鉈ずきんちゃん「♪……もう、子供じゃないんだからまっちゃん……」
ハンカチを取り出すと、口についてるココアを拭おうとする。

鉈ずきんちゃん「安心って……まだ私が嫌だとか、無理してるとか思ってたの……？」
そう言いながら、じーっとマリシアの顔を見つめて。

エミリア「うん♪どうしてもキツくなったら、最悪私がずっと抱きついてるだけでもいいから、お兄ちゃんは別のことしててもいいよ？」

エミリア「むー……本当にいいの？私がお兄ちゃん以外の人に好きって言ったり抱きついたり……キスしたりするんだよ？……本当に、いいの？」
自分でもあまり想像したくないのか、言葉を発する度に意地悪な笑みは来て、どんどん顔が俯いていく。

エミリア「えっ！？風邪気味って……だ、大丈夫お兄ちゃん？」
風邪気味と言われて途端にあたふたしはじめて。自分のおでことヨハンのおでこをくっつけて熱を計ろうとする。

エミリア「別に二度としないまで言わなくていいけど……んー、言わなかった言葉言ってくれたら許してあげようかな？」