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『召喚士』からのひとこと(第14回)
エンド・オブ・カート
戦場アナ
「
最近、よくカートが爆発するのを見るのですが
」
取引メイ
「
そうですね
」
戦場アナ
「
誰の仕業なんですかね。噂ではメイさんが裏から爆破しているとのことですが
」
取引メイ
「
根も葉もない噂です
」
戦場アナ
「
そうなんですか……
」
戦場アナ
「
そういえば、こういう噂も聞いたことがありますね
」
戦場アナ
「
普段から輸送系はあんな重いカートを引きずっているんだから、カートが無くなったら普通に戦闘系として強いんじゃねとか。むしろカート要らないんじゃねとか――
」
戦場アナのマイクがなぜか破裂しました
戦場アナ
「
ひっ!?
」
取引メイ
「
あはははは
」
戦場アナ
「
表情変わらず笑っ、てる!?
」
取引メイ
「
カートが要らない?
」
取引メイ
「
面白い話です。誰ですかそんな口を叩いている方は。教育が必要のようですね
」
戦場アナ
「
いや……あの……無表情……首、絞め……窒息……折れ……
」
取引メイ
「
冗談です
」
取引メイ
「
常識的に考えてありえません。少々重いもの引きずったぐらいで強くなれたら、近接系は今ごろ空を飛んでます
」
戦場アナ
「
そ、そうですね……
」
取引メイ
「
輸送系とカートは同体。カートがあり、カートを使いこなすことでようやく戦場に出られるのです
」
取引メイ
「
ですがある程度的は射てます。なぜならカートを身につけることで内蔵しているナノマシンが日々身体を改
」
取引メイ
「
おっと。お嬢様から頼まれごとがありました。話の途中ですが失礼します
」
戦場アナ
「
ちょっ、今何かヤバいこと言いかけませんでしたかッ!?
」
戦場アナ
「
メイさーん!?
」
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