「大丈夫、落ち着いて…」 ぐっと左手を握る。腕輪がぽわと光った。 |
シー 「はい?」 |
――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「………ワタシはアルカナナイツが一人、席番は13………所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *枷が、砕ける。* *それは、戦う時にのみ許された自由―――* |
コモン 「さて。くじを引こうか」 |
やどりぎひめ 「始めるとするかの」 |
レイア 「よ…よろしくお願いします!」 |
アレク 「対人実践訓練みたいだね! 」 アレク 「お手柔らかによろしく!」 |
シー 「練習?練習っすよね!?その武器なに!?」 |
◆◆
「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
コモン 「キミのレア度、教えてくれるかい」 |
ライム 「いくノよー」 |
ドリス 「お手柔らかにね~」 |
コモン 「そんなにヤワかい」 |
コモン 「止まって」 |
コモン 「動いて」 |
コモン 「祈れば叶うとはよく言ったものだ」 |
コモン 「それは幻かい」 |
コモン 「それは本当かい」 |
コモン 「まあ、どっちでもいいか。どっちでもいいんだ」 |
やどりぎひめ 「ふふ、心眼というやつじゃ。」 |
レイア 「始めるよ…拡がれ、”Verteidigen”!」 |
レイア 「その力は我らが糧に――”Stehlen・Schwert”!」 |
レイア 「その力は我らが糧に――”Stehlen・Faust”!」 |
レイア 「その力は我らが糧に――”Stehlen・Flamme”!」 |
レイア 「絶対に負けません…――”Ausdauer・Flamme”!」 |
シー 「はわわわわわわわ」 |
シー 「じぶんは石、じぶんは鉄、じぶんは……」 シー 「無敵っ!」 |
シー 「こう来たら……」 シー 「こうっ!!」 |
シー 「なむなむ……」 |
シー 「これなに?じぶんはなにをしてるんすか??」 |
シー 「褒められたい……褒められたい……」 |
シー 「はわわわわわわわ」 |
シー 「ぱらぱらー」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
ライム 「これが私ノ蠢く墟城!」 廃村、廃墟、砦の瓦礫が紫色の粘液によって集められ、巨大な巣が形成される── |
やどりぎガーデン出張所 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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~パーティ1~ Chain |
「結界というものはこういう攻撃には意外と弱いものじゃ。」 |
「穿て」 |
シー 「こんなの持ってきちゃったっす」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
ドリス 「あらら?当たりどころが悪かったかな?」 |
ドリス 「どーん!」 |
レイア 「どんな攻撃も防ぐ予定ですが、それは正直やめてほしいです!」 |
「魔力は枯渇する――”Alptraum・Erschöpfung”」 |
「何も見えない――”Alptraum・Blindheit”」 |
「力が入らない――”Alptraum・Schwäche”」 |
シー 「ささ、繋げていくっす」 |
やどりぎひめ 「一番槍というやつじゃな!」 |
「手加減はなしじゃ」 |
◆◆
「ふたぁつ…」 |
◆◆ 何でもない日 「今日ハ死ぬ二はイイ日よ! なァに、恐怖スる必要はナイわ!」 |
◆◆
「『イイトコ』、みーッけ!」 |
アレク 「ありゃ…しっかり狙い定めたつもりだったんだけどな…。」 |
アレク 「ありゃ…しっかり狙い定めたつもりだったんだけどな…。」 |
シー 「調子いいっす!」 |
シー 「ハローハロー、こちらクラーズ・シー。衛星担当の妖精さーん、この辺りにいっちょお見舞いしてくださいっす」 衛星はチャージを始めた。発射まであと3日。気長におまちください |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
シー 「それだけはやめて!!!!」 |
◆◆
「絶望を切望スルゥ? 終局の終焉ヲ!」 「定めるノはアンタらジャないけどネェ―――」 |
◆◆ 「踊れ…」 ◆◆ 「―――踊れ、踊レ!舞い踊りなサイ!!」 「アンタもアンタも…アンタもヨ! あは、はは、アッハハハハ!!!」 |
アレク 「い”っ…これは効いたぁ…。」 |
◆◆
「『イイトコ』、みーッけ!」 |
◆◆
「ッハ、コの代償は…生半可ジャ済まないわヨォ?」 |
アレク 「ありゃ…しっかり狙い定めたつもりだったんだけどな…。」 |
シー 「ばよえーん」 |
シー 「いっけー!全方位ミサイル発射!どこへ逃げても追尾するっす!」 ミサイル群は近くを飛んでいたちょうちょをゆっくり追いかけていきやがてゆるやかに消滅した |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |