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耀華帝国軍機械化教導団が開発した「自律行動式汎用型多脚豆戦車」の試作壱号機。

弾薬を兵站確保による補充に頼らず、戦闘地域で現地調達可能な物品で対応する
という、極めて汎用的な弾薬対応を可能とすべく開発された戦車である。

夜叉と同じく学習型人工知能装置を内蔵した氣電動機械であるが、戦車ゆえ、
人間用の武器・防具の追加装備を前提としていない。
搭載している砲は、弾体を装填して閉鎖した薬室内に煉氣を限界まで充填した後に、
薬室を開放することで膨張する煉氣により弾体を発射する「煉氣砲」である。

戦闘時には極めて大量の煉氣を必要とするため、氣電系統よりも煉氣系統の
充実が図られ、夜叉に１基搭載されている煉氣機関を６基搭載している。

魔界に向けて進行する影久に対して、更なる戦闘支援のため試験配備された。