鉈ずきんちゃん「うん、いつもこうしてたよ。気づいてないみたいだったから適温か不安だったけど……合ってるみたいでよかった。」

鉈ずきんちゃん「……うぅ。まっちゃんのえっち」
同じように今までのことを思い出して顔を真っ赤にしているが、どことなく幸せそうな笑みを浮かべている。

エミリア「抱きついてお兄ちゃん分？元気？の補充がしたかっただけだよ♪」
"分かりづらかったかな？"と思って、素直に答えを打ち明けて。

エミリア「そ、っか。……そ、そうだよね！シスコンなお兄ちゃんにはまだ彼女とか早いもん！それに、お兄ちゃんのこと一番好きで、一番理解してるのは私だもん。私がそばにいるうちはお兄ちゃんが満足できる彼女なんてできないよ」
ヨハンの言葉に嬉しそうな表情になると、ぎゅっと力強く抱きしめ返して。

エミリア「……お兄ちゃんの意地悪。わかってて言ってるでしょ？」
少しだけ拗ねたような表情になって。

エミリア「えへへ、はい。」
その返事に笑顔になると、顔を反らして耳をヨハンの方に向ける。