フィルロズ 「僕様を倒して酷いことするつもりでしょう。薄い本みたいに。薄い本みたいに。」 |
まりあ 「縦斬り横斬り、どっちが好みかしら?」 |
ヤナギ 「もうカシラに怖いものなんて無いっす!頑張りましょ!」 榊原 「勝手に決めつけんな。」 |
シー 「はい?」 |
『世界』 「……『世界』を目にした己を恨め。」 |
「………」 |
フィルロズ 「みんなー。あつまれー。僕様が模擬戦するよー。さほどしたくないけどー。」 |
シャラヴィス 「お手合わせ願うよ」 |
まりあ 「お手合わせ、お願いしまーす」 |
榊原 「動いたら眠れるとも限らねーんだけどな。」 |
シー 「練習?練習っすよね!?その武器なに!?」 |
シヲ 「えーっ戦闘するんですか!お手柔らかにお願いします……」 |
『世界』 「仕方ない。」 |
ドリス 「模擬戦とはいえ、手加減はしないからね!」 |
「………」 |
フィルロズ 「お主も悪よのう。いえいえ僕様ほどでは。誰が悪だ。怒るよ。」 |
ヤナギ 「てってれれ~~~ん♪サポート入りまーす!」 |
フィルロズ 「さて。それじゃあまずは僕様の素敵な呪いを分けてあげよう。味方にね。」 周囲の空気が重く、暗くのしかかる。 |
フィルロズ 「続けて呪具現の魔女の力も見せてあげよう。誰が本物か。わかるかな。」 魔女が手を翳すと、開拓者達と同じ姿の像が複数出現した。 |
フィルロズ 「そして君達には祝福を。僕様から祝福されるなんて。貴重だよ。」 敵対する者達の周囲に光球が浮かび上がった。 |
フィルロズ 「勿論。代償は貰うよ。だって僕様は。魔女なんだから。」 光球はぐるぐると周囲を回転し始めた。チカチカ光る上に物理的に邪魔だ。 |
(邪神がうねうねと触手を伸ばしている。) |
(数本の触腕がカードを撫でた。) |
フィルロズ 「あれ。外れた。」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
まりあ 「黒の刃は無限に舞い踊る!」 |
漆黒の瘴気が身体を覆う! |
フィルロズ 「お断りします。」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
シー 「ひらりひらり」 |
シー 「はわわわわわわわ」 |
シー 「じぶんは石、じぶんは鉄、じぶんは……」 シー 「無敵っ!」 |
シー 「こう来たら……」 シー 「こうっ!!」 |
シー 「なむなむ……」 |
シー 「これなに?じぶんはなにをしてるんすか??」 |
シー 「褒められたい……褒められたい……」 |
シー 「はわわわわわわわ」 |
シー 「ぱらぱらー」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
「………」 |
「………」 |
ヤナギ 「あんまし騒ぐと怒られるんすよねー。」 |
『ウィッチズ・ラウディ・パレェド』 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イゼットPT Chain |
フィルロズ 「さて。たまにはカチュアに頼らず自分で作ろうか。具現せよ。守護人形。」 地面から数体の蒼いゴシックドレスを着た人形が現れた。 それぞれが手に盾を持ち、敵との間に立ち塞がった。 |
フィルロズ 「あと『備えあれば』って言うよね。罠には気をつけなきゃいけないし。 呪具がひとつ。ミミックイーター来たれ。取りついちゃえ。」 |
シャラヴィス 「こういうのはどうだ?」 |
シヲ 「ふえ~~~~ん><」 |
シャラヴィス 「ここが弱いんだろう?」 |
『世界』 「……やるな?」 |
シャラヴィス 「ここが弱いんだろう?」 |
「………」 |
フィルロズ 「何事も先に始めた方がえらい。つまり僕様はえらい。」 |
(ふわふわと細い糸が手札に絡みつく。) |
フィルロズ 「そんなに嫌がらなくても。」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
まりあ 「どうしたの?こんな大きな的にも当てられないの?」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
榊原 「なんだ、お前さんも寝不足か?」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
シー 「ひらりひらり」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
フィルロズ 「お断りします。」 |
シャラヴィス 「遅いよ」 |
すくねくん 「照準再調整しますね~」 |
シャラヴィス 「遅いよ」 |
シー 「こんなの持ってきちゃったっす」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
『世界』 「遅い。」 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
