にこりと微笑んだ。 |
チェノー 「みんなお疲れ様、でした」 |
ヤマツ 「結構。酒の肴にでもしよう」 |
シロ 「……。」 |
メイカ 「いててて、やられちゃったな……おつかれさまー」 |
アルメリリ 「きゅう……」 |
ユスティ 「お手合わせありがとうございました……」 |
シセラ 「うっ!手ごわいです…!」 |