No-49 秋のおでん屋台ぐんぐにる

「ま、今日とかは本領発揮と行きてーとこだけどな!!
　魔法さえバンバン飛んでこなけりゃマシなはずだけどよ
　……どうだかな。」

「OKOK、やるからにゃしっかりやっとかねーとな!!
　冬になる前にさっぱりしときてーしなぁ。」

「＞親父
気にしなくていいのだわさ！
世の中には方言とか、カモノハシ化の副作用とかあるのよ。
まさかトラックのアイドルたる、この私が（ブツクサ）

信者の数、金は力ってね。
まっ、妖精とか信じる人がいないと死ぬとか聞くわ。
親父さん、秋らしいメニューはないの？
秋刀魚のツミレとか、松茸とかさ。
松茸、そう、松茸の季節よ！！」

「また引くって予想してたのかよぅおっちゃん……
（苦笑いしつつモチ巾はふはふ）
うげ、その倒れ方はマジ勘弁だなー。カッコわりーし無茶苦茶くるしそうだしで。
どうせなら
0-5 皿をひっくり返して熱々の汁を被る　…-1p
0-6 もんどり転げて病院へ運ばれる …-5p
ってぐらいのがオイシクね？　……ふー、ひとまずごっそさん。デザートにっと……
（確保してたフィナンシェをつまみ始めた。さくさく。）」

「（召喚士からのお知らせ速報を手に）
お、今回から見切りが使えるよーになんのな。近接系の人たちにゃ特に嬉しいお知らせかなー。
……ん。なんかまた腹の減るにおいが……」

「やー主神の信者として有名なのがヴァイキングじゃからのー。
何となく、海の荒くれどもというイメージがあるゆえ、神もそんな風に血の気が多いのかな、との。
（ふと）そういえば、ずっと楽しんで戦い続けられる場所に行くのが希望、という者がおったのでそれは主神の管理下じゃなーと推挙してみたぞ。
戦闘ユニット一確保じゃ！（どっちかというとヴァルキュリアの仕事です）」

「……意外に食い意地汚いな唯一神っ！？
ま、まぁあれじゃ。
そう言う気さくな唯一神だったら、ちゃんと対応しておくと「隣人を愛しなさい。おでんも愛しなさい」とか、さりげなく布教の合間に宣伝してくれるのではないかの！　やった、お店の知名度は13億人強ですよ！（ぐっと親指立てた）」

「さて、と。
まぁそんな馬鹿ばかしも傍ら、やっと祭祀殿も本戦と言う感じじゃの。
今までは信徒相手だから今ひとつ気が乗らなかったが、ここから先は気持ちよく殴り倒して行ってもいい相手だけに、相手の戦闘力は上がるにしても少々気が楽じゃの。
しっかり食べて、連戦に備えるかのっ」

「＞主神 うむ、武器に加え補具の取り扱いを鍛錬していくつもりじゃ。

なに、妾が打ったとてさほど変わらぬようじゃて。…相当品質の良い品を打った場合にのみ、１〜２の差が出るくらい、かのぅ？補具は、ほんに鍛えにくいものじゃ。


ふむ、見渡す限り既に死んでおる面々もいるようじゃ。この戦が終わった後に英霊として招いてみてはどうじゃ？（くい、と。非常に旨そうにおちょこの酒を煽った。）

…うむ、良き香じゃ。店主や、秋刀魚を一匹焼いてくれぬかのぅ？ぽん酢で頼む。」

「わっ、秋のサンマ！　七輪でウチワ！　ウチ、賄いもらえるんやったらポン酢で欲しいわ、おいちゃん!!
それから焼ナスもお願いするわっ（目を輝かせ）」

「それにしても、ホンマ繁盛してるなぁ、ええこっちゃ！」

「＞おでんのおじさま
ふーふーあつつつ…」

「確かに、暖かいものが美味しい季節になった感じですねー。」

「…猫黙り…？」

「さて、酒もまわったところで馳走になるかの。
(勢いよくおでんを口に放り込んでいる。大根が好みのようだ)」

「さ、流石に秋になってましたか……。
栗にサツマイモと美味しい時期ですね、ロボットになってもおでんは美味しく頂かせていただきます。」

「ボクは秋刀魚は、塩焼きで……、大根おろしと醤油で頂きます♪」

「＞主神様

これが…明星？…ふーん。香ばしくて良いにおい…。

…えーっと、ハシ？この木の棒で食べれば良いのよね…？



…相変わらず不思議な文化だわー。（と言う割には上手く箸を使って食べている。

…ん、美味しい…これがお湯で茹でるだけで出来るなんて…文明の力を感じるわ！（何にだかわからないがすごく感動しているようだ！
」

「ァグァッ！グァッ！？グァァアァーッ！？」

「どうせなら飲むなら単体でのみテェよ。
まだウメ昆布茶の方がマシってもんだぜ？

さておき、ちくわぶは沁みてる方で頼むわ。
沁みてネェのなんて食ってもイマイチだぜ」

「ほへー、ナノマシンですか〜。
コジマ粒子がなくてよかったさんなのです。」

「まだまだよくわからないことばかりですけどゆっくりやってみるのです〜。
はんぺんおいしいのです。」