トオアサ 「容赦は……えーと、ほどよくしない!かも!」 |
アルク 「容赦はせん」 |
トオアサ 「模擬戦……ちょっとドキドキするなぁ」 |
アルク(Pn25) 「……ふん」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「…………。」 (一礼をしてみせると、静かに剣を引き抜いた。) |
サードニクス 「正直手ェ抜かせてほしいんだがねぇ……」 |
サードニクス 「ごちそうさまでーす。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「まず、前提として挙げなければならないことがある。 少なくとも、この争いの場においては、BUGは開拓者の行いをそっくりそのまま写し取るということだ。 君達は、BUGが“真似をする”ということを深く意識したことはあるのかな。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「ここに開拓者が集い出して15日目。これは、15日目の言葉。 BUGの口からこの言葉が吐き出されるのは、おそらく、もう少し先のことだろう。 虫達が私を騙り、語った時にだけ、この言葉はやっと表層に現れる。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「つまるところ、これはちょっとした実験さ。 BUGを使った伝言ゲーム。この言葉は初めから、“開拓者”に宛てられたもの、というわけだ。 BUGの虚言か、開拓者の狂言か。君達はこの虫のさえずりを、どう受け止める?」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「BUGの言葉に意味がないのは、誰も意味を与えようともしないからでしょう? 君達はいちいち、鏡を見て嘆くのか? 怒り狂って、その鏡面を叩き割るのか?」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「さあ、問おうか。“開拓者”。 BUGとは何だ? BUGとは何であるべきだ?」 エグランティーヌ 「お前達が、本物だと言い張るなら。 虫の台本にはない、素晴らしいアドリブを見せてくれるのでしょう?」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「さあ、手本を見せておくれよ。“開拓者”。」 |
(Pn36) タエドリ 「…………。」 *コイントス!* |
(Pn36) 【!裏!】 |
(Pn36) タエドリ 「……始めましょう。今日が終わってしまう前に。」 |
(Pn36) (焼け焦げた、煤の臭い。 何重にも重なった、異形の足音。 ぼたぼたと液を垂らしながら這い上がった影が、また別の影を踏む。) |
トオアサ(Pn25) 「君……或いは君たち。 カードは思った通りの動き、してくれると思う?」 |
トオアサ(Pn25) 「……見知らぬ誰かの、知らない記憶。」 「隙を作ろうじゃないか。しっかり叩き潰せるように、ね」 |
アルク(Pn25) 「戯れを」 |
アルク(Pn25) 「下手な真似をしてくれるな」 |
アルク(Pn25) 「廻れ、廻れ」 |
トオアサPT Chain | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
(Pn36) エグランティーヌ 「問おう。この争いの意味を。 君達が本当に、終わりを見据えているかどうかを。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「……私はね。とってもむなしいよ。 BUGに演じさせるための自分を演じることの滑稽さ、君は笑ってくれるかい?」 |
ティーヌ 「おや。君の方が一枚上手だったか。」 |
アルク(Pn25) 「ふん」 |
ハービヒト 「まだまだこれから!」 |
アルク(Pn25) 「夜のしじまに唄う」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「私が扱えるものは、小さな灯火と、ほんの少しの言葉だけ。 それなら私は、言葉を投げ掛けよう。君達に疑念が生まれるまで。」 |
トオアサPT Chain 活気Lv1(1) 傷冥闇Lv1(2) | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain 吸魔Lv1(1) |
(押し殺された呼吸の音。) |
サードニクス 「っしゃあ、行くぜ!」 |
ハービヒト 「まだまだこれから!」 |
(まばたき。) |
(Pn36) (ページをめくる音。) |
(押し殺された呼吸の音。) |
ノルンミース 「よし。始めよう。」 |
トオアサ 「…これはもう良いとこ入るね、避けらんないや」 |
サードニクス 「……」 |
トオアサ 「見当違いだよ、そこに何を見たんだい?」 |
(まばたき。) |
(Pn36) (ページをめくる音。) |
アルク(Pn25) 「その身を以て味わうと良い」 |
トオアサ(Pn25) 「連鎖はじめ!」 |
