術印。
‥‥‥。

‥ちょっと聞いた覚えがない。
発動媒介として使用する魔導具の類だろうか。
魔法陣を刻んだタイプの装身具、ってのもそういえば見たことがあるな。
魔法を使うのに必要なモノというとやっぱりそういう感じのやつなんだろうか。

‥まあ、興味はあるな。
興味といえば、流れで連れあうことになったふたりについてもそうだな。
詳しい事はまだ全然わからないけど。
少なくとも、カラクリのありそうな豪力と、これも初めて見るタイプの術であること自体は疑いようもない。
こっちはこっちで目を離せないな。
なかなか楽しくなってきたな？

まあ、そも、探索なんかで心が躍ってしまうのは、なんかな。
父さんの所為っていうことにしておこうかな。