No-20 FREE TRUCKS（仮）

「カモノハシだらけだっﾀ……」

「＞ゆーちさん
HAHAHA，本当にぼーっとしてて餌を採り損ねちゃっﾀ（ﾃﾍｯ」

「はーい、よく考えたら条件厳しすぎて、
競走皆無なのに中級になっちゃったユーティでお送りします。
魔石勿体無いですねぇ。でも私は過去は忘れる主義です。

＞マリア
今度、浴衣を着てみるといいわよ？
ゆったりしていて、とっても温泉チックなんだから。
ゆっくりしていってね！

＞アリクイさん
アリクイさんは、高ぶる系じゃないの？
小さな身体を少しでも大きく見せかけようと威嚇すればいいのよ。

＞ハム先生
先生、はむ先生って○○で有名な人じゃ！！
金髪だし、やっぱり潜入調査なんですか？

＞バレンさん
暇ならプールか海水浴に行きましょうよ。
砂浜に埋めたり、割ったり、夜の意味に沈めたりしたいですし……

＞カグラさん
（幼女専門……こりゃ逮捕されちゃう？）」

「今日は短くて済みそうですね。平和な一日です。

＞ソレイユさん
何か随分とお久しぶりの気がしますねー。

最近の学園都市ってのは、こんな物騒なのですか？
フツーは破邪とかの結界が張ってあって、
外部からの侵入者は受け入れないのがセオリーですよね？
こんな簡単に突入できるのは違和感が――

こちらの実力を試す気か、何か目的でもあるのか。
どんなに堅牢な要塞も中に突入できれば勝機はあります。
このまま突き進みましょう！」

「ヤンデレってなに？　おいしいの？」

「知らなくていいよ。ちなみに中の人はヤンデレ大好きだから、気をつけたほうがいいよ。
なんでも、周りに無邪気を装っていて特定の人には病んでるっていうのがベストらしいけど……僕には良くわかんないなあ。
ヤマトの実写化は、キャストがダメダメだと思うんだ。」

「クエックエックエ、チョコナントカー
あれ、カモノハシの鳴声ってどんなだっけ。つーかアリクイ手前の仕業かー！」

「＞ソフィマリ
カグラと同じこと言うなよ･･･マジで悲しくなるじゃねーか。
へェ、天地からのプレゼントか。ソフィアがそれを着ていると考えるとそのミスマッチ具合がグッドだな（親指立てて

鰻は蒲焼きの方が美味しいぞ？
天使の翼はカメムシの臭いがする。これ豆知識な。
俺のはとっくの昔にもげちまったよ」

「＞ユーティ
水着の確保は最優先事項だぞ！盗品も止む無し！
うる･･･どっかで聞いたことある名前だ。まァ大丈夫だろう、戦闘機で仕返しされるわけでもないだろうし」

「＞ハム先生
ハム先生俺を癒してくれー

＞カグラ
久しぶりの再会にテンションアゲアゲでいったのによぉ、その冷やかな目は何だってんだい。

スクール水着が欲しい！！（ドン
俺のサイズで作ってどうするんだよ。捕まっちまうじゃねェか。
ああ、怒ってる風紀委員が茶化されて顔を赤らめるのもいいシチュエーションだな。

お姉さん好きっていうからてっきり熟女もOKなのかと思っていたよ」

「＞ソレイユ嬢
舞妓ー(マイコー)・寂聴という素晴らしいエンターテイナーが亡くなる夢を見ていたんだ･･･。夢でよかった。あ、お茶ください。

それはきっと偏差値がもの凄ーく高い学校だったからさ。
ここの面子を見てみなよ。俺みたいな脳筋とか脳味噌が綿っぽい奴もいるんだぜ？


（ソレイユ嬢の学園生活･･･あんな姿やこんなシーンが日常茶飯事で･･････）」

「……みんなカモノハシになってやがる。
無事なのは俺とソレイユさんだけか。
……ま、それはそれで。」

「ゆーちーの敵ってどこのどちら様なの。共産なんちゃらとかそういう人たちなの。
いいからお前は尻隠せ。スク水でいいから。」

「あ〜……何か周囲がカモノハシだらけだったのは何かがあったせいだったのですね。一瞬この世界が壊れてしまったのかとばかり……。
なぜか、私一人だけが元の姿だったので、少し寂しかったです。」

「天使の姿を見られたのですか。」

「よほど、徳が高かったのですね……私には、まだ天使のような高位霊を拝見することは叶いません。
そうでしたか…ソフィアさんには、翼があるように見えたのですね。」

「私も、早く拝見してみたいものです。」

「地獄……ですか。」

「争いの絶えないこの世界も、まさに地獄と呼べるものかもしれません。
がんばって、早く終わらせましょう…この争いも。」

「そういえば…地獄というものについて興味深い話が。」

「神様の言葉を聞いた方の言葉を私なりに要約したものですけれど、中々興味深いお話ですね。」

「タロット占いでしたら……授業で少し齧ったことが。」

「占う側は世界の因果を読み解くとか色々ありましたけど……それはともかく、よい結果が出ると良いですね。」

「静かなのも、自然の音が良く聞こえて良いものです。香奈枝さんがお住まいの国の言葉では、「風流」と呼ぶそうですよ。」

「といっても、ここでは外の音はよく聞こえませんね。」

「……青春って何ですか？おいしいんですか……？」

「なんかコウモリがいっせいに……」

「夏ですし、カグラさんも外に出てみませんか？」