No-20 FREE TRUCKS（仮）

「とりあえず，みんな，カモノハシにになれましたｶーーーーっ！？」

「＞ゆーちさん
ﾉｼ
これからどんな路線で進もうか人生に迷ってﾏｽっ
今まで通り可愛い系でいいよﾈっ」

「>佐川さん
お嫁さん候補ならこのチーム沢山女性がいるじゃない，みんなになってくれるか聞いてみれﾊﾞ？」

「香奈枝さんの姿が……うーん、困りました。
探そうにも連絡手段がないのですよねぇ。どうすればいいか――

＞ソフィアさん
はーい、元気してました〜？
パジャマのままという事は、ずっと寝てたんですね。

私が入った後は一度栓を抜くので、ユーティ水は未販売です。
アンデッド、そんな壊したらグロくないですか？
天使と悪魔は同族が多いし、堕天使と解釈しちゃいましょう。

＞佐川さん
はい、目覚めの珈琲ですよー？
朝食にありあわせでサンドイッチも作ってあります。
……居眠りで事故らないで下さいよ？

こうも暑いと食欲も失せますし、
トマトは刻んでそうめんにでも載せますかねぇ。
麺がしける前に食べちゃいましょう。」

「その内、気付いてくれると良いのですが……

＞バレンさん
大変です、バレンさん！ 水着がありません！
大至急水着を手配して下さい。体操服は落ちてたんですがっ！
うーん、更衣室にある水着をパチる訳にも……。
これ何て書いて『うるすら』――変わった名前ー！

＞アリクイさん
ボーっとしすぎです、気が付いたら六号を通り過ぎて、
なんとかパルド２号さんの時代ですよ？
親戚の９０号さんでも探します？

＞ハムさん
この数ヶ月の惰眠も宿命だったんですね。
大親友はヤンデレ・フラグです。
実写化といえば、国民的宇宙戦艦が――」

「第二小隊の編成を考えないといけないですねぇ。

＞天地
寝てる間にアッーな展開はなかった？
どこも痛くない？ 裂けてない？
ポニーテールは引っ張るものだよね。うん。
引っ張ると機能停止とかしない？

＞カグラさん
やっほー、お久しぶり！ 元気に金融してますかー？
うん、してる訳ないですよね。
学園の図書館には経済学の本も沢山ありそうです。
きっと学生さん達が赤い運動してそうですねー

それでは、来週もソレイユさんと地獄に付き合って貰いましょう！」

「占いって、僕やったことないんだけどなあ……（渡されたらしきカードを弄びながら）
まあ、なんとかなるよね。」

「静かだねぇ。季節は夏だってのに」

「相変わらずぶっ飛ばしてんなぁ、このハゲ。
スクール水着が欲しいなら素直に欲しいって言え。作ってやるよ。お前のサイズで。

俺……熟女は専門外なんだ……」

「みんな学校できゃっきゃウフフと青春ですかこんにゃろー
こっちは引き続き引きこもってお仕事ですよ。
あーもー、ぱぴ子ちゃんのランドセル、ジェットパックに改造してもいいかなー？　ロケッティア〜♪」

「またこうして、声を聞くことが出来て本当に良かった。」

「ああ、また帰ってきたんだなぁ……。って、そうおもいます。」

「陣頭指揮、またよろしくお願いします。」

「お茶でしたら、ちょうどいい物がありますよ。」

「簡素なブレンドティーですけれど、目覚めの一杯としては中々に効くと思います。」

「運転、よろしくお願いしますね。」

「……」

「……マ、Maiko…？」

「いったいどんな夢だったのですか？
あ、お茶いりますか？」

「ざ…残念ですが、私、学校での成績はあまり良くなかったので、もし本当に、ここの学園がIQ至上な場所だったとしたら、私は下から数えたほうが……」

「ああでも、学園生活というのは懐かしいです。本当に色々と思い出します。」

「……もっとも、こんな危険な使い魔がばっさばっさと飛び交ってるような所ではなかったのですけれど。」