No-142 マスクマンの集い

「だって、気絶させないとマスク逃げるでしょう?
パワードスーツみたいに蒸着させる手も無い事はないけどそれだと制服がパワードスーツみたいにぴったりと肌にフィットして通気性が悪くなるわ。」

「ハリセンボーン封殺マスィーンを作っている間に他にも厄介な敵がどんどん出てきてるわね…。
軍手じゃちょっと無理があるからマスク専用としてはやっぱり鋼鉄製の手袋かしら?
でもそういうのを作るのは私の専門外だから他の人に頼んで頂戴。
ハリセンボーンの棘ってバリカンで刈れないかしら?」

「ヨシツネボーイに似合う学園コスチュームは、
紅白帽とゼッケン入りの半袖シャツと青い短パンだと思いマース！」

「ハコガールの言うとおり、このマスクのある限りミーの本質は変わりまセーン！」

「・・・」

「たとえ中のヒトが変わっていても、ネ・・・。」

「トゥデイこそ攻略祈願ということで
レーーーーッド！（ーは4つ）
レーーーーッド！（ーは4つ）
レーーーーッド！（ーは4つ）」

「いつもより多めにレーーーーッド！（ーは4つ）しております。」

「無茶振りに即反応してくれるから大好きだよ、オリヴィアちゃんは。

……だが、」

「違うだろォォォォッ！？
学ランの前ははだけてッ！！
下はサラシでッ！！
ハチマキも忘れずにィィィィッ！！！！
レーーーーッド！！（ーは4つ）」

「姿を変える度に幼くなりますね、オリヴィアさん」