「………」 |
ヤナギ 「……カシラには内緒っすよ。」 |
ヤナギ 「この効果、プライスレスっすよ!」 |
『世界』 「そうか。」 |
フィルロズ 「では幻想の世界へご招待だ。君達の目にはもう光しか映らない。 具現せよ。ファンタズマルレコード。」 |
フィルロズ 「そして曲にあわせて踊るんだ。ほら。楽しくなってきた。 具現せよ。ファナティックフロア。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「始めようか。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
シャラヴィス 「これは不味い…!」 |
ドリス 「こいつも受け取りなー!」 |
シャラヴィス 「くっ痛いところを…!」 |
まりあ 「あ、痛ぁっ!」 |
榊原 「クソ、やりやがったな……!」 |
ドリス 「痛い?痛いでしょ?」 |
榊原 「クソ、やりやがったな……!」 |
「………」 |
『世界』 「世界よ、回れ。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「私が、『世界』だ。」 |
シー 「ささ、繋げていくっす」 |
シー 「ハローハロー、こちらクラーズ・シー。衛星担当の妖精さーん、この辺りにいっちょお見舞いしてくださいっす」 衛星はチャージを始めた。発射まであと3日。気長におまちください |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
「………」 |
ヤナギ 「たまにはオレ自ら突撃するっす! うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」 |
フィルロズ 「チャンスには乗るのが爆アド。」 |
(見えないほど細い糸が絡みついた手札がぐい、と引っ張られた。) |
フィルロズ 「そんなに嫌がらなくても。」 |
『世界』 「遅い。」 |
フィルロズ 「君よく気が利くって言われない。気が利くね。」 |
シャラヴィス 「ありがとう、これでまだ戦える」 |
榊原 「ああ、悪い。」 |
シー 「助かるっすー」 |
フィルロズ 「見る目があるね。助かるよ。」 |
シャラヴィス 「ありがとう、これでまだ戦える」 |
榊原 「ああ、悪い。」 |
シー 「助かるっすー」 |
ドリス 「私にはよーく見えてるよ」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
『世界』 「助かる。」 |
ドリス 「わぁい!頼りになる~!」 |
「………」 |
シー 「ささ、繋げていくっす」 |
シャラヴィス 「私に続いてくれ!」 |
シャラヴィス 「こういうのはどうだ?」 |
ドリス 「女の子殴るなんて最低のクズね!!」 |
シー 「はい次~」 |
シー 「おや?中からチクタク音がするっすね……?」 |
シー 「おしまいっす」 |
『ウィッチズ・ラウディ・パレェド』 Chain 深素傷殴打#物攻Lv2(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イゼットPT Chain 貫殺傷投射Lv4(1) 全治癒活気Lv2(2) 列傷冥闇Lv5(3) |
シャラヴィス 「流れを変えていこう!」 |
榊原 「マズいな……煙草ももう残り少ねえ。」 |
フィルロズ 「さて。そろそろ攻め時だね。具現せよ。攻勢人形。」 空から数体の紅いゴシックドレスを着た人形が落ちてきた。 それぞれが手に武器を持ち、敵との間に立ち塞がった。 |
シャラヴィス 「くっ痛いところを…!」 |
シー 「うぎゃーーーーーー!!!!!」 |
シー 「それだけはやめて!!!!」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
『世界』 「助かる。」 |
『世界』 「助かる。」 |
ドリス 「わぁい!頼りになる~!」 |
ドリス 「助かるよ~」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
『世界』 「水の如く ー」 |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
「………」 |
「………」 |
シー 「うぎゃーーーーーー!!!!!」 |
シー 「それだけはやめて!!!!」 |
シャラヴィス 「すまない、これ以上は無理そうだ……」 |
フィルロズ 「やれやれ。負担が増えるじゃないか。……仕方ないなあ。」 |
まりあ 「無茶しないで、下がってなさい!」 |
榊原 「構わん、休めるうちに休め。」 |
シー 「いかないで!!」 |
ドリス 「アハハハハ!君だよ君!!」 |
シー 「ささ、繋げていくっす」 |
ヤナギ 「フィーバーターイム!!!」 |
