旅路は続くよどこまでも PT

エデルミラ「どっちの方向に行こうかなー……」

エデルミラ「首都でいいか！　物々しいって聞くけど、どんなとこなんだろうねぇ」

エデルミラ「……あれ？　ガチで噛んでたの？　それほどの難敵が潜んでるとは予想外だったな……！」

エデルミラ「お家を継ぐのも魔王になるのも、どっちも上に立ったり色々まとめたり背負ったりで。
どんな未来を選ぶにしても一人じゃ苦労しそうなんだもの」

エデルミラ「それこそ早いとこ旦那さんなり見つけちゃってもいいじゃない？　カルさんが一人で抱え込んだりなんてできなくなるようなお相手。
家の人たちもちゃんと頼れる方々なんだとは思うけどさ」

エデルミラ「あたしの将来もどうなるやらだけど、まぁ生きてればどうにかなっていくものでしょう。きっとね。にしてもお嫁さんかぁ……考えたこともなかったな」

エデルミラ「んじゃ、名残惜しくはあるけど旅人同士の語らいはそろそろ、最初に振った側から切り上げるといたしましょうか」

エデルミラ「長いこと付き合ってくれてありがとうねカルさん。あたしは楽しかったよ、心から」

エデルミラ「どっちの方向に行こうかなー……」

エデルミラ「首都でいいか！　物々しいって聞くけど、どんなとこなんだろうねぇ」