バグ。それは、美食の道を妨げる存在。そして美食家達を襲い、食い荒らす……まさに虫とも言える存在。 ただし、一軒家の前でバグと対峙する今の彼女にとっての1番の問題は…… 「恨みは無いが、ここであったが百年目……覚悟してもらうよ、バグさんよぉ!」 「……っ! なんで、あなた、さっきの……!?」 そのバグが、先程話したラザーという男性を模した存在であることだった。 美食家達がお互い持っている情報を交換し、アナウンスを聞き、足並みを揃えて出発する都合上、美食家達のバグという存在への知識は存在する。だが彼女は情報交換の場から逃げ出し、図らずも先陣を切った形になる。未踏の地には、それこそバグも多い上、彼女はバグの情報も持たない。無知から始まる負のスパイラルがそこにはあった。 「……バグながらよく避ける!」 「なに、なんなの、バグって……! 私、そんな……!」 間一髪でラザーの剣戟を避け続ける少女。 新居のように知識も何も無い少女でも、ラザーが「バグ」という言葉へ嫌悪を込めていることや、自分がそのバグのように嫌悪の対象として扱われている事は分かった。分かってしまったからこそ、怯えに満ちた心には深く突き刺さる。 ……心に暗雲立ち込める状態でいつまでも避けられる訳も無く、自分の足に躓き、一軒家の壁に頭を思い切りぶつける。 心と体の痛みにうずくまる少女の隙を見逃さずに間合いを詰めるラザー。 「これでっ!」 「…………。」 全てを諦めた少女の背中に、一軒家の壁が触れる。 ――このまま死んだら、血で壁が汚れるかな。 ――この家が、血で汚れて、誰の家でもなくなって、おかえりも、ただいまも言えなくなって、温かい家ができないまま冷たくなって……。 ――それは、 ――それは、……それはとても、どんなことよりも、 「――嫌、だな。」 少女の心に、優しい熱を持った意思が走る。 「ぐ……!」 ラザーの剣の間合いに入るよりも早く、少女は地を蹴った。急に攻めに転じた事で動揺するラザーの腰を、抱くようにして優しく手を回し、 「えっと……上手く言えないけど、私、あったかい家を作りたいの。だから、それまでの間……ごめん!」 バグを不思議な光で覆い、そのまま全力で投げ飛ばした。 一軒家を持ち運ぶ少女の力は絶大で、あっという間にバグであるラザーは見えなくなった。 「……またね。」 ……少女には、何故か不思議と、ラザーが傷つかずに着地している自信があった。 空の家と、それを軽々背負う空の少女。 ……ようやく、その玄関扉が開く。 |
一軒家持ち 「……今からが、本当の、私にとって初めての1歩。」 |
まと 「ええ、大丈夫よ。私に怪我は無いわ。貴方は?」 |
まと 「あ、何度も呼んでおいて今更だけれど、私はまとというのよ。出射まと(イデイ マト)。貴方は?」 |
まと 「あらやだわ。私ったら何回も『貴方は?』なんて訊いちゃって。これじゃあ困るわよね」 |
旗本堅史 「…まあ、こっちも訳が分からないうちに呼んでいたからな。感謝する。」 |
一軒家持ち 「え……えい、やー!(ビュゥッ、ゴッ)」 |
一軒家持ち 「家具さんだったらいいな……」 |
一軒家持ち 「どうかなー……」 |
大きな一軒家を背負った少女。重荷を背負った小柄な少女。 ……振る舞いに自信は無さそうだ。 |
風を切り裂く音がした。 突きつけられる長い柄のハタキ。 ハタキの先には女が一人、微笑んでいる。 「御掃除開始、です」 |
やるしかねぇか。 |
イラーリオ 「アテンション! アテンション! アテンション!」 イラーリオ 「こちらは獅子座宇宙軍である。現在貴機は当部隊の迎撃領域に接近中である。直ちに変針せよ!」 |
一軒家持ち(Pn236) 「だ、誰か居ませんk……ひゃあっ!」 |
まと(Pn236) 「気合入れて御掃除しましょう!」 |
イラーリオ(Pn236) 「敵戦力を鑑みるに、MBTの介入が必要だと判断します!」 |
ずきん(Lv1) 「あくまさまにいのりを!」 |
さらだ(Lv1) 「この先に進ませてもらおう」 |
シュテファン(Lv1) 「進ませてもらおうか。」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
