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No-121 天幕の片隅
Infomation
E-No121 キリル
より
キリルの工房内、部屋の隅に設けられた小さなスペース。
簡素な椅子とテーブルが設けられており、軽い休憩・雑談等が出来る様になっている。
テーブルには、一冊のノートが置かれている。
工房の主が居ない際は、其れに用件を書くのも良いだろう。
――――――さて、如何しようか?
Message(Linkage)
E-No121 キリル
が接続してきました。
キリル
「うーむ……此処の所依頼がぱったりだったから、あの子には申し訳無い事をしたな。
一先ず、こいつ(防具修練)を如何にかするまでは……」
E-No292 クレイブン
が接続してきました。
クレイブン
「(テントに入ったキリル氏に気付き頭を一度下げる)お邪魔してます。」
クレイブン
「(テント内のイスの横に立ったままの体勢で)外が灰で淀んでいるので、失礼ですがテントの中に避難させていただいてます。学院自体が消え去ってしまったのは確かに驚いてはいますね。少し前は建物があったのに、攻略後はすっかり…灰色の荒野で…。暫くはこの付近を調査する必要があるので、こちらに立ち寄らせていただきました。…え、お茶ですか?すみません。少し留まるだけだったつもりですが(有難う御座いますと、言葉の後に付けた)」
クレイブン
「ええ。判りやすい看板に変わりましたね。暫くは防衛戦前の控えに立ち寄ることが多くなりそうです。
(テント内の隅へ移動するキリル氏に)
…この場所は跡形もなくなってしまいましたが、キリルさん。貴方には何か思いを残すものがあるのですか…?」
クレイブン
「ん?本棚の本…ですか?(一瞬はっと理解し気まずい表情に)………ああ。それってアレですか。連邦情報自由化法『聞き耳ネコちゃん』計画。その名もスパイアニマル大作戦…。」
クレイブン
「
狽ネんでそこで誤解されるんですか!?
何もしませんよ!そりゃあ小動物はちょっと可愛いとは思いますけど身勝手な人間に巻き込まれた命ですよ!それに無茶な計画費用や実験費の魔石が馬鹿デカく、一千万個とか大掛かりで。逆に動物愛護の域ですよ。ネコの最後の結末を知ったときどんなに悲しんだことか…。
……こほん。なので俺としてはその本は、再び過ちを繰り返さないように一緒に灰となって消えていることを願っています。禁忌という名に相応しい本でした。あれは。」
Linkage Connecter
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