No-20 トラック野郎Ａチーム（仮）

「……ﾝｰ？ボクそんなに美味しくないよ？食べたこと無いからわからないけどﾈ。人工筋肉って美味しいのかﾅ？」

「改造ですｶ……ヒノトさんは生物工学も扱ってるのですｶ？すごいですﾈ（触手が手を入れるところからﾁﾗｯ）」

「……ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」

「えーと、Aチーム的には、佐川さんが、クレイジーモンキー。ヒノトさんがコング。ユーティさんがハ……と、エンジェルで。剣主さんが年齢的にハンニバル？後は、バレンさんはﾔｯﾊﾟﾘエンジェ……フェイスマンかﾅ？
ちなみに、ボクと天知くんは立木役ﾀﾞﾖ。」

「黒子の人はトラックの下で眠るといいよ。
迫撃砲の砲撃があっても安全よ。
……偶に忘れて轢いちゃうけどね。

天地はそんなに床で寝たかったら、
私の毛布を一枚貸してあげるから床で寝るといいわ。
あるいは私がベッドの下で寝て、君が上！
これで暗殺も怖くないね。

ハンニバル……そんなにリーダーの貫禄があるなんて照れます。
まだ未成年なのにリーダーなんて大役が務まるか。
だからぁ、わたしは、エンジェルがいいと思うんですよぅ〜。
フェイスマンはバレンさん、クレイジーモンキーは天地、
コングは佐川さん、ハンニバルは手袋で完璧！

とりあえずは、Ａチームで続けてみましょう。
実際はＢチームもいる気がするんですけど、
Ｃチームまで増えたら考えますかねぇ」

「（図面を書いては書き損じて丸めて捨てている）…アリクイだったか？　その辺の棚を適当に使えばいいよ。んで天の要望は残念やけど却下な。ベッドに寝らんことにゃスペースが足りん。暫く我慢しといてくれ。」

「（トラックに積み込まれた荷物を見ている）しかし鎧やら盾やら色々あるんやね。拳銃とかも見たの初めてよ。銃刀法とかねーのかな…。ついでに天がそこそこいい剣拾ってるがうちの前衛は何故か槌が多い件について。まあ、タケル行きだわな。」

「あいや、挨拶が遅れて申し訳ないでござる。
拙者が剣主　猛。タケちゃんと呼んでいただいて結構でござる。」

「名前でござるか…そうであるな。
「トラック役者Aチーム」
なんてどうでござるか？
拙者とこのチームを如実に表したいい名前でござろう！」

「ところでここに人外の者がいる気がするでござるが…気のせいでござろうか？」

「ゆ、ユーティお姉ちゃんがエンジェルだと、途中で居なくなっちゃう！
だからハンニバｒ…くしゅん。　なんでもないよ？」

「(アリクイさんを眺めつつ）そう言えば、世の中にはリス味のポテトチップスなるものがあるらしいけどー…」

「エンジェル？俺のことじゃねぇか。ユーティ嬢ちゃんをフィーチャーして『トラック船隊・尻コンバレー』とかどうよ」

「残りの部屋割りはジャンケンで決めるか。ついでに抱き枕を所望する
（フッ、アリクイならパーしか出せまい…）」

「ユーティ、ドジっこ王１位おめでとう！　だからお前は料理するな。何ができるかわからんから怖い。マジ怖い。

そしてアリクイ食っていいから俺らは食わないでくれ。頼む」

「そして例のごとく一番奥のベッドは俺とったー！（ダイブ！）」