トオアサ(Pn25) 「僅かな休息ってやつさ。心だって、負担を掛けすぎれば壊れてしまうからね」 |
トオアサ 「自己管理は大切、だね」 |
アルク(Pn25) 「振り翳しては折り返し」 |
アルク(Pn25) 「開花せん」 |
エグランティーヌ 「君は一体何を見ているのかな。」 |
トオアサ(Pn25) 「つらいとか、悲しいとか。そういった記憶、君にはあるかな?」 |
アルク(Pn25) 「助かる」 |
トオアサ(Pn25) 「記憶さえあれば、人ならざる者でも想起はできるのさ その気になれば、その時感じた感情すら一時的に植え付けられる」 |
トオアサ 「過ぎたる想起は己の心への毒。 休憩くらいさせてよ」 |
トオアサ 「自己管理は大切、だね」 |
アルク(Pn25) 「朽ちた花のもとに生は芽吹き」 |
アルク(Pn25) 「死に急ぐなよ」 |
トオアサ 「嬉しいけど、きみの方は大丈夫?」 |
アルク(Pn25) 「こんなところか」 |
トオアサPT Chain | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
トオアサ 「えっ、ちょ…!」 |
トオアサPT Chain 傷冥闇Lv1(1) 治癒Lv1(2) | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
ノルンミース 「……あーあ……」 |
アルク(Pn25) 「ふん」 |
トオアサPT Chain 傷冥闇Lv1(1) 治癒Lv1(2) 深傷斬払Lv1(3) 治癒Lv1(4) | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
ハービヒト 「オッどこ見てんすかー?」 |
サードニクス 「どこ見てんだ?」 |
トオアサ 「…これはもう良いとこ入るね、避けらんないや」 |
アルク(Pn25) 「その身を以て味わうと良い」 |
アルク(Pn25) 「開花せん」 |
アルク(Pn25) 「余所見をするなよ」 |
トオアサ(Pn25) 「目は閉じておいた方が気持ち悪くならなくて済むと思うよ」 |
トオアサ(Pn25) 「嫌な記憶を自分の一部として捉えれば、それは時として強さになる」 |
トオアサ 「過ぎたる想起は己の心への毒。 休憩くらいさせてよ」 |
アルク(Pn25) 「帰る漣は新たな波を呼び」 |
アルク(Pn25) 「薙ぐ」 |
アルク(Pn25) 「次は当てる」 |
ハービヒト 「オッどこ見てんすかー?」 |
トオアサ(Pn25) 「記憶さえあれば、人ならざる者でも想起はできるのさ その気になれば、その時感じた感情すら一時的に植え付けられる」 |
トオアサ(Pn25) 「嫌な記憶を自分の一部として捉えれば、それは時として強さになる」 |
トオアサ 「自己管理は大切、だね」 |
アルク(Pn25) 「朽ちた花のもとに生は芽吹き」 |
アルク(Pn25) 「命は巡り、永劫の海を渡る」 |
アルク(Pn25) 「次は当てる」 |
エグランティーヌ 「同じ手には引っかからないよ。 BUGにだって出来ることを、私が出来なくてどうするの。」 |
アルク(Pn25) 「こんなところか」 |
サードニクス 「お、いいとこ入ったか?」 |
トオアサ 「…形にならなかったかな……」 |
トオアサPT Chain | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
トオアサ 「…形にならなかったかな……」 |
ノルンミース 「……無駄撃ちご苦労」 |
エグランティーヌ 「さあ、君の顔をよく見せて。」 |
トオアサ 「…これはもう良いとこ入るね、避けらんないや」 |
サードニクス 「お、いいとこ入ったか?」 |
エグランティーヌ 「やめろと言っても、やめないでしょう?」 |
サードニクス 「ッ……とぉ、危ねえな。」 |
トオアサPT Chain | |||||||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
エグランティーヌ 「……出直しておいで。」 |
トオアサ 「これ以上は、自分に害が及ぶかな……」 |
アルク(Pn25) 「慢心は身を滅ぼす」 |
アルク(Pn25) 「次は当てる」 |
エグランティーヌ 「同じ手には引っかからないよ。 BUGにだって出来ることを、私が出来なくてどうするの。」 |
トオアサPT Chain | ||||||||||||||||
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第十一書庫班 Chain |
ノルンミース 「そうそう、そのままいい感じでいてくれると助かるんだが。」 |
アルク(Pn25) 「……ふん」 |
トオアサ 「うーん……力不足、かぁ」 |
アルク(Pn25) 「……ふ」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「…………。」 (その刃を鞘に納める。話す価値などない、といった素振りだ。) |
サードニクス 「あんまりカリカリしてんなよ。」 |