まと(Pn236) 「逃がしませんよ」 |
イラーリオ(Pn236) 「フォーメーションで攻めこむッ! 続いて下さい!」 |
イラーリオ(Pn236) 「ハミングバードッ!」 |
一軒家持ち(Pn236) 「(言葉に出来ない恐怖を追い払うように、がむしゃらな投岩)」 |
まと(Pn236) 「(軽く一回転してみせた)」 |
まと(Pn236) 「踊りは、さァ! これからです!」 |
まと(Pn236) 「ちょっとだけなら心得があるんですよ」 |
ずきん(Lv1) 「はやい!?」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain 傷天光Lv1(1) 傷火炎Lv1(2) 全付混乱Lv1(3) 傷天光Lv1(4) |
まと(Pn236) 「見える見えるくるくる廻る死線」 |
まと(Pn236) 「そこね? いいわ、覚えたから」 |
イラーリオ(Pn236) 「もらったっ!」 |
まと(Pn236) 「乙女の柔肌に傷をつけようだなんて!! 許せません!」 |
シュテファン(Lv1) 「さ、始めるぞ!」 |
シュテファン(Lv1) 「――セットだ。さあ、始めていこう」 |
まと(Pn236) 「(軽く一回転してみせた)」 |
さらだ(Lv1) 「光よ…」 |
さらだ(Lv1) 「無理もほどほどにな」 |
シュテファン(Lv1) 「縁起がいいな!」 |
シュテファン(Lv1) 「速いな。」 |
シュテファン(Lv1) 「……っと、一段落だな」 |
まと(Pn236) 「どんな塵も吹き飛ばします!」 |
まと(Pn236) 「乙女の柔肌に傷をつけようだなんて!! 許せません!」 |
さらだ(Lv1) 「さぁ、行くぞ!」 |
さらだ(Lv1) 「これでどうだ?」 |
さらだ(Lv1) 「燃え盛れ!」 |
まと(Pn236) 「(軽く一回転してみせた)」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
ずきん(Lv1) 「いくないかんじなのです……」 |
シュテファン(Lv1) 「ああ、これが効くのか。」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain 治癒Lv1(1) |
ずきん(Lv1) 「いたいのとんでいくです」 |
ずきん(Lv1) 「ふぁいあー!(火炎)」 |
ずきん(Lv1) 「いたいのとんでいくです」 |
ずきん(Lv1) 「ありゃりゃ」 |
イラーリオ(Pn236) 「殺気が出過ぎだ!」 |
まと(Pn236) 「そこね? いいわ、覚えたから」 |
イラーリオ(Pn236) 「もらったっ!」 |
シュテファン(Lv1) 「――!」 |
ずきん(Lv1) 「いくないかんじなのです……」 |
シュテファン(Lv1) 「さ、始めるぞ!」 |
シュテファン(Lv1) 「続く!」 |
ずきん(Lv1) 「いたいのとんでいくです」 |
シュテファン(Lv1) 「……っと、一段落だな」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
旗本堅史(Pn236) 「そこか…っ」 |
ずきん(Lv1) 「いくないかんじなのです……」 |
ずきん(Lv1) 「いたいのとんでいくです」 |
イラーリオ(Pn236) 「もらったっ!」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
まと(Pn236) 「そこね? いいわ、覚えたから」 |
ずきん(Lv1) 「いたいのです」 |
シュテファン(Lv1) 「無茶はよくない。程々に下がってくれよ。」 |
さらだ(Lv1) 「むぅ…」 |
イラーリオ(Pn236) 「殺気が出過ぎだ!」 |
イラーリオ(Pn236) 「もらったっ!」 |
さらだ(Lv1) 「ぐっ…」 |
イラーリオ(Pn236) 「敵機シグナル消失!」 |
さらだ(Lv1) 「…ちょっと無理だな…」 |
シュテファン(Lv1) 「無茶はよくない。程々に下がってくれよ。」 |
