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耀華帝国軍機械化教導団が開発した「自律行動式汎用型機械歩兵」の試作壱号機。

内蔵された学習型人工知能装置による行動制御により自律行動を可能とし、
人間用の武器・防具を追加装備することで、本機の軽量化と汎用的な作戦行動を
可能としている。

大地より発せられる氣を用いて発電する機関を胴部に内蔵しており、発電された
電気で各部を駆動する「氣電動機械」である。
腰部から脚部にかけて蓄電池を、頭部に学習型人工知能装置を内蔵している。

人間用の武器・防具を追加装備する設計思想から頭部・胴部・腕部・手部は
比較的人型に近い形状だが、悪路でも安定した高速移動及び転回を可能とするため、
脚部には左右一対の山型状の履帯が装備されており、二足歩行形態ではない。

物理攻撃系の武器使用に関する基本動作や野獣との戦闘訓練は演習を終えており、
人工知能装置が各部の挙動を学習済みである。

魔界に向けて旅立つ影久に対して、戦闘支援のため試験配備された。