魔を統べるもの ノムエド(Pn123)
ぼんよりまほーつかい ネムム(Pn123)
魔なる血族 アマリア(Pn123)
忌むべき赤 ドリス(Pn8)
 闇(Pn8)
ArcanaKnights No.XIX ヒグルマ(Pn8) 羽水「はい、宜しくお願いしまっす」  | 
 ネムム「……そろそろかな」  コルク「そのようだ」 【ネムムとコルクはゆったりとした動作で相手に視線を向ける】 ![]() 【それと同時に宝玉内に光の文様が一瞬流れた】  | 
![]() 「………」  | 
「【地の底から響くような声がする…】」 「では、私の糧になってもらいますね?」  | 
 羽水「おっす、よろしく」  | 
 「ソナタらが我の相手を?クハハハハッ!!面白い冗談じゃ!我が法の下におる軍勢を知ってのことか?――まあ良い。さあ皆々共!法の王たる我を護れ!愚者共を駆逐せよ!褒美は存分に用意しているぞ!!」 | 

 ネムム「……準備終わり 」  コルク「では始めるか」  | 

――――戦闘だ。  | 

 アマリア「よろしくおねがいします!」  | 
 ドリス「お手柔らかにね~」  | 
 
「………」  | 
「BUGじゃなくて…普通の、人たちなんですよね。」  | 

 ヒグルマ「腕試しというものですね、受けて立ちましょう!」  | 
 ヒグルマ「何が起こるか分かりませんがっ!」  | 
 ドリス「道具効果発動!」  | 
 
「………」  | 
「……始めましょう。今日が終わってしまう前に。」  | 
 ヒグルマ「カードに宿る不思議な力、使わせていただきます!」  | 
 コルク「このカードの能力は俺の力に近いか」  | 

 ドリス「ちょっと、何この不良品!?」  | 
| 羽水PT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
  | 
        
  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラウルスPT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*おおっと*  | 

 ヒグルマ「使いこなせれば良いのですが…。」  | 
 羽水「そんじゃ行くぞー?」  | 
ひとふりのナイフを地に突き立てた。  | 
影が静かに揺らめいている。  | 

 羽水「ふたーつ!」  | 
 羽水「終わりだコノヤローッ!」  | 
 
「………」  | 
 羽水「ヒューッ!良い音した!」  | 
| 羽水PT Chain 惨殺傷突刺Lv1(1) 傷天光Lv1(2) 傷天光Lv1(3) 傷投射Lv1(4) 治癒Lv1(5) 傷天光Lv1(6) 傷冥闇Lv1(7)  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
  | 
        
  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラウルスPT Chain 傷斬払Lv1(1) 傷天光Lv1(2) 貫殺傷斬払Lv1(3) 傷投射Lv1(4) 傷火炎Lv1(5) 傷殴打Lv1(6) 傷突刺Lv1(7) 傷天光Lv1(8)  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「後が辛いですよ?」  | 
 「プククククッ!!的外れな論とは聞いていて不憫になることこの上ないな!笑いを堪えるのに必死過ぎてまともに相手が出来んくらいじゃ!!――それを狙ってのことならばいやいや大したものぞ!!」 | 
「仕込みは念入りに。」  | 
 モニ「痛くないですよね?」  | 
 ヒグルマ「続きます!」  | 
 ヒグルマ「魔を祓う!」  | 
 「クククッ――弱者の抵抗というものは見ていて可愛く愉快なものじゃのう!さあもっと強く鳴き必死に噛み付いてみせよ子鼠よ!!その牙こそが我が法の強さを証明するのだ!!」 | 
 ネムム「……こなかった 」  コルク「(うまく捌けたか)」  | 
 ドリス「さっさといっちゃいなよ!」  | 
 ドリス「アハッ!土手っ腹に風穴を開けてあげるよ!!」  | 
 ヒグルマ「電光石火!」  | 
 ヒグルマ「この一撃で押し通る!」  | 
 ヒグルマ「これが陽光の力です!」  | 
 ドリス「死ねってことよ!」  | 
 ドリス「私にはよーく見えてるよ」  | 
 
