No-72 格闘命

「いよいよだぜ。
七法天拳の技を、実力を見せてやるぜ。

…七法の名に恥じないような格闘家に、ならねぇとな！」

「やあ！！ご無沙汰してすまなかったね。
ここでは一日しか経っていないはずなんだが、なんだかご無沙汰していたような気がするさ。

休止中鍛錬は怠っていなかったかい？
ボクは勿論毎日が臨戦態勢、ケアも拳もバッチリトレーニング済みさ。
ところで、最近発表になった新クラスの一つがどうやらボクを誘っているみたいなんだ。
これはボクの為に用意されたとしか思えないから、様子を見て向かうつもりでいるさ。

しかし勘違いしないで欲しい。拳士をやめるという意味ではないのさ。
ボクはあくまでも美白拳士。どのクラスになろうともその気持ちは変わらないのさ。
だからまずは拳士の基礎である格闘修練を身に付けるところから始めるつもりさ！！！」