「大丈夫、落ち着いて…」 ぐっと左手を握る。腕輪がぽわと光った。 |
こどもはにこりと微笑んだ。 |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
ナギ 「それじゃあみんないきましょうか」 ナギは鈎を取り出した |
Y2トラウマギプス 「《模擬戦闘か!するまもなく実戦に放り込まれたから楽しみだな!!》」 |
コガレ 「お手柔らかにお願いします……」 |
アレク 「対人実践訓練みたいだね! 」 アレク 「お手柔らかによろしく!」 |
レイア 「よ…よろしくお願いします!」 |
スォム 「腹ごなしにはちょうどよいでしょう。」 |
チェノー 「あなたは害虫? それとも……」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れの対策を講じてないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
コガレ 「あっ……ぶなッ!」 |
コガレ 「あっ……ぶなッ!」 |
風の鳴る音がする。ひゅうひゅうと、聞こえる。 もう耳など無いというのに、こびりついて離れない。 ああ……メリル。愛しいわたしのメリル。お前の息が。わたしの鼓動が。 どんどん小さくなっていく……遠くに消えていく。 |
コガレ 「手加減でもしてくれたのか?」 |
Y2トラウマギプス 「<<相手の武装をハッキングしてロックをかけた、時間稼ぎにはなるだろう>>」 |
Y2トラウマギプス 「《敵の機動力を見誤っていたか…》」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
Y2トラウマギプス 「《敵の機動力を見誤っていたか…》」 |
ナギ 「アイムエアー」 |
シロ 「……。」 |
Y2トラウマギプス 「《敵の機動力を見誤っていたか…》」 |
ヤマツ 「どうやら貴様には難しかったらしい」 |
Y2トラウマギプス 「《敵の機動力を見誤っていたか…》」 |
シロ 「……。」 |
Y2トラウマギプス 「《敵の機動力を見誤っていたか…》」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
レイア 「始めるよ…拡がれ、”Verteidigen”!」 |
レイア 「その力は我らが糧に――”Stehlen・Schwert”!」 |
レイア 「お願い耐えきって…――”Ausdauer・Schwert”!」 |
レイア 「虹色に光る☆彡全吸天光……です!」 |
祖国をめざして Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain |
シロ 「……。」 |
チェノー 「ザラザラだ」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
レイア 「いっ……!!」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
レイア 「いっ……!!」 |
シロ 「……。」 |
レイア 「わたしはまだ…まだ…っ、 」 レイア 「~~~っっ!!」 |
Y2トラウマギプス 「《データの収集に尽力しろ!君はもう下がっていい!》」 |
コガレ 「……くそっ、残りで何とか……」 |
アレク 「守れなかったね、ごめんね…。 あとは任せて!」 |
Y2トラウマギプス 「<<相手の防御フィールドに干渉する、準備してくれ>>」 |
ヤマツ 「不正解」 |
Y2トラウマギプス 「《相手の戦闘能力を見くびっていたようだな…》 《総員陣形を変更!面食らわせなければ勝てんぞ!》」 |
(鼻歌を歌っている) |
ヤマツ 「(くつくつと笑い声がする)」 |
ナギ 「ガンガンいくわよ!」 |
ヤマツ 「……?はて…… 何をしようとしていたのだったか……」 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
シロ 「……。」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
シロ 「……。」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
スォム 「少し、綺麗にしておきましょう」 |
コガレ 「ッは、随分ととろいじゃないか!?」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
コガレ 「この辺はどうだ?」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
ナギ 「惨くはしないわ」 |
祖国をめざして Chain 散付麻痺Lv4(1) 治癒活気Lv4(2) 刈自傷斬払Lv5(3) 列異常Lv3(4) 全対価活気Lv2(5) 列治癒活気Lv4(6) 貫自傷斬払Lv5(7) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain 貫付封殺Lv3(1) 命傷突刺Lv5(2) 貫侵食氷水Lv5(3) 鎖奪Lv2(4) 転変Lv5(5) |
コガレ 「うえっ!?」 |
コガレ 「うえっ!?」 |
ナギ 「アイムエアー」 |
シロ 「……。」 |
隣前後に仲間がいる。手をかけられる場所に、仲間がいる。 |
チェノー 「手薄じゃない?」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「わたしも衰えたな……」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
『チェノー』 「マトワリツケ」 |
ナギ 「ラッキーナンバー!」 |
アレク 「見えてるよ!」 |
コガレ 「い゛……ッ」 |
ヤマツ 「次はこれだ」 |
チェノー 「川は流れて輝かず」 |
振り回して、振り回されて。 それを良しとするのが……僕たちの生き方だから。 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
スォム 「これはどうも」 |
ヤマツ 「どうした?愉快な顔だ」 |
コガレ 「うえっ!?」 |
ヤマツ 「おや失礼。痛かったかね?」 |
アレク 「い”っ…これは効いたぁ…。」 |
アレク 「そ、そこは狙っちゃだめな所だよ!?」 |
チェノー 「全ての生は砂と化し」 |
『チェノー』 「タクサン食ベルトイイ」 |
Y2トラウマギプス 「《このサイズのスーツにも当てられないとは、とんだぼんくらだな!》 《俺たちゃ強くて賢いぜ!!》」 |
スォム 「眠られよ魂。次会う時には、同じ生命として──」 |
Y2トラウマギプス 「《損傷率オーバー!本官は離脱する!》」 |
コガレ 「……くそっ、残りで何とか……」 |
アレク 「守れなかったね、ごめんね…。 あとは任せて!」 |
アレク 「まだまだ動けるよ!」 |
チェノー 「まだ始まったばかりでしょ?」 |
ヤマツ 「……」 |
ナギ 「これからよ!」 |
シロ 「……。」 |
コガレ 「ッは、随分ととろいじゃないか!?」 |
シロ 「……。」 |
正義が心に力を与える。自分に非はない、あいつのせいだ。 |
スォム 「これはどうも」 |
チェノー 「おいしー」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「わたしも衰えたな……」 |
コガレ 「い゛……ッ」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
チェノー 「微に入り細を穿て」 |
ヤマツ 「その次はこのように」 |
スォム 「嗚呼、貴方があまりに唆るものですから────────溢れてしまう」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
チェノー 「其の地が血とならば、其が血は地となろう」 |
コガレ 「あ、ごめ、これもう、無理だ……」 |
アレク 「守れなかったね、ごめんね…。 あとは任せて!」 |
祖国をめざして Chain 散付麻痺Lv4(1) 治癒活気Lv4(2) 刈自傷斬払Lv5(3) 列異常Lv3(4) 全対価活気Lv2(5) 列治癒活気Lv4(6) 貫自傷斬払Lv5(7) 全対価活気Lv2(8) 治癒Lv1(9) 列自傷斬払Lv5(10) 貫自傷斬払Lv4(11) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain 侵食氷水Lv4(1) |
ナギ 「・・・」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「うまくいきませんね」 |
アレク 「い”っ…これは効いたぁ…。」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「眠られよ魂。次会う時には、同じ生命として──」 |
アレク 「ちょっともう戦えないかも、ごめん離脱するよ。」 |
Y2トラウマギプス 「《損傷率が高いな…タイム、タイムだ!戦線を離脱するよ、ガール》」 |
コガレ 「検討し直さなきゃな……」 |
シーレ 「……自分で治しますので」 |
アレク 「う…、これはまずいかも…。」 |
レイア 「まだまだ難しいなあ。」 |
ただ、にこりと微笑んだ。 |
チェノー 「みんなお疲れ様、でした」 |
ヤマツ 「結構。酒の肴にでもしよう」 |
シロ 「……。」 |