「………」  | 
 ヒグルマ「旭日昇天!!」  | 
 ヒグルマ「この一撃で押し通る!」  | 
 羽水「ふぇー、簡単には終わらないか」  | 
 「さあ仕上げだ皆々共!我らが法の強さ!美しさを知らしめるのじゃ!!弱きも強きも全て受け入れようではないか!その何方にも価値があり意味が在る!安心して我が法を受け入れるが良い!!」 | 
 ネムム「……場が温まってきた? 」  コルク「溜めるか放つか、見極めなければ」  | 
 ドリス「仕掛け時は……っと」  | 
 
「………」  | 
「まだまだ。」  | 
 ドリス「私にはよーく見えてるよ」  | 
| 羽水PT Chain 惨殺傷突刺Lv1(1) 傷天光Lv1(2) 傷天光Lv1(3) 傷投射Lv1(4) 治癒Lv1(5) 傷天光Lv1(6) 傷冥闇Lv1(7) 傷投射Lv1(8) 傷冥闇Lv1(9) 傷疾風Lv1(10) 治癒Lv1(11) 傷天光Lv1(12) 治癒Lv1(13)  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
  | 
        
  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラウルスPT Chain 傷投射Lv1(1) 傷冥闇Lv1(2) 治癒Lv1(3) 傷冥闇Lv1(4)  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ひとふりのナイフを地に突き立てた。  | 
 「焦るでない、法の浸透は強制力と反比例するものじゃ。着実に根付かせてこその法!段階を踏んでこそ最大限の効果が期待できるというもの――さあ蹂躙の準備はできたか皆々共!ならば我らが法を行使する時じゃ!!」 | 
 「クハハハハッ!!良いぞ!そのまま制圧せよ!!ひとつの反乱因子も逃すでないぞ?因子というものは0か1か、それだけで後の面倒へと繋がるのじゃ!!蚤ひとつ逃さず潰せ!!」 | 
 「弱点を晒して何のつもりじゃ?法というものは基本的には穴が在ってはいかんのだよ!まあ近い未来に消え逝く法に説教など無駄でしかないがな!!我らが見事な法に敬服せよ!クハハハハハハハッ!!!」 | 
 「クハハハハッ!!良いぞ!そのまま制圧せよ!!ひとつの反乱因子も逃すでないぞ?因子というものは0か1か、それだけで後の面倒へと繋がるのじゃ!!蚤ひとつ逃さず潰せ!!」 | 
 ネムム「……繋げるよ」  | 
 ネムム「……カードの能力を発動。宝石の輝き」  | 

 ドリス「てめぇどうやら早死したいらしいわね!!」  | 
刃の擦れる音。  | 
それは沈黙している。  | 

 「クハハハハハハハァッ!!!!」 | 
 XI STRENGTH × XIV TEMPERANCE僅かな森を持つ者よ 広い空を持つ者よ 雲は払われ新たな道が示される 標の先の王の声を聞け―― 「我が命に従い現出せよ!そして我が軍勢に快楽を与えよ!我らの法の下では素晴らしき成果には素晴らしき報酬!さあ惜しみなく施せ!余すことなく受け取れ!その悦びと共に我が法に敬服せよ!!クハハハハハハッ!!」  | 

 ネムム「……たくさんの繋がり 」  コルク「6連鎖目か」  | 
 ネムム「……カードの能力を発動。宝石の輝き」  | 

「八。 」  | 
それは沈黙している。  | 

 「クハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 | 
 XV THE DEVIL × XVI THE TOWERほれ 辿れ辿れ ほれ 臭ってきただろう そうじゃ ソナタらの持たぬ ソナタらの渇望するモノ―― 「我が命に従い現出せよ!そして我等が法の下で愚かなる反逆者共に牙を剥け!愚者の形様を視るがいい!愚者の面を視るがいい!ソナタらの望むソレが視えるだろう?さあ貪るが良い!喰い散らかすが良い!!ソナタらの欲望が満たされる時、我が目的も果たされるのじゃ!!クハハハハッ!!!」  | 

 ネムム「……もう数えてないよ 」  コルク「(知っている)」  | 
 ネムム「……カードの能力を発動。爽やかな味わい」  | 

 「クハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 | 
 XIII JUSTICE × XI STRENGTH疾駆 超軼絶塵 天を穿つ槍 その槍は刑死者に優しく 刑戮にもまた易しい―― 「我が命に従い現出せよ!そして我等が法の下で愚かなる反逆者を穿て!これは我が法における慈悲でもある。その優しき槍はソナタの愛憐により苦無き刑を齎すだろう!さあ哀れなる咎人に裁きを!!クハハハハハッ!!」  | 

