誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
ロディ 「練度向上のためお時間をいただくことへ、ぼくは最大限の感謝を捧げます」 |
ネルケ 「ネルケ少佐だ。 本日は一手、よろしく頼む」 |
ラー 「さて、肩慣らしといこうか」 |
ロディ 「練度向上のためお時間をいただくことへ、ぼくは最大限の感謝を捧げます」 |
エアリス
「実験データを取ろうか。これも、開拓のためさ」 |
アマリア 「よろしくおねがいします!」 |
デイ 「か弱い幽霊ですもの。お手柔らかに… 」 デイ 「まぁ、負けるつもりはないけどね?」 |
System 「外部記録装置からの補助プログラム読み込みを開始……」 |
System 「外部記録装置からの補助プログラム読み込みを開始……」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
System 「カード登録データ改竄プロセスを完全終了。 点衝撃に対する分散化フィールドの展開を開始します」 |
System 「カード登録データ改竄プロセスを完全終了。 点衝撃に対する分散化フィールドの展開を開始します」 |
System 「補助用外部ファイルの読み込みに成功。 カード登録データへのアクセス準備を開始します」 |
System 「敵対者のカードプログラムへの接触に成功。 カード登録データの改竄を開始します」 |
System 「カード登録データの改竄を継続中。 進行度33%、ひきつづきプロセスを続行します」 |
System 「カード登録データの改竄を再開。 進行度66%、ひきつづきプロセスを続行します」 |
System 「カード登録データの改竄を継続中。 進行度99%、まもなくプロセスを終了します」 |
System 「衝撃分散化フィールドの構築を継続中。 まもなくプロセスを終了します」 |
エアリス 「清濁飲み込んで世界はなお綺麗だ」 |
エアリス 「見えるかい聞こえるかい感じるかい人々の息遣いを」 |
エアリス 「予想外のハプニングが、君たちを待ち受けているよ」 |
エアリス 「慎重であるに越したことはないさ」 |
エアリス 「どうして、今それを行う必要があるだろう?」 |
耐性の形成を確認。 モノアミンオキシダーゼの阻害にまで至らないように注意しつつ、投与量増加。 覚醒作用ほか、口渇、神経過敏を感覚。 |
エアリス 「多少は消費を軽減してくれるはずだよ」 |
ラー 「『其の叡智は数多を拓く』」 |
ラー 「『無明の幕開け』」 |
ラー 「『踊れ神煌、我が同胞を心躍らせるべく――』」 |
ラー 「廻れ神煌、我が具現よ。天に座す光忌の力、思い知れ――――」 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし旅人の道標と成れ』」 |
ラー 「『照らせ星光、闇夜進みし我の道標と成れ』」 |
ロディ 「戦いに不慣れなぼくへ手加減をいただいたこと、感謝いたします」 |
ネルケ 「……ここから、始める……」 |
ネルケ 「いざ、参る!」 |
ネルケ 「……倒れるものか!」 |
ネルケ 「ふぅ……」 |
ネルケ 「その刃、なまくらにしてやろう!」 |
靴音なき旅路 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第二浪漫小隊『煌天』 Chain |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
ロディ 「戦いに不慣れなぼくへ手加減をいただいたこと、感謝いたします」 |
『貫く感触』が伝播する。 |
エアリス
「ふふっ、やっちゃった!」 |
エアリス
「なんで?ねえなんで??」 |
エアリス 「あの時を境に時間は止まってしまったんだ」 |
ネルケ 「総員、構え!」 |
ネルケ 「どんな攻撃だろうと、受けて立つ!」 |
ネルケ 「地に伏せろ!」 |
ネルケ 「くっ、敵ながら見事……!」 |
アマリア 「あわわ……これ、すっごく難しいよ……!」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
エアリス 「かつてより成長したって本当に言えるのかい?」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
ネルケ 「どこにも逃しはしない!」 |
アマリア 「あわわ……これ、すっごく難しいよ……!」 |
靴音なき旅路 Chain 愚者Lv3(1) 多付封殺Lv3(2) 全活気Lv4(3) 全付封殺Lv5(4) 全付封殺Lv3(5) 全治癒活気Lv3(6) 列付封殺Lv5(7) 列殺傷斬払Lv2(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第二浪漫小隊『煌天』 Chain 愚者Lv3(1) 貫侵食冥闇Lv4(2) 遠殺傷火炎Lv4(3) 連治癒活気Lv3(4) 全治癒活気Lv3(5) 貫傷痕冥闇Lv4(6) 遠自傷火炎Lv4(7) 全治癒Lv3(8) 全自傷冥闇Lv3(9) |
アマリア 「敵さんすっごくつよいみたい……!」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
エアリス 「あてずっぽうよりはマシだね?」 |
ロディ 「戦いに不慣れなぼくへ手加減をいただいたこと、感謝いたします」 |
エアリス
「怖いね。あと半歩だったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
エアリス
「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
ラー 「助かったよ」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
ネルケ 「まさかもう疲れたなどとは言わないだろう?」 |
エアリス
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
ラー 「『光陰は追う、天の果ても地の果ても』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
エアリス 「世界はゆっくりと停滞していく。破滅は近いよ」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
System 「[Card-Action]」 |
くるくると回る黒い幻影のカードが、無数のピクセルへ崩れ。 粒が凝り固まって形作るのは白いカード。絵のないそれに柄が現れ、無銘のそれに名が書かれ、 ――それは1枚の完全なカードとなる。 |
2'nd chain!! |
エアリス 「何かを禁じる掟は幾千幾万とあるけれども、 何かを推奨する掟はずっと少ないんだね」 |
『貫く感触』が伝播する。 |
ラー 「『三つ―――』」 |
ラー 「『熾焔よ、乱れ咲け――』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
デイ 「これで一周するんじゃない?」 |
ラー 「助かったよ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
エアリス
「……ほんとは私にそこまでする必要なんて、ないのさ」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
アマリア 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
6'th chain!! |
背中に手を回す、ひょいと振る、 いつの間にかボロボロの兎のぬいぐるみを持っている。 間を置かず炸裂したぬいぐるみから、 悍ましくも血濡れた無数の針が飛び出した。 |
きみの血は、何色なのだろうね。 |
ネルケ 「痛っ……」 |
エアリス
「おっと!いい感じに使えそうなトラウマじゃん、お代はこの一撃で!」 |
ラー 「『七つ。さて、どこまで耐えるか―――』」 |
ラー 「『烈華よ、焼き尽くせ──』」 |
ラー 「隙だらけだ」 |
ラー 「助かったよ」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
エアリス
「……ほんとは私にそこまでする必要なんて、ないのさ」 |
アマリア 「よし! ばっちり!」 |
デイ 「あっははは!楽しいわ!楽しいでしょう!!」 |
デイ 「はぁい、好き勝手に暴れていいわよ~」 |
ロディ 「戦いに不慣れなぼくへ手加減をいただいたこと、感謝いたします」 |
デイ 「あらぁ……これが苦手なのね」 |
デイ 「ははぁ……いい音したわね?」 |
アマリア 「こ、このくらいじゃ泣かないんだから……!」 |
Over drive!! |
この拳銃で今すぐに撃ち抜かねばならない。今、すぐに! |
エアリス
「きみの弱点、苦手、トラウマ、ぜんぶわたしに委ねてほしいんだ」 |
/ なんでーっ \ |
/ なんでーっ \ |
ラー 「『鎖は十分に成った―――ここで墜ちろ』」 |
ラー 「『華焔よ、咲き誇れ――』」 |
エアリス |