――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「――――ワタシはアルカナナイツが一人、メルとデモ呼んで頂戴ナ?」 「席番はⅩⅢ…所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *彼女を咎めるモノは、もう居ない* |
「………」 |
ヤトア 「ほう、妾を相手取るか。良い度胸だ」 ヤトア 「我が騎士エイグラントを見事討ち取ってみせよ!」 |
ヨシノ 「ヒトとヒト、高め合うのは良いことだね」 |
メル
「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
烟玖 「……ええと……よろしく」 |
空っぽ 「あーっそびましょー!」 |
|
「………」 |
ドリス 「模擬戦とはいえ、手加減はしないからね!」 |
ゲオルグ 「魅せてやろう。 これがワビ、だ……」 |
ヤトア 「さぁ行け!我が騎士よ!模擬戦だからといって手心を加える必要は無い!ぞ!」 |
覆い隠すかのように。 |
「………」 |
ゲオルグ 「天に輝く月に手を伸ばせど届かない……そういうものさ 」 |
「………」 |
ドリス 「攻撃パターンが単純ね!」 |
「………」 |
ゲオルグ 「ブルゥ……ロォォォズ…… ――不可能、という事さ」 |
メル 「サァてハジメまショうか…」 「…ッハァ!心配シなクてもイイわヨォ?アンタが死ぬマデ徹底的二ちャアんト嬲ってアゲルからァ!」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
ヤトア 「貴様に剣の加護があらんことを!!」 |
ヨシノPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
烟玖 「……始める」 |
君に一つ提案を出す。 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
ドリス 「助かるよ~」 |
ドリス 「ナイスアシスト!」 |
ドリス 「ナイスアシスト!」 |
小さく相槌を打つ。 |
呼吸を整える。 |
(それははじまりのまじない。それははじまりのいざない。) |
「………」 |
「………」 |
ゲオルグ 「ブルゥ……ロォォォズ…… ――不可能、という事さ」 |
エイグラント
「おっと!!」 |
「………」 |
エイグラント
「ちぃっ……!」 |
お断りだ。 |
ゲオルグ 「ふっ……仲間達よ、この輝きの後を臆さず続くがいい……!! 」 |
ドリス 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
ドリス 「これが私の力!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
お断りだ。 |
「………」 |
ゲオルグ 「私の得意とするこの美技を、君に与えよう……」 |
ゲオルグ 「ふっ……君の体を、美が駆けたようだな」 |
ゲオルグ 「これで終わりさ。 しかして、次の輝きが始まる。楽しみにしていたまえ 」 |
夜霧を飛び交う。 |
ドリス 「当たらないよ、どうしたのかなぁ?」 |
ドリス 「私にはよーく見えてるよ」 |
メル
「ッハ、コの代償は…生半可ジャ済まないわヨォ?」 |
(淡色が濃霧の如く、あなたを包み込む。) |
エイグラント
「ちぃっ……!」 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
メル 「──さァさあサァサぁ血塗レた花道を歩むナラ!」 「愛シい者へ殺戮を、憎しキ者へ告白ヲ!!」 |
嫌そうだ。 |
相槌を打つ。 |
ヨシノ 「良い子だね。助かるよ、ありがとう」 |
ヨシノ 「良い子だね。助かるよ、ありがとう」 |
ヨシノ 「良い子だね。助かるよ、ありがとう」 |
ドリス 「ナイスアシスト!」 |
ドリス 「わぁい!頼りになる~!」 |
ドリス 「ナイスアシスト!」 |
メル
「サァ、苦しくなってクる頃合いカシラ?」 |
メル 「コレを受けて立ち上がるナンて許さナイ…」 *死神の 死神による必殺の一撃――* 「―――今こそ静粛二、今際ノ時を受け入れなサイ!!」 |
メル
「チョットォ?」 |
ゲオルグ 「この美しさが気に障ったのならばすまない…… 」 |
メル
「あは。あハハァ、 アハ…。 さっさト消えて頂戴なァ?」 |
ヨシノPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain 連感傷投射Lv5(1) 列傷冥闇Lv6(2) |
ゲオルグ 「おっとすまない、この輝きが足りなかったらしい」 |