 羽水「おー!有難うなぁ!」  | 
「―――……―――……。」  | 

その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。  | 
 ドリス「このタコ!よくもやってくれたわね!!」  | 
 ネムム「……始まり」  | 
 「焦るでない、法の浸透は強制力と反比例するものじゃ。着実に根付かせてこその法!段階を踏んでこそ最大限の効果が期待できるというもの――さあ蹂躙の準備はできたか皆々共!ならば我らが法を行使する時じゃ!!」 | 
 XIII JUSTICE × XI STRENGTH疾駆 超軼絶塵 天を穿つ槍 その槍は刑死者に優しく 刑戮にもまた易しい―― 「我が命に従い現出せよ!そして我等が法の下で愚かなる反逆者を穿て!これは我が法における慈悲でもある。その優しき槍はソナタの愛憐により苦無き刑を齎すだろう!さあ哀れなる咎人に裁きを!!クハハハハハッ!!」  | 

 ネムム「……繋げるよ」  | 
 ネムム「……カードの能力を発動。とても甘いの」  | 

 ネムム「……一息 」  コルク「うまく繋げたか?」  | 
 ドリス「あはははは!君たちを一挙に殲滅する!!」  | 
 ドリス「地獄へ落ちな!」  | 
 
「………」  | 
 ヒグルマ「まだまだ!」  | 
 ヒグルマ「簡易なものですが、手当しますよ!」  | 
「ありがとうございます。」  | 
 
「………」  | 
 ドリス「致命傷にならないうちにね」  | 
 
「………」  | 
 ドリス「ちょっと、このままだとまずいんじゃないの!?」  | 
 
「………」  | 
| 羽水PT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
  | 
        
  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラウルスPT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
意味のない言葉と囁き声。  | 
意味のない言葉と囁き声。  | 
 ドリス「痛い?痛いでしょ?」  | 
 ドリス「ナイスアシスト!」  | 
 ネムム「……ちょっとあぶない? 」  コルク「さてどうなるか……」  | 
「ここから取り戻せるか…。」  | 
 
「………」  | 
 アマリア「ごめんなさい……!」  | 
 ドリス「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」  | 
 アマリア「きゃっ……!」  | 
 
「………」  | 
| 羽水PT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
  | 
        
  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラウルスPT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 羽水「巻き返したい所だが、さて…?」  | 
 コルク「(際どいが退く準備はしておこう)」  | 
 
「………」  | 
 モニ「深呼吸して。」  | 
「落ち着いて…。」  | 
 「クハハハハッ!!良いぞ!そのまま制圧せよ!!ひとつの反乱因子も逃すでないぞ?因子というものは0か1か、それだけで後の面倒へと繋がるのじゃ!!蚤ひとつ逃さず潰せ!!」 | 
 ドリス「あはははは!苦痛に歪んだ顔をもっと見せてよ!」  | 
 
「………」  | 
 【素早く身を反す】 | 
 「まだ理解が出来ないというのか?ソナタらが耐え忍んでいる時点でその法に先はない!広きに愛されし法こそが世界に在るべき法!!その小さき法を尊いと想う心は理解しよう、だがそれは儚く脆い存在である!強きを受け入れよ!!――その殻が割れぬというのなら、我らが割ろうではないか!!」 | 
 コルク「相手の動きは大分分かってきたな 」  ネムム「……うん」  | 
 ドリス「そろそろ殺す」  | 
 