お家に帰り隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
一軒家持ち(Pn236) 「もー……あっち行っててよー!」 |
シュテファン(Lv1) 「無茶はよくない。程々に下がってくれよ。」 |
旗本堅史(Pn236) 「そこか…っ」 |
まと(Pn236) 「そこね? いいわ、覚えたから」 |
一軒家持ち(Pn236) 「もー……あっち行っててよー!」 |
シュテファン(Lv1) 「……良くはないな。」 |
一軒家持ち(Pn236) 「ごめんなさい。でも……」 |
まと(Pn236) 「もう出てきちゃダメよ? コテンパンにのしちゃいますからねー」 |
イラーリオ(Pn236) 「当機はこのまま哨戒活動に移行します」 |
ずきん(Lv1) 「おのれてんしめ!」 |
さらだ(Lv1) 「くっ…」 |
シュテファン(Lv1) 「あまり引きずりたくないな、これは。」 |
一軒家持ち 「えっと……こう、かな?」 |
一軒家持ち 「ここなら……私を知っている人、誰かいるかな。」 |
一軒家持ち 「わー……ぃ……(家が汚れるのも構わず収穫を持ち込むが、伽藍堂な家に寂しさを覚える。)」 |
一軒家持ち 「……駄目だったのかな、私のお家」 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 通常優勢劣勢異常瀕死 |
Ino | 所持Max10 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【主力】手頃な石塊 | 投射武器 | - | 5 | 5 |
2 | 【防具】普段着 | 防具 | - | 4 | 4 |
3 | 【装飾】一軒家 | 装飾 | - | 4 | 4 |
4 | 5歩カード | 移動 | 確歩Lv5 | - | - |
5 | 公園のカード | 設置 | 公園Lv1 | 3 | 10 |
現在地マスに公園を設置する | |||||
6 | 護符屋のカード | 設置 | 護符屋Lv2 | 4 | 8 |
現在地マスに護符屋を設置する | |||||
7 | ウエハース | 食物 | 自己治癒Lv1 | 10 | 8 |
8 | 瓶詰のお菓子 | 食物 | 自己治癒活気Lv2 | 20 | 4 |
色とりどりなお菓子が詰まった瓶 | |||||
9 | 1歩カード | 移動 | 確歩Lv1 | - | - |
ダイス目関係無しに、使用直後の移動歩数を1に変更する |
Sno | 所持Max23/設定Max6 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | 岩石投射 | 固有/解離 | 傷投射Lv1 | 0 | 10 |
2 | 無名のカード | 固有/解離 | 傷天光Lv1 | 0 | 10 |
3 | 木細工の椅子 | 特有/解離 | 列傷身火炎Lv1 | 0 | 36 |
4 | 応急手当 | 固有/解離 | 治癒Lv1 | 0 | 12 |
5 | 背負った自失 | 特有/先発 | 無氷水Lv1 | 0 | 10 |
6 | 木細工の机 | 特有/解離 | 全傷心冥闇Lv1 | 0 | 54 |
7 | 無名のカード | 共有/解離 | 活気Lv1 | 6 | 0 |
8 | 無名のカード | 固有/先発 | 個別御替Lv1 | 0 | 2 |
Ano | 名称 | 価値 | 効果 | 休日 | 期限 |
Mission List |
#開拓基礎講座受講 指定の場所へ行き、開拓講座を受講する。 目的地:P-Lv6 |
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | ||
5 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 5 |
4 | 4 | ||||||||||||||||||||||
3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V |