No-20 トラック野郎Ａチーム（仮）

「あ、佐川さん、佐川さん、ボク20cm×20cmで納まるから、適当なスペースでいいﾖ。」

「……（何かを必死にアピール）」

「なにか忘れてる気がするけど、きっと問題ないﾖﾈ」

「で、Aチームなら、ユーティさんはハンニ……（ｹﾞﾌｹﾞﾌｹﾞﾌ）……エンジェルだﾈ！」

「うん、トラックの私の部屋もそのままみたい。嬉しいな♪

准教授、消えたと思ったら、こんな怪しい自律兵器を……
有機物っぽいから、煮たら食べられるかしら？
生体兵器っぽいから食べられるよね。むしろ、食べる。
新しい面子も増えたし、歓迎会と洒落込みたいな？

（その辺りに生えていた適当なキノコと野草を摘み、ホットプレートで炒めだした。味付けはオイスターソースのようだ）

あとはたんぱく質を加えて、と（アリクイを見て微笑んだ）」

「…（アリクイを見て絶句している。どうやら見なかったことにしたようだ）」

「（図面を書いてはぐしゃぐしゃと丸めている）ああ、とりあえずユーティーちゃんはカーテン奥の個室な。後の野郎共は4つしかないベッドを奪いとらにゃ寝るとこねーぞ。助手席なら空いてるけどな」

「暖かいお布団はある…かなぁ？

とりあえずー…ベッドよりも敷布団を希望したいかもぉー…？」

「ユーティお姉ちゃんが3さらっとメタ的な事を言った気ｇ…なんでもないよー？

…ぁ、本当に紅一点だ。」

「っと、挨拶が遅れた。よろしくな。まァ前衛は俺にまかしといてくれ」

「アリ・・・クイ・・・？」

「名前募集？　別にAチームでいいんじゃねぇの？　となると、リーダーのユーティは大佐でハンニバルか。ハハハ、そりゃいいや」

「えーと…　このアリクイと言い張っている謎のクリーチャーは改造、もとい強化しちまっていいのかね」