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『召喚士』からのひとこと(特別編)
パラダイムシフト
サチ司書
「
マップも3つ目か……。そろそろパラダイムシフトする連中が現れるころであるな
」
商人トレハ
「聞き慣れない言葉ですね。なんですか、それ」
サチ司書
「
うむ。アビリティとスキルには熟練度というものが設けられ、主に研究することによって成長することは知っているな
」
商人トレハ
「ええ。高まるにつれ、成長しにくくなるのですよね」
サチ司書
「
そうだ。特に90%を超えるとほとんど成長しなくなる。しかし、それでも成長は可能なのである。きわめてゆっくりであるがな
」
サチ司書
「
その熟練度も、終着点がある。それが100%だ。それ以上は成長しない最高熟練度だ
」
サチ司書
「
その際、パラダイムシフトが発生する
」
商人トレハ
「どうなるのですか?」
サチ司書
「
アビリティとスキルとで効果は異なるな
」
サチ司書
「
アビリティの場合、上位ランクに移行し、上位アビリティ扱いになる。表面的には熟練度バーが大きく伸びるのである
」
商人トレハ
「表面的、ですの。効果も高まっているのかしら?」
サチ司書
「
もちろん効果的にも上位ランクの物になる。終着点が高まるゆえに、研究すれば一気に伸びるぞ
」
商人トレハ
「コンファインの手間が省けますわね」
サチ司書
「
シフトできるのは依代ランクの一つ上までだがな。
★
であれば、
★
★
までは可能だが、
★
★
★
までは無理だ。もちろん、
★
★
に成った瞬間に
★
★
★
になるぞ
」
サチ司書
「
また、パラダイムシフトしたアビリティは、実際の熟練度より高い効果を持つ。その効果は熟練度の限界を実質的に突破するぞ
」
商人トレハ
「一つ先のランクに一足早く進めるのはいいですし、極め甲斐がありそうですわね」
サチ司書
「
しかし問題がある。パラダイムシフトすると、熟練度の成長が鈍化するのだ
」
商人トレハ
「あら。そう単純にはいかないのですね」
サチ司書
「
強力ではあるがな。パラダイムシフトするアビリティは絞った方が良いと思うぞ
」
サチ司書
「
さてスキルの場合だが……こちらは単純に攻撃力がアップする
」
サチ司書
「
牽制スロットでも強力になるし、必殺スロットであれば本当の意味で必殺技になるな
」
サチ司書
「
必殺技は数さえ多ければよいのではない。磨き上げることで必殺になるのである
」
サチ司書
「
半端に熟練した最高ランクのスキルより、極まった最低ランクのスキルの方が強いかもしれんぞ
」
商人トレハ
「あれこれスキルを使い分けなくてもすみそうです」
サチ司書
「
こんなところか。どちらにしろ熟練度を100%にすることのボーナスと言えるな
」
商人トレハ
「どちらの効果も素晴らしいですわ」
商人トレハ
「ですが、そこまで研究するのは大変そう……」
サチ司書
「
当然である。本来はそれほど起こらない現象である
」
サチ司書
「
効率もそれほど良くはない。これといった物を極めたいという者以外は避けた方がよかろう
」
商人トレハ
「なるほど……」
サチ司書
「
まあアビリティに関してはごく一部、パラダイムシフトしなければ真価を発揮しないものがあるかもしれんな
」
商人トレハ
「『カート修練』『格闘修練』『情報検索サービス』あたりが怪しいですわね」
サチ司書
「
クックッ……
」
サチ司書
「
ちなみにパラダイムシフトしたものは、「No」のところに「
※
」というマークが付くから参考にすると良いぞ
」
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