榊原 「舌噛むぞ。」 |
フィルロズ 「僕様が援護しちゃうぞ。」 |
『世界』 「遅い。」 |
フィルロズ 「君よく気が利くって言われない。気が利くね。」 |
榊原 「ああ、悪い。」 |
シー 「助かるっすー」 |
シー 「まだいくっすよ~」 |
シー 「いっけー!全方位ミサイル発射!どこへ逃げても追尾するっす!」 ミサイル群は近くを飛んでいたちょうちょをゆっくり追いかけていきやがてゆるやかに消滅した |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
シヲ 「あ、あぶなかった……」 |
シー 「おしまいっす」 |
ドリス 「あれ、なんで出来ないのよ!」 |
榊原 「無能にまでは堕ちてやらねえさ。……今はまだ、な。」 |
ヤナギ 「はーいエナドリ入りまーす。」 |
フィルロズ 「僕様のターン。ドロー。あっこのドローは引分って意味じゃないから勘違いしないでよね。」 |
シー 「4時間経過したっすよ」 |
すくねくん 「セットアップ完了ですね!そろそろあったまってきましたか?」 |
『世界』 「お楽しみは始まったばかりだが。」 |
ドリス 「仕掛け時は……っと」 |
「………」 |
フィルロズ 「もしもしカチュア。僕様だけど。間違えた。カワイイ僕様だけど。 幻術師の魂を。全員分。はーい宜しく。素材は振り込んでおくね。」 |
フィルロズ 「……通話の度に見られるのは恥ずかしいなあ。うん。じゃあこれをあげよう。 呪いと共に具現せよ。遮断の肉帯。なんと。そうびはのろわれていた。じゃ。楽しんでよ。」 |
『世界』 「始めようか。」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
『世界』 「助かる。」 |
『世界』 「助かる。」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
『世界』 「大地の如く ー」 |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
シヲ 「ありがとうございます~!たすかった……」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
『世界』 「世界は維持されなければならない。」 |
ドリス 「ナイスアシスト!」 |
ドリス 「わぁい!頼りになる~!」 |
「………」 |
「………」 |
『世界』 「私が、『世界』だ。」 |
ドリス 「てめぇどうやら早死したいらしいわね!!」 |
ドリス 「ヤロー!よくも!!」 |
シー 「ひらりひらり」 |
『ウィッチズ・ラウディ・パレェド』 Chain 素傷殴打#物攻Lv2(1) 遠異常Lv2(2) 散治癒活気Lv2(3) 深傷殴打Lv2(4) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イゼットPT Chain 列素傷投射#命中Lv3(1) 全治癒活気Lv1(2) 傷冥闇Lv5(3) |
フィルロズ 「僕様をここまで追い詰めるとはね。まあよくあるんだけど。」 |
まりあ 「……そろそろ限界ね」 |
榊原 「はは、俺にはこれがお似合いってか。」 |
シー 「しぬ~。誰かポケットに避難させるっす!」 |
『世界』 「どうした?」 |
ドリス 「このまま押し切ってやるよ!」 |
「………」 |
フィルロズ 「あぁもしもしカチュア。僕様だけど。狩人の魂を。うん。全員分。 素材?あとで僕様が具現して送るよ。じゃあ宜しく。」 |
『世界』 「始めようか。」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
シヲ 「あ、ちょっと楽になった……」 |
『世界』 「助かる。」 |
『世界』 「助かる。」 |
ドリス 「助かるよ~」 |
ドリス 「助かるよ~」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
『世界』 「水の如く ー」 |
『世界』 「私が、『世界』だ。」 |
『世界』 「世界の意志だ。諦めろ。」 |
フィルロズ 「あれ。身体が動かないや。」 |
榊原 「ああ、クソ。眩暈がして来やがった……俺は抜けるぞ。」 |
シー 「はい死んだ。しにました」 |
まりあ 「無茶しないで、下がってなさい!」 |
まりあ 「なかなかやるじゃない!」 |
まりあ 「……ごめん、ここまでみたい」 |
フィルロズ 「もしもしポリスメン。負けたんだけど。あっ悪戯じゃな 切られた。」 |
シャラヴィス 「なかなかやるな。私の負けだよ」 |
まりあ 「うぅ、悔しい……!」 |
榊原 「今の俺じゃこんなモンだよなァ。」 |
シー 「ちょマジで痛いんすけど~」 |
シヲ 「お、おつかれさまでした!」 |
『世界』 「何か、掴めたか?」 |
ドリス 「最初から結末はわかりきっていたのに」 |
「………」 |