No-50 ハロウィンカフェ

「しまった、首をはずす！　その手があったか……！
デュラハンは仮装の候補の中にあったのじゃが、流石に無理だと思ったからやっておらんかったがコンファインを駆使すれば可能だったのかの……？（むむむむ）（何か首をはずした人を見ていた）」

「ふむ、ではお言葉に甘えて一服、じゃ。
実際に（チャットが）賑わう時間帯に顔を出せるかどうかは微妙な所ではあるが……うむ、まさしく一期一会ゆえ、存分に楽しむとしよう。
もちろん主神……じゃなくて、主催者も、の。」

「……あ、仮装なんですね、びっくりしました。仮装で首が外せるなんて、やっぱり英雄さんはすごいんですねぇ……。
あ、やっぱり来たばかりの方だったんですね。お名前をお聞きしてもいいでしょうか？」

「あ、はい。ここのお菓子は全部、私が作ったものです。私は英雄じゃなくてパン屋なので、パンやお菓子を作るのは得意なんです。気に入ってもらえたみたいで、嬉しいです。」

「おサムライさんはカモノハシ嫌いなんですね、カモノハシかわいいのに……。
何匹かカモノハシのお客さん来てましたけど、今はそこの1匹しかいないみたいなので、大丈夫だと思いますよ。」

「……あ、はい。飾り用のカボチャはけっこう大きいですし、料理で使い切るのも大変ですからね。
ここはもうすぐ閉めますが、この後たくさん料理やお菓子作るのをお手伝いすることになってるので、カボチャは喜んで使わせていただきます。」

「誰かに仕える仕事は経験ないのでよくわかりませんが、いろいろあるんですねぇ。寒くないのでしたら、少し安心しました。」

「（お菓子がぎゅうぎゅうに押し込んである袋を担いだ、魔女の格好をした女の子がさささっと入ってきた！）
」

「Trick or Treat !!」

「ふっふっふ〜、これはクッキーの良い匂いですねっ
お菓子くれなきゃいたずらしちゃいますよっ♪」

「この子はカモノハシ化した英雄とかそんなんじゃないのか(ツンツン)」

「しかし食べ過ぎた…。走って帰ろうかな。」

「(扉をそっと開き、店の様子を伺っている)

…むむむ…カモノハシがうようよと……先日の南瓜饅頭の礼をしなければならんというに…」

「(しかし己の後ろには似た格好のカモノハシがいるのを、武士はまだ気がついていないようだ)」

「（お好みのジャムはありますか？　の問いに）
では、お言葉に甘えて、苺と黒スグリを。マーマレードなどもあると、お茶の選択に幅が出て嬉しいのですが…
クロテッドクリームとは本格的ですね。ジャムなしでこれだけでも美味しいものです」

「お茶の方は、あまり癖の無いものをお願いします
最近は、ジャムや蜂蜜を入れて変化を楽しむ事が多いので
……近頃は、食べる事を楽しめるようになって来ましたよ
カルアさんにはお礼を言わないといけませんね」

「はっぴーはろうぃーん！
私も少しだけお邪魔させてもらいますねっ」