エイグラント
「おっと!!」 |
「………」 |
ドリス 「さっさといっちゃいなよ!」 |
ドリス 「無駄な抵抗をやめてくたばりなー!」 |
ドリス 「少しは出来るみたいだけど、次は外さないからね」 |
嫌そうだ。 |
お断りだ。 |
*足りない。* |
何か思うところがあるようだ。 |
「………」 |
ドリス 「仕掛け時は……っと」 |
ヤトア 「――(じっと戦場を見ている)」 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
君に一つ提案を出す。 |
烟玖 「……ありがとう」 |
「………」 |
メル
「サァ、苦しくなってクる頃合いカシラ?」 |
メル 「踊れ…」 「―――踊れ、踊レ!舞い踊りなサイ!!」 「アンタもアンタも…アンタもヨ! あは、はは、アッハハハハ!!!」 |
メル
「チョットォ?」 |
メル 「ソンなに嫌がる必要ナイわヨ?」 |
ドリス 「当たらないよ、どうしたのかなぁ?」 |
メル 「イイ音立てテるジャない、もッと聞かせてクレルゥ?」 |
メル
「ッハ、コの代償は…生半可ジャ済まないわヨォ?」 |
ヨシノ 「良い子だね。助かるよ、ありがとう」 |
ヨシノ 「良い子だね。助かるよ、ありがとう」 |
文句は無い。 |
呼吸を整える。 |
「………」 |
「………」 |
ヤトア 「いけっ、エイク!」 |
「………」 |
「………」 |
エイグラント 「そこです!!」 |
エイグラント
「ちぃっ……!」 |
お断りだ。 |
ゲオルグ 「なるほど、私と舞うに相応しい動きだ 」 |
エイグラント 「でぇぇやぁぁぁ!!!」 |
エイグラント
「ちぃっ……!」 |
ゲオルグ 「ふっ、この美に眩んだか…… 」 |
ヨシノ 「あはは、これ以上は無理みたいだね……ごめんね」 |
メル 「ッハ、精々ワタシの射程外マデ下がるとイイわ。」 |
烟玖 「……!」 |
それは確かに敵意を向けた。 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
「………」 |
メル
「みっつ。」 |
メル 「さァ肉と骨ト頭蓋とヲ叩かセテ? 報酬ハ――叫び声デ充分よォ!!」 |
エイグラント
「くっ!」 |
メル
「あは。あハハァ、 アハ…。 さっさト消えて頂戴なァ?」 |
ヨシノPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
メル
「ッハ、まだヨ、まだまだ…!」 |
烟玖 「……状況が良くない……」 |
咳き込んでいる。 |
「………」 |
ドリス 「あはは!もうちょっと耐えてみせてよね!」 |
ゲオルグ 「満足する事なかれ、我が美は中天にすら差し掛かっていないのだから……」 |
ヤトア 「優勢はいつ崩れるとも限らん。今の内に斬り捨ててしまえ!」 |
彗星 「 … 」 |
ゲオルグ 「中々の手練れ、か…… 」 |
お断りだ。 |
「………」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
「………」 |
「………」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
エイグラント
「ありがとうございます!」 |
「………」 |
ヤトア 「(そろそろまずそうだな)」 |
メル 「アラ、熱烈な告白ねェ…続キは地獄でドオ?」 |
ゲオルグ 「さて、美しい調べを奏でようか―― 」 |
ヤトア 「いけっ、エイク!」 |
エイグラント 「参ります!!」 |
エイグラント
「ちぃっ……!」 |
お断りだ。 |
ゲオルグ 「傷ついた私も美しいが、今はここまでにしておこう」 |
ゲオルグ 「――以上。我々の物語を楽しんでいただけたかな? 」 |
「………」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
エイグラント
「ありがとうございます!」 |
「………」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ゲオルグ 「おっとすまない、美が血にくすむが気に食わなかったかな?」 |
エイグラント
「ありがとうございます!」 |
嫌そうだ。 |
「………」 |
ヤトア 「~まったり~」 |
ヤトア 「ほれほれ、まだまだいけるだろう?」 |
メル 「…マダ終わらナイ、アンタらナンかにワタシの行く先を決メさせてナンかやらナイ。」 「『まだワタシは戦える』!ワタシのオワリは…ワタシがキメる!」 |
メル
「ガラじゃナイんだけどネ―――」 |
メル
