No-63 芝生でごろごろする

「＞ハム
おお、何やら感じが変わったのう。その格好も似合（にお）うておるぞ。」

「（雲から落っこちてきたライズに）だ、大丈夫か。頭から落ち…んー、大丈夫なようじゃ（痛気持ち良いと叫ぶのを見て）」

「（ハムのほうに向き直り）その心掛けは嬉しいが（もふり）ところであやつは友達かの？」

「＞ラシュー
（いろんな角度から写真を眺めながら）うむ。ありがたく貰（もろ）うておくぞ。

ははは。あまりに広うなると、人間にはちと辛いかもしれんぞ。や、そうか、今は儂も人の身体じゃったの（ふふと笑う）」

「＞マスク
（男の子がマスクを被せようとするのを手で制しながら）なわけないじゃろう。そういうのは男共でやっておればよい。ドロなんとかなどいう奴は知らんっ」

「＞ロッド
だから言うたじゃろうに…まったく何をやっとるんじゃ。トイレはあっちじゃ（指をさし）…いや、あっちじゃったかの（正反対のほうを指さす）」

「あれ、こんなところに芝生がある！ 気持ちよさそ〜♪」

「わたしもごろごろしてもいい？」

「ごろごろして荒らしてばっかりだし…
整備なら手伝うワ。
伸びすぎたところとか…芝刈り機、あるンだっけ…？
（ごろごろしている）」

「（うつらうつら、と寝込んでしまった。芝生というところには不思議な魅力があるらしい。

寝ぼけ眼にうつったものは、この芝生の主と思しき少女の姿。日当たりは良くないが、などと苦笑しつつこちらを見ている。
――なるほど。女王、と呼ばれている事は知っていたがやはり不思議な魅力がある。それが芝生によるものか、彼女の魅力によるものかの特定とまではいかなかったが、一目見て信用できる印象だ）

ふふ、このような素敵な場所を開放していただいて、さらにその上を望めば罰が当たりますよ。
……なんなら、掃除でもしましょうか？箒は持ってますし、神職……まあ、この場合普通巫女さんを指すんですけど……ごほん。
神職につく者は掃除とかをするのが風物詩とでもいえる姿なんですから。」

「わわ、凄い！　なんて見事な芝生！
　柔らかそうにゃふーっ！（思わずダイブ）」

「ごろごろゴロゴロ、ゴロゴロごろごろ……
　あはぁ……しあわせ……」

「……はっ！　わ、私ってば、人さまの敷地内だというのに
　本能に流さるままになんという見苦しいマネを！」

「……きょろきょろ（恥かしい姿を目撃されていないか辺りを見回す）」

「……あれ？　何人か同じように寝っ転がったりしてるけど……
　……もしかして普通にごろごろしてもいい場所、なのかな」