No-58 歌唱部

「どうやらこのスキル熟練度でも、コンファインは無事に成功したようですね……。

RESゲインが歌のRESにも影響するようになるとのことで、これから研究して伸ばさねばなりませんね……。しっかり訓練されている方もおられますけれど、私はあまり……伸ばしていませんでした。
1Tでも長く、他の方々が生き残るための手助けになるようにしたいですね……。」

「しかし、戦いの奏唱が余っていたのは意外でした。
他はすべて埋まっていたようですが……。

今の相手には、破魔が弱点のようで高い効果を示していますね。
他はもっと基礎値が高くなってからが本領発揮でしょうか。」

「意外と突っ込んだら癒しも取れたんだよね。
というか、祝福が微妙性能すぎて困ってるんだよ。今回のダンジョンは皆に歌うことを譲ろうと思ってるから、頑張ってね。」

「あと、RESゲインも上げておかないと……レベル上げに気を取られて随分疏かになっていたからね。
しかし、歌っている間は暇だよね。何もしなくていいからラクだけど。」

「よかった…音楽をやっているだけでも良いんですねえ。
僕はまた『奏唱』というの限定だったらどうしようと思ってたんですよ。
受け入れてくださって、ありがとう御座います。」

「こちらこそよろしく、ダンデ君。
…僕は『奏唱』とかってんじゃなく、ただ単に魔法の媒体に『演奏』を使ってるだけで…もちろん『奏唱』の方面は現時点では目指してない。
君は一旦は癒しから破魔へと方向を変えるんですね？僕には詳しく分からないから何も言いようがないけど、応援させてもらいますね。」

「受け入れてもらってなによりです、マーヤさん。
僕は『特に理由はないけど演奏したい』組では唯一のメンバーですから…何かと迷惑かける事も多いかと思いますけど、どうかよろしくお願いします。

超攻撃的、っていうのは…ようは、僕には『皆を癒す演奏が出来ない』って事なんです。
だからって僕がかっこいい演奏をするか、って言えばそんな事はないんですよ。ベースなんで。
…なんだか自分で言っていて存在意義を疑うような話ですけどね。」

「ほしかったうたのぞんだうたもらえた･･･
　でもちからたりないぼくはよわい･･･ほしいのはそうしゃでいるだけのちから･･･」

「あたらしいつえあたらしいゆびわあたらしいたて･･･
　あたらしいふくはない･･･いちばんいちばんだいじなもの･･･はやく･･･」

「無事に奏唱使いへとコンファインすることができたよ。
破魔の唱も、思ったより役に立つようでだ。


」