No-245 苺子の部屋（仮）

「（白くて丸い猫を見て）わーっ、かわいいですっ。こっちにおいでー（手招きした）」

「＼でけぇ／　（赤髪の女性が斧を取り出す様子を横から見て）　あ、どうもおはこんばんちは」

「ロリコ……？
しかしテントと言う仮設居住でも安全でないとすると、何処に隠れればよいのでしょう……。

一応保護者の方はいらっしゃいます……あんまり顔を合わせてはくださいませんが。」

「……まゆげ？」

「サ、サトミではありません！　それは御姉様のお名前であり、私の名前はミサトでございます！

ジャック……？

旅人さんのことでしょうか、あの方、そんな奇妙な趣味までお持ちでしたか……」

「＞辰巳
「ああ、なるほど。
　たとえば弁天もいちごさんもそういう類だからなんとも･･･
　人間の宗教は本当、めんどくさいですにぃ。」

（てふぺふ、とお茶を運んでくるなにか。）

「うん、まず太腿。次に胸。服の皺
　そうやって色々観察してデッサンすることにより････」
（リンゲージが違います。）」

「（ふ、と何やら自分を見る目に気づく。ちょうど、ここに来てから何度か経験した『自分が観察されている事に気づいた』時の視線。これを突然感じる。
すわ、またも無礼を働いたかと慌てて周囲を見渡すと、そこには自らを少しばかり訝しげに見る――先ほど、自分が祟り神、あるいは悪魔のような気配を感じた――少女の姿。しかし、何の悪意も何もなく御機嫌よう、などと言われてある種の安心と拍子抜けに襲われる）

あ……ええ、こんにちは。
いや、この常闇の世界ではこんばんは、と言った方がいいのかな？
で……何か不快な思いをさせてしまいましたかね？

（太腿に関しては話題にすら、表情にすら出さぬ。何も言ってないよ、とばかりに目力で訴える）」

「（……ふと、いやな空気に気づく。
いや、いやではない。より正確には、何やらおかしい空気というべきだろう。
……部屋の隅にふと目をやると、そこには『何か』がいた）

ぬ……ぬいぐるみ？あれ？
いや、それよりもいちごさんは……」