「ガラじゃナイんだけどネ―――」 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
ゲオルグ 「ブルゥ……ロォォォズ…… ――不可能、という事さ」 |
メル
「ふたぁつ…」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
烟玖 「……ありがとう」 |
烟玖 「……ありがとう」 |
ゲオルグ 「この美しさが気に障ったのならばすまない…… 」 |
メル
「一度重ねハジめたモノはそう簡単に崩せナイ―――ソウ、今のようにネェ?」 |
メル 「もっと、モットもっと戦イまショ? 殺しマしょ?」 「痛みコソ愛すベキ同胞ヨォ!!」 |
メル
「ッハ、コの代償は…生半可ジャ済まないわヨォ?」 |
メル
「あは。あハハァ、 アハ…。 さっさト消えて頂戴なァ?」 |
メル 「アァ…アァ! ヤってクレるジャない…ッ!」 |
「………」 |
烟玖 「……!」 |
おそらく彼は侮蔑の念を抱いたはずだ。 |
ドリス 「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」 |
ゲオルグ 「気に病むことはない。そこで私の美姿を眺めて休むといい」 |
エイグラント
「くっ……大丈夫ですか!?」 |
ヨシノPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
それで…… 彼は 君の目に訴えかけただろう。 |
ゲオルグ 「この動き、私の美に臆したのでなければ――ふっ、どうやら甘く見れないらしい」 |
ドリス 「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
君に一つ提案を出す。 |
烟玖 「……始める」 |
文句は無い。 |
ゲオルグ 「おっとすまない、この輝きが足りなかったらしい」 |
ゲオルグ 「なるほど、私と舞うに相応しい動きだ 」 |
お断りだ。 |
おそらく 彼の反感を買っただろう。 |
嫌そうだ。 |
烟玖 「……始める」 |
エイグラント
「そこまでです!」 |
彼は皮肉を込めて何かを呟いた。 |
烟玖 「……!」 |
ヨシノPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain 傷斬払Lv4(1) |
ゲオルグ 「ふっ……膝つく私に見惚れてくれるなよ? 立ち上がる姿に震えてしまう事になる」 |
エイグラント
「ぐぅ……!やりますね!!」 |
ドリス 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
ヤトア 「いけっ、エイク!」 |
エイグラント 「ラァァァーーーッ!!」 |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
虚像が掻き消える。 |
ドリス 「はい、ご愁傷さまー」 |
ドリス 「そろそろ殺す」 |
ヤトア 「――(じっと戦場を見ている)」 |
ヨシノPT Chain 連傷殴打氷水Lv2(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
ヤトア 「エイク……!」 |
ゲオルグ 「中々の手練れ、か…… 」 |
ドリス 「やだ、思ったより素早い」 |
烟玖 「……ごめん」 |
ゲオルグ 「この美しさが気に障ったのならばすまない…… 」 |
ヨシノPT Chain 連傷殴打氷水Lv2(1) | ||||||||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
空っぽ 「捕まえたのだわ」 |
ドリス 「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」 |
ゲオルグ 「気に病むことはない。そこで私の美姿を眺めて休むといい」 |
エイグラント
「くっ……大丈夫ですか!?」 |
エイグラント
「そこっ!」 |
ヨシノPT Chain 連傷殴打氷水Lv2(1) | |||||||||||||||||||||
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昏 Chain |
ドリス 「痛い?痛いでしょ?」 |
ゲオルグ 「ふっ、この美に眩んだか…… 」 |
メル
「アラ、残念。 モット戦イたかッタんだケド…ネェ。」 |
烟玖 「うーん……」 |
空っぽ 「今回はだめ気分、この辺にしてあげるのだわ」 |
彗星 「 … 」 |
「………」 |
ドリス 「私達の手にかかれば当然の結果ね」 |
ゲオルグ 「ふっ、やはり私の敵ではなかったようだな」 |
ヤトア 「当然の結果だな!」 |