No-196 ヤクルト販売中

「本当にこれ、甘いんかよー。薬とかじゃねえの……？」

「（ごきゅっごきゅっ）」

「……やっべえ、うめえ。な、なんつうの、新感覚ドリンク？」

「ふうん……今度やってみよう。
青いヤクルトがダメなら、緑色なんてどうだい？
きっとピンクとかはありそうだからね。」

「限定モノで次が来る…。
そういえば、昔、透明なコーラや言うて、タブクリアやっけ？
大々的に売り出したけど、すぐに無くなってもうたのがあったて聞いたで。
そんな感じなんかなぁ。」

「それにして、ヤクルトの牛乳割り、なんか聞いてたら美味しそうやね。
ちょっと今度試してみよかな！」

「（アンシアさんへ）ええ、また新しい商品を開発していくわよ！アイデア募集中！
ペプシ…な、なんのことかしらー」

「（こがねさんへ）まだ少し残ってるけどね、それが最後になっちゃったわ
色を変えてみるかぁー。それもいいかもしれないわね
でも赤とか緑って聞くとかき氷を思い出すわ。なつかしい」

「（ハムさんへ）あら、うれしいわぁ。たくさん飲んでいってちょうだい
頂くものはあとで頂くから、今は気にせずどんどんと！うふふ」

「（プラム小梅さんへ）ええ、ごめんなさいね。せっかく気に入っていただけたのに…
効果については昔木之下さんがそんな事を言っていたから書いてみたんだけど、それがいけなかったようだわ…」

「あら手作りのチョコレート？すごーい！私も食べていいわよね？
いただいちゃいます。…甘くてとってもおいしいわ！
なんだか甘い物を食べたから元気がでてきたわ！ありがとう！またこれで頑張れます」

「そろそろこの場所も出口が見えてきたな…
次の場所は自然が多いと聞いたが、もしかしたら小豆のようなものがあるやもしれぬな。
やる気を出すためにも、レディ殿、戦前にヤクルトを一本頼む。」

「えっ…えっ…？？ヤクルトブルーが発売中止…ッ…！？
えっ。なにか闇取引とかあったんですか…！？（びくびく）」

「い、いえっ。そんなっ…。小梅さん…！
何かの縁、ヤクルトの縁ならなおのこと大事で…！
「！？」」

「えっ、うわっ…！大層なものが…！？（あわあわ）
包装紙に包んでいただいてるものは…チョコ…ですか…？
手作りだなんて…あ、ありがとうございます！小梅さん！
ありがとうございます！有難く頂きます！（ふかぶか）」

「先…約……？（高級ヤクルト…？
VIP専用で一般民には手が出せないとか…。
そ、それともヤクルトの容器に小麦粉のような粉を
ヤクルトに詰め込んでいるワケじゃ…）
…………。（深刻そうな表情でヤクルトをみつめる）
あ。あの。お、俺…。
お金とかもってないっすよ…？＞ヤクルトレディ」