「………」  | 
「まだいけますね。」  | 
 羽水「エグい入れ方してんじゃねぇよ~…」  | 
 「プククククッ!!的外れな論とは聞いていて不憫になることこの上ないな!笑いを堪えるのに必死過ぎてまともに相手が出来んくらいじゃ!!――それを狙ってのことならばいやいや大したものぞ!!」 | 
 羽水「エグい入れ方してんじゃねぇよ~…」  | 
| 羽水PT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
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| ラウルスPT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 羽水「色々とヤバイ感じがするねぇ…」  | 
 「クハハハハハハハッ!!実に良き法!勢いのある牙である!!しかし良き法には良き指導者が必要であるぞ?ソナタらに其れは在るか!?――我が法には我が在る!さあその牙で我が法を征してみよ!!」 | 
 アマリア「敵さんすっごくつよいみたい……!」  | 
「えいえい。」  | 
 アマリア「うぅ……ひどい……!」  | 
「危なかった…。」  | 
 羽水「しねぇよりはマシか」  | 
 ヒグルマ「入った!!」  | 
 羽水「エグい入れ方してんじゃねぇよ~…」  | 
 ネムム「……効果的? 」  コルク「そのようだ」  | 
 羽水「これ以上は無理だわー、すまんねぇ…」  | 
 「プククククッ!!下手を打ったなソナタよ!だが我が法の下ではその積極性も大きく評価される!仕事終わりのエールと愚痴を聞く耳も保証付きじゃ!故に――安心して地に沈むが良い!!」 | 
 ネムム「……また後で 」  | 
あまり気にしていない様子でいる。  | 
 アマリア「あなたの分もがんばるから!」  | 
 「クハハハハッ!!良いぞ!そのまま制圧せよ!!ひとつの反乱因子も逃すでないぞ?因子というものは0か1か、それだけで後の面倒へと繋がるのじゃ!!蚤ひとつ逃さず潰せ!!」 | 
 
「………」  | 
 ドリス「まだ私が残ってるわよ」  | 
「私がここにいるでしょうに!」  | 
 ヒグルマ「大丈夫です、あとは我々にお任せを!」  | 
 アマリア「あっ、ずるい……!」  | 
「危なかった…。」  | 
 「クククッ――弱者の抵抗というものは見ていて可愛く愉快なものじゃのう!さあもっと強く鳴き必死に噛み付いてみせよ子鼠よ!!その牙こそが我が法の強さを証明するのだ!!」 | 
| 羽水PT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
        
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| ラウルスPT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 「なかなかどうして――御立派な法をお持ちのようだ!その法の牙、我が手中に収めたくなったぞ!!今でも良いがしかし法の成長を見たくもある!悩ましいなこの世界は!!クハハハハハハハッ!!!」 | 
 ドリス「まだ私が残ってるわよ」  | 
「私がここにいるでしょうに!」  | 
 ヒグルマ「大丈夫です、あとは我々にお任せを!」  | 
 アマリア「あっ、ずるい……!」  | 
 ドリス「攻撃パターンが単純ね!」  | 
 アマリア「うう……アマリアもうつかれた~……」  | 
 ドリス「ば、バカにして……!」  | 
意味のない言葉と囁き声。  | 
 アマリア「アマリアだってがんばるもんっ!」  | 
「そこはいけません…。」  | 
 「クハハハハッ!!――見事!実に見事!!我が法にここまで抗う牙に出会えるとはな!覚えておこうではないかソナタの牙を!ソナタの法を!!そして必ずやソナタを我が法に迎え入れてやろう!!」 | 
 ネムム「……また後で 」  | 
あまり気にしていない様子でいる。  | 
 アマリア「あなたの分もがんばるから!」  | 
| 羽水PT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||
        
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| ラウルスPT Chain  | |||||||||||||||||||||||||||||||
「うっ、痛い…痛い。」  | 
 ヒグルマ「くうっ、面目ない……!」  | 
 ドリス「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」  | 
「私がここにいるでしょうに!」  | 
「構いません。あとで返していただきます。 では、お先に。」  | 

 ドリス「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」  | 
 ドリス「私にはよーく見えてるよ」  | 
 ドリス「くそー!今に見てなさいよー!」  | 
 羽水「練習試合も楽じゃないぜ」  | 
 「よくぞ命を果たした同胞たちよ!我等が法の下に有り余る幸福を約束しよう!!そして愚者!敗者よ!!ソナタらは深く考えることじゃ!我が法の門は外側からのみ施錠されておるのでな――」 | 

 ネムム「……よくできました 」  コルク「また一つ足跡ができたか」  | 
――――足元に纏わりついていた猫が鳴いた。  | 
 アマリア「やったー!」  | 
 ドリス「ぐ、ぐぅー!今回はこの辺で勘弁してやるわよ!」  | 
 
「………」  | 
「う、あまり体を傷つけないでもらえると…。」  | 
 ヒグルマ「いたた…、まだまだ修行不足ですね…。」  |