シー 「はい?」 |
フィルロズ 「何。僕様の前を塞ぐつもり。いい度胸だ気に入った殺すのは最後にしてやる。」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
「………」 |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
来たな、BUG! |
シー 「練習?練習っすよね!?その武器なに!?」 |
フィルロズ 「みんなー。あつまれー。僕様が模擬戦するよー。さほどしたくないけどー。」 |
やどりぎひめ 「始めるとするかの」 |
ドリス 「お手柔らかにね~」 |
エアリス
「実験データを取ろうか。これも、開拓のためさ」 |
アルザーン 「君の美しさ、もっと近くでみせておくれ」 |
「………」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
ミザール 「手合わせ願うぜ!」 |
ウーリ 「おっ?キミも配給をもらいに来たのか?いいぞ!どんどん食えっ」 |
フィルロズ 「お主も悪よのう。いえいえ僕様ほどでは。誰が悪だ。怒るよ。」 |
フィルロズ 「さて。それじゃあまずは僕様の素敵な呪いを分けてあげよう。味方にね。」 周囲の空気が重く、暗くのしかかる。 |
フィルロズ 「続けて呪具現の魔女の力も見せてあげよう。誰が本物か。わかるかな。」 魔女が手を翳すと、開拓者達と同じ姿の像が複数出現した。 |
フィルロズ 「そして君達には祝福を。僕様から祝福されるなんて。貴重だよ。」 敵対する者達の周囲に光球が浮かび上がった。 |
フィルロズ 「勿論。代償は貰うよ。だって僕様は。魔女なんだから。」 光球はぐるぐると周囲を回転し始めた。チカチカ光る上に物理的に邪魔だ。 |
(邪神がうねうねと触手を伸ばしている。) |
(数本の触腕がカードを撫でた。) |
フィルロズ 「あれ。外れた。」 |
ヤマツ 「不正解」 |
フィルロズ 「そんなに嫌がらなくても。」 |
鋭いパリング! |
ウーリ 「オリーブオイルで百人力!」 |
ウーリ 「んっんっ(オリーブオイル補給)。ぷっはー!これさえあれば無敵だぜ」 |
ウーリ 「やっぱりオイラはオリーブオイル!(どばどば)」 |
ウーリ 「説明しよう!ウーリはオリーブオイルを塗りたくることで、攻撃をそらすことができるのだ!!」 |
ウーリ 「(目を見開いて目の前で両手をクロス)ハイパーウルトラミラクルエクストリームばーーーりあ!!!ハイ。今のカードも無効~~~!!!効きませーーーん!!!」 |
ウーリ 「あ、逃げんなよー」 |
ウーリ 「やっぱりオイラはオリーブオイル!(どばどば)」 |
メチルフェニデート投与。 ドーパミンの再取り込みを阻害、末端からの遊離を促進。 ノルアドレナリン濃度にも影響を確認。 |
耐性の形成を確認。 モノアミンオキシダーゼの阻害にまで至らないように注意しつつ、投与量増加。 覚醒作用ほか、口渇、神経過敏を感覚。 |
「………」 |
エアリス 「第1章115節。『この世に救えない者はなく、神の愛は全てに平等に降り注ぐ。 その結果がこの停滞ならば、かの言葉に価値はない。 愛せぬならば、通り過ぎよ。 救い求めぬ真の愚者を切り捨てたその先に、本当の心の平穏があるのだから』」 |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れ”の対策を講じていないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ドリス 「当たらないよ、どうしたのかなぁ?」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ドリス 「私には見えるんだよ!」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
やどりぎひめ 「ふふ、心眼というやつじゃ。」 |
シー 「はわわわわわわわ」 |
シー 「じぶんは石、じぶんは鉄、じぶんは……」 シー 「無敵っ!」 |
シー 「こう来たら……」 シー 「こうっ!!」 |
シー 「なむなむ……」 |
シー 「これなに?じぶんはなにをしてるんすか??」 |
シー 「褒められたい……褒められたい……」 |
シー 「何が飛んできても打ち返すっすよ!自信ないけど」 |
シー 「ぱらぱらー」 |
ウーリ 「うぉっ、あぶねっ」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
グルメ探偵部 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マジックランプ Chain |
フィルロズ 「さて。たまにはカチュアに頼らず自分で作ろうか。具現せよ。守護人形。」 地面から数体の蒼いゴシックドレスを着た人形が現れた。 それぞれが手に盾を持ち、敵との間に立ち塞がった。 |
フィルロズ 「あと『備えあれば』って言うよね。罠には気をつけなきゃいけないし。 呪具がひとつ。ミミックイーター来たれ。取りついちゃえ。」 |
ウーリ 「みんな、闇に染まろうぜ!」 |
ウーリ 「運命のオリーブオイルは君を指し示すッ!」 |
ドリス 「攻撃パターンが単純ね!」 |
ヤマツ 「……?はて…… 何をしようとしていたのだったか……」 |
ヤマツ 「やめろ、鬱陶しい」 |
「結界というものはこういう攻撃には意外と弱いものじゃ。」 |
「穿て」 |
シー 「こんなの持ってきちゃったっす」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
アルザーン 「砂漠の湧き水もいつか涸れるものさ」 |
フィルロズ 「では幻想の世界へご招待だ。君達の目にはもう光しか映らない。 具現せよ。ファンタズマルレコード。」 |
フィルロズ 「そして曲にあわせて踊るんだ。ほら。楽しくなってきた。 具現せよ。ファナティックフロア。」 |
ドリス 「私にはよーく見えてるよ」 |
ドリス 「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」 |
エアリス 「君たちのことはしっかりと、『観』ているよ」 |
エアリス 「この戦いの行く末は、私が『測』ろう。……さ、行くよ!」 |
ヤマツ 「────“そこを狙え”」 |
ヤマツ 「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵(こしら)えて差し上げよう」 |
やどりぎひめ 「へぶっ!」 |
_人人人人人人_ > 大当たり <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |
エアリス
「あいたた。思ったより辛いね、こりゃあ」 |
グルメ探偵部 Chain 列低下Lv1(1) 列傷投射天光Lv3(2) 貫命傷冥闇Lv3(3) 貫命傷突刺Lv2(4) 全低下Lv3(5) 全低下Lv1(6) 貫侵食冥闇Lv3(7) 貫自傷突刺Lv2(8) 散治癒活気Lv2(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マジックランプ Chain 列命傷冥闇Lv3(1) 列命傷冥闇Lv4(2) 散傷冥闇Lv1(3) 列傷冥闇Lv3(4) 列傷冥闇Lv5(5) 鎖力Lv2(6) |
エアリス
「あぁ、なんだか嫌な感じだねぇ」 |
ドリス 「どーん!」 |
ウーリ 「だ、ダメだろ?!そこをやるのはアレだ!そう、非人道なんちゃらだぞ!!!やめろぉ!」 |
ヤマツ 「やれ」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
フィルロズ 「先駆けは僕様が貰う。」 |
(ふわふわと細い糸が手札に絡みつく。) |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
「………」 |
「………」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
ドリス 「どーん!」 |
3'rd chain!! |
エアリス 「わりと手段は選ばない方でね。 後遺症が残っても知らない、よっと!」 |
「手加減はなしじゃ」 |
やどりぎひめ 「どっせい!」 |
シー 「調子いいっす!」 |
シー 「ハローハロー、こちらクラーズ・シー。衛星担当の妖精さーん、この辺りにいっちょお見舞いしてくださいっす」 衛星はチャージを始めた。発射まであと3日。気長におまちください |
シー 「はえー。ニンジャっすか?」 |
フィルロズ 「呪具現の魔女の本気を見せて あげない。」 |
(見えないほど細い糸が絡みついた手札がぐい、と引っ張られた。) |
ウーリ 「うぉっ、あぶねっ」 |
7'th chain!! |
エアリス 「ペンは剣よりも強しとは良く言ったものでね、 時にはその結果の残酷さも、 剣を遥かに凌駕することがあるのさ」 |
シー 「ばよえーん」 |
シー 「なだれ込めミルキーウェイ!」 |
エアリス
「……ほんとは私にそこまでする必要なんて、ないのさ」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
エアリス
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
エアリス
「……ほんとは私にそこまでする必要なんて、ないのさ」 |
エアリス
「いやぁ助かるよ~!あとでコーヒー淹れたげるっ」 |
フィルロズ 「君が被虐趣味であればご褒美かな。」 |
フィルロズ 「そんなに嫌がらなくても。」 |
ウーリ 「うぉっ、あぶねっ」 |
Over drive!! |
シー 「助かるっすー」 |
フィルロズ 「ありがとう。僕様はキラキラしたエフェクトを具現させて回復感出す仕事するね。」 |
やどりぎひめ 「くるしゅうないぞ」 |
ドリス 「ナイスアシスト!」 |
(お辞儀のアイコン
Show is over... |
*地面に突き刺さったそれは一本の樹木に姿を変える* 「いまやここはわが領域ぞ」 |
ヤマツ 「わたしも衰えたな……」 |
シー 「4時間経過したっすよ」 |
フィルロズ 「最速クリア報酬とかないの。そう。じゃあもう少しのんびりしようか。」 |
ドリス 「これからギャフンと言わせてやるからね!」 |
エアリス
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう」 |
「………」 |
ヤマツ 「……」 |
ミザール 「ここからだ!」 |
ウーリ 「まだまだこれからだぜーっ(オリーブオイルのビンを取り出してガス充填)」 |
フィルロズ 「さて。そろそろ攻め時だね。具現せよ。攻勢人形。」 空から数体の紅いゴシックドレスを着た人形が落ちてきた。 それぞれが手に武器を持ち、敵との間に立ち塞がった。 |
フィルロズ 「もしもしカチュア。僕様だけど。間違えた。カワイイ僕様だけど。 幻術師の魂を。全員分。はーい宜しく。素材は振り込んでおくね。」 |
フィルロズ 「……通話の度に見られるのは恥ずかしいなあ。うん。じゃあこれをあげよう。 呪いと共に具現せよ。遮断の肉帯。なんと。そうびはのろわれていた。じゃ。楽しんでよ。」 |
それじゃあ、続けようか。 死に至る狂騒曲の、第2幕だ |
やどりぎひめ 「はて、これはなんじゃったかのう?歳は取りたくないものじゃなあ」 |
グルメ探偵部 Chain 刈自傷突刺Lv3(1) 散活気Lv2(2) 貫自傷冥闇Lv3(3) 貫自傷突刺Lv3(4) 多治癒Lv3(5) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マジックランプ Chain 列命傷冥闇Lv3(1) 列命傷冥闇Lv4(2) 散傷冥闇Lv1(3) 列傷冥闇Lv3(4) 列傷冥闇Lv5(5) 鎖力Lv2(6) 散自傷冥闇Lv1(7) 命傷冥闇Lv2(8) 命傷冥闇Lv5(9) 冥闇吸魔Lv2(10) 散自傷冥闇Lv2(11) 傷冥闇Lv2(12) 傷冥闇Lv5(13) 庇傷冥闇Lv2(14) |
フィルロズ 「あぁもしもしカチュア。僕様だけど。狩人の魂を。うん。全員分。 素材?あとで僕様が具現して送るよ。じゃあ宜しく。」 |
ドリス 「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」 |
ミザール 「お前は高いところが好きそうだな!?」 |
_人人人人人人_ > 大当たり <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |
ミザール 「ハァン?これは良い事を知った!!」 |
シー 「ははーん、負けそうっすね」 |
ドリス 「こ、この流れはやばい気がしてきたんだけど……」 |
エアリス
「……いい具合に肩の力が抜けてきたよ」 |
ミザール 「逆境の中でこそ、男の価値が試されるってもんだ。」 |
ウーリ 「えいっ!」 |
ミザール 「敵を目前にして!!いつまでも待てるほど人間出来ちゃいないぜ!!!!」 |
ミザール 「俺も好きだぜ!?!?」 |
エアリス
「あいたた。思ったより辛いね、こりゃあ」 |
「………」 |
ウーリ 「あいすすとーむ!」 |
ミザール 「4枚……腐りさらせェ!」 |
「………」 |
「………」 |
ウーリ 「さぁ、BUGを斃すための地雷を設置したぞ!……あれ?どこに埋めたっけ(カチ)」 |
ウーリ 「んん~~~?ここが弱いんだな!ネチネチせめちゃうぞっ」 |
ウーリ 「んん~~~?ここが弱いんだな!ネチネチせめちゃうぞっ」 |
やどりぎひめ 「へぶっ!」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
エアリス
「そっちは偽物だった、ってことにしようか」 |
「………」 |
_人人人人人人_ > 大当たり <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ |
アルザーン 「私に出来る最大の応急措置だ」 |
ウーリ 「じっくり寝かせた闇オリーブオイル、まだまだおかわりもあるぜ!」 |
ウーリ 「こんなこともあろうかと、賞味期限切れオリーブオイルを、あらかじめキミの足元に撒いておいたのさッ」 |
ウーリ 「痛ッ!?予定と話が違うぞっ」 |
「………」 |
アルザーン 「今のは効いただろう?」 |
ウーリ 「んん~~~?ここが弱いんだな!ネチネチせめちゃうぞっ」 |