誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ![]() 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
![]() 「わたしは前に進む。何があるか分からないけど、前に進むって決めたから。」 |
![]() 「………」 |
――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「――――ワタシはアルカナナイツが一人、席番はⅩⅢ………所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *枷が、砕ける。* *それは、戦う時にのみ許された自由―――* |
![]() 「人間同士で争いあうなんて、不思議なものだね」 |
![]() 「強いんだよね。だから、確かめるためにも押さえつけない……。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
![]() 「模擬戦とはいえ、手加減はしないからね!」 |
![]() 「よろしくおねがいします!」 |
![]() 「清濁飲み込んで世界はなお綺麗だ」 |
![]() 「見えるかい聞こえるかい感じるかい人々の息遣いを」 |
![]() 「予想外のハプニングが、君たちを待ち受けているよ」 |
![]() / なんでーっ \ |
![]() 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
![]() 「慎重であるに越したことはないさ」 |
![]() 「どうして、今それを行う必要があるだろう?」 |
![]() モノアミンオキシダーゼの阻害にまで至らないように注意しつつ、投与量増加。 覚醒作用ほか、口渇、神経過敏を感覚。 |
![]() 「多少は消費を軽減してくれるはずだよ」 |
![]() 「………」 |
![]() 「モウ聞き飽きたでしョうケド、イイコト教えてアゲル。ワタシの前二立つからにハ…」 *それは殺意の覚悟を決めた者の言葉。 彼女は事を成すか消えるまで…* ![]() 「アンタが死ぬか、ワタシが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイわ。」 *目の前の者と戦い続ける* |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
For A to J Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain |
![]() 「こういう運命だったのかな。……さて、確かめてみようか」 |
![]() 「ううぅ……。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「サア、このママ押し切りまショうか!」 |
![]() 「このまま押し切ってやるよ!」 |
![]() 「もうちょっとだ! がんばろう!」 |
![]() 「アラアラ。コレ以上服が裂けたらドウしてクレるのカシラ?」 |
![]() 「カードの力が上手く引き出せない……こんな時に」 |
![]() 「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「アッはァ! ほォら…ワタシが道ヲ拓いてアゲル、切リ開イてアゲル、こじ開ケてアゲルゥ!」 ![]() 「サァ、ワタシに続きなサイ! 思ウ存分…暴レるとイイわァ!」 |
![]() 「あれ、なんで出来ないのよ!」 |
![]() 「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
![]() 「かつてより成長したって本当に言えるのかい?」 |
![]() 「よし! ばっちり!」 |
For A to J Chain 遠侵食冥闇Lv4(1) 列自傷冥闇Lv4(2) 治癒活気Lv4(3) 列命傷冥闇Lv5(4) 貫傷痕冥闇Lv4(5) 刈殺傷冥闇Lv3(6) 列治癒活気Lv4(7) 列傷冥闇Lv6(8) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain 悪魔Lv3(1) 貫殺傷投射Lv4(2) 全活気Lv4(3) 刈自傷殴打Lv5(4) 連治癒活気Lv3(5) 刈感傷投射Lv4(6) 全治癒活気Lv3(7) 貫自傷殴打Lv4(8) |
![]() 「敵さんすっごくつよいみたい……!」 |
![]() 「なるほど、そこが弱点ってことね!」 |
![]() 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
![]() 「これが私の力!」 |
![]() 「まだまだだよ!」 |
![]() 「ナンのつもり? …いいえ、忘れて頂戴。」 |
![]() 「ナイスアシスト!」 |
![]() 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
![]() 「サァ、苦しくなってクる頃合いカシラ?」 |
![]() 「踊れ…」 ![]() 「―――踊れ、踊レ!舞い踊りなサイ!!」 「アンタもアンタも…アンタもヨ! あは、はは、アッハハハハ!!!」 |
![]() 「よし! ばっちり!」 |
![]() 「よし! ばっちり!」 |
![]() 「よし! ばっちり!」 |
![]() 「よし! ばっちり!」 |
![]() 「ナンのつもり? …いいえ、忘れて頂戴。」 |
![]() 「……アリガト。」 |
![]() 「助かるよ~」 |
![]() 「ナイスアシスト!」 |
![]() 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
![]() 「ありがとう! とっても元気になった!」 |
![]() 「最早、風前の灯火ノすら許さナイ。 アンタらに遺るノは―――死。 タダそれだけヨ。」 |
![]() 「マダ足りナイ、全然足リなイ、全くもッテ!」 ![]() 「ダカラ…もっとマダマダ沢山殴ッてアゲルわァ、アンタも…誰モ彼も関係ナイわヨォ!!」 |
![]() 「…ッハ、イイ手応えねェ?」 |
![]() 「わたしを置いていかないでよ~」 |
![]() 「大丈夫?私が余裕ある内に離れてね……。」 |
![]() 「………」 |
![]() |
![]() 「あてずっぽうよりはマシだね?」 |
![]() 「……えっ?」 |
![]() 「行くよ……。」 |
![]() It`s show time! |
![]() 「しつこさには自信があってね。 性格が悪い?それ、褒め言葉っ」 |
![]() 「痛たっ……その、そういうのは勘弁してほしい……かな!」 |
![]() 「あ。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「こ、このくらいじゃ泣かないんだから……!」 |
5'th chain!! |
![]() いつの間にかボロボロの兎のぬいぐるみを持っている。 ![]() 悍ましくも血濡れた無数の針が飛び出した。 |
![]() きみの血は、何色なのだろうね。 |
![]() きみの血は、何色なのだろうね。 |
![]() 「細い所を、取る……!」 |
![]() 「………」 |
Over drive!! |
![]() この拳銃で今すぐに撃ち抜かねばならない。今、すぐに! |
![]() 「私にはよーく見えてるよ」 |
![]() 「周りごと全部、もう……!!」 |
![]() 「あ。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「おやすみなさい。またどこかで会おうね……戯言じゃあ、ないんだよ」 |
![]() 「ううう……アマリアもう無理……」 |
![]() 「ッハ、精々ワタシの射程外マデ下がるとイイわ。」 |
![]() 「まだ私が残ってるわよ」 |
![]() 「………。」 |
![]() 「……アリガト。」 |
![]() 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
![]() 「………。」 |
![]() 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
![]() 「………。」 |
![]() 「コレを受けて立ち上がるナンて許さナイ…」 *ほんの僅か、一瞬の幻覚―――* 「―――今こそ静粛二、今際ノ時を受け入れなサイ!!」 |
![]() 「イイ顔になッタわネェ?」 |
![]() 「動けなくなることも、あるんだ……。」 |
![]() 「わたしを置いていかないでよ~」 |
![]() 「………」 |
![]() 「んー、目が覚めてきたよ」 |
![]() 「………」 |
![]() *足りない。* |
![]() 「これからギャフンと言わせてやるからね!」 |
![]() 「なるほど、そこが弱点ってことね!」 |
![]() |
![]() 「世界はゆっくりと停滞していく。破滅は近いよ」 |
![]() It`s show time! |
![]() 「………」 |
2'nd chain!! |
![]() 「払い続けた果てに何かが見いだせるはずだ」 |
![]() 「………」 |
![]() Show is over... |
![]() 「ガラじゃナイんだけどネ―――」 |
![]() 「ガラじゃナイんだけどネ―――」 |
For A to J Chain 傷冥闇Lv6(1) | ||||||||||||||||||||||||||
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*祈りを 捧げた* Chain |
![]() 「……いい具合に肩の力が抜けてきたよ」 |
![]() 「こ、この流れはやばい気がしてきたんだけど……」 |
![]() 「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
![]() 「その霊は静寂を好む」 |
![]() 「ほら、気が付けば背後に迫っている」 |
![]() きみの血は、何色なのだろうね。 |
![]() 「きみの弱点、苦手、トラウマ、ぜんぶわたしに委ねてほしいんだ」 |
![]() 「おっと!いい感じに使えそうなトラウマじゃん、お代はこの一撃で!」 |
![]() 「あたた、予想外の方向から来たね」 |
Auto action! |
![]() 「ごめんね、またいつか、どこかで会おう」 |
![]() 「これで、良かったのかもね」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ッハ、精々ワタシの射程外マデ下がるとイイわ。」 |
![]() 「まだ私が残ってるわよ」 |
![]() 「さァ肉と骨ト頭蓋とヲ叩かセテ? 報酬ハ――叫び声デ充分よォ!!」 |
![]() 「ッハ、コの代償は…生半可ジャ済まないわヨォ?」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「ワタシはマダ動ける! マダ、倒れる訳二、は…!」 |
![]() 「まだ私が残ってるわよ」 |
![]() 「くっ、まだ…」 |
![]() 「痛い?痛いでしょ?」 |
![]() 「どーん!」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「………」 |
![]() 「あんたの顔、覚えたからね!!」 |
![]() 「怪我、あったら言ってください」 |
![]() 「次は、私を打ち負かして見せて欲しい。冗談なんかじゃあないよ、本気さ」 |
![]() 「……お腹へった。早く帰ろう。」 |
![]() 「………」 |
![]() 「アーア…こンなんジャまだ…… 足りてナイってコトよネェ…」 |
![]() 「ぐ、ぐぅー!今回はこの辺で勘弁してやるわよ!」 |
![]() 「うう……いたい……」 |