知哉 「 なんとなく、隣の一人。後ろの一人を見遣れば肩を竦めて。 特にかける言葉はないままに前を見据える。 ただ一言、あ、と忘れていたことを思い出せば、 「今日はコロッケの気分だ」 唐突に脈絡もないのである。 」 |
シロ 「……。」 |
――――無言。 |
ヒナ 「よーし、やっるぞ〜!みんな下がってて!」 |
ルト 「お手柔らかに、お願いしますね。」 |
知哉 「………やるからには本気で。」 |
知哉 「眩しいのはヒナだけで充分だ。」 |
知哉 「ルトの小言、役立つんだよな」 |
散々紀行 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒナPT Chain |
ヒナ 「む!!避けたら当たらないじゃん!!」 |
その手にある刃で受け止めた。 |
一瞥する。 |
知哉 「じゃあな、また何処かで。」 |
知哉 「悪い、限界みたいだ。あとは頼んだ…、」 |
ヒナ 「あとは任せて!!」 |
ルト 「ああっ、すぐに手当てを」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
それは沈黙している。 |
シロ 「……。」 |
ヒナ 「...、だいじょうぶ、だいじょうぶ...!大丈夫...だよね...?」 |
ルト 「これはかなり…マズいですね。」 |
ヒナ 「う”べっ...ご、ごめんね...失敗!」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ヒナ 「あとでまたお茶しよーね!ばいばーい!」 |
ルト 「そんなことってあります?」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
ルト 「そんなことってあります?」 |
ヒナ 「あとは任せて!!」 |
途端、興味が失せたかのように視線を外した。 |
ヒナ 「やー!やだやだまだできるー!!」 |
シロ 「……。」 |
――――無言だ。 |
ヒナ 「う...、でも、げんき!!!まだ出来る...!」 |
ルト 「あまり本気にならないでいただきたい。こちらはマネージャーですよ?」 |
知哉 「…